2011年09月15日

中秋の名月いろいろ

十三夜、小望月の月見ときたら、次は十五夜満月の中秋の名月のお月見ですね。

スッキリと綺麗な中秋の名月が見られたと思います。
そのスッキリとした中秋の名月の時間の経過による見え方の変化は私の月写真の本家ブログ「銀河鉄道の月」の記事を見てもらうとして、こちらではちょっと違う表情の中秋の名月をお届けします。

この日、東京では少し雲が流れたりしてまた違った表情を見せてくれたんですよ。

まず、大井町の某所から撮影した、ほんのりと赤く染まるビルの向こうに登ってきたばかりの中秋の名月です。
夕暮れの街の中秋の名月

ここからは羽田空港から飛び立った飛行機が月の前を通過するのがみられるときもあって、まだ月の位置が高くないので期待していたら、キターーーーーー!
もうちょっと暗めに取ればもっと飛行機の姿がはっきりとしたでしょうが、シャッタースピードの変更が間に合わず、こんな漢字です。それでもほぼ真ん中!
名月の真ん中に飛行機

ここから大崎駅付近の歩道橋に移動して中秋の名月をロックオン!
今度の狙いは新幹線。と思っていたら、上りの新幹線と下りの横須賀線とのダブル。
ちょっとゆっくり目のシャッターで列車を光の帯にしてみました。
月の周囲にはちょうど雲があって光冠が見えています。
通りすぎて静になるまでをカーソルを乗せて、クリックして御覧ください。


そして22時前に夜の散歩に出かけて出会った中秋の名月は流れる雲の中を泳ぎながら雲を彩っていました。
鮮やかな光冠をカーソルを乗せて御覧ください。


23時半頃の中秋の名月です。月の左下に斜めに線があるように見えるのは隣の家です。
ちょうど私の部屋から見えてきた頃だったんです。もう寝なければ起きられない!と光冠が見えていたのにちょっと雑な撮影でした。
中秋の名月と光冠

中秋の名月で終わりにしようと思ったのですが、この勢いで次回は翌日の十六夜をお届けしちゃいます。

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2011年09月14日

東京スカイツリーと小望月の月見

中秋の名月前日の9/11(日)はいろいろと検討しました。
月と一緒に見るものは何がいいか、それが見えるのはどこか、カシミールというソフトを駆使してそして決めたのが、サンシャイン60の屋上展望台から東京スカイツリーの左側から上ってくる小望月を撮る、ということ。
あとは天気次第。

この日の月の出は17:01(東京)。月の出の時刻にすぐに見えてこないのはわかっていたのですが、こんなに雲があると期待も出来ず。これは17:20の空です。
でも、よく見てくださいね。またもや反薄明光線が右からも左側からも東側の1点に向かって集まってるじゃないですか。しかも反薄明光線がしっかり雲に影を作ってますよ。
集まっている場所よりもちょっと右寄りがツキが上ってくる予想ポイントです。
集まる反薄明光線

この直後、スカイツリー付近をじっと見ていると雲の中から静かに顔を出し始めました。
左上にぼんやりと丸いものがわかりますか?それが小望月です。
東京スカイツリーと小望月

せっかくなので反薄明光線と東京スカイツリーと小望月です。
でも、月の位置がよくわかりませんよね。上の写真から大体の位置をつかんでその付近を見てみてください。ちゃんと写ってますから。
反薄明光線と小望月

東京スカイツリーと雲にはいる小望月17:27 見てる間に今度は上に広がる雲の層に突入です。
またしばらく見えないなと、魅力的な風景が広がっていた西の空側にちょっと浮気しちゃいました。


雲に入った月とは反対に、今にも雲の中から出て来る太陽から地上へと光が降り注いでいるんですよ。いやいや、宮沢賢治の言葉を借りれば光のパイプオルガンが奏でられているんです。

ちからのかぎり
そらいっぱいの
光でできたパイプオルガンをひくがいい
                       宮沢賢治 「告別」より

そしてなんとこの写真の左下の方にちょこんとひときわ高い山が!そう、富士山です!
夕景

この秋、最初の富士山です。感動!
富士山
この西の空の模様はもっとお見せしたいことがあるので後日改めてお届けします。

東京スカイツリーと斜め上方の小望月と、浮気をしていたわずか10分ほどの間に、月は案外高くに上っていました。(17:39)
意外とゆっくりそうなんですけど、目を放すとあっという間に移動するほど月が動くのって速いんですよ。じゃなくて地球の自転速度は速いんです。この自転速度に振り落とされずに世界は広がっているんですからすごいことです。


東京スカイツリーの真上の小望月そしてさらにその20分後の18:00。
東京スカイツリーの真上に小望月がやって来ました。
月の出から1時間でこの高さまで登るんですよ。速いですね。


と、小望月はここまでです。

次回、中秋の名月をお届けします。

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2011年09月13日

羽田空港で十三夜の月見

今日から数日間は中秋の名月を愛でることができ、そして「中秋の名月にみんなで祈ろう」にたくさんの方に賛同をいただいた感謝の気持ちを込めて、週末の十三夜からのお月様をお見せしたいと思います。
今回は9/10(土)の十三夜の月。

この日の東京の月の出は16:32。月の出の頃から眺められるところへ行こうと考え、向かった先は羽田空港!
そうです、久しぶりに月と飛行機を撮ろうと出かけたんです。

月の出の時刻を迎えても地表付近はモヤモヤっとしていてすぐには見えてこないのは計算済。見えてきたのは20分過ぎた16:50頃。
うっすらと見えてきた月にピントを合わせてたら飛行機が離陸してきてフレームイン!慌ててシャッターを切りました。
JAL機と十三夜の月


見えてきた十三夜の月こんな高さに見え始めました。わかりますか?
クリックしてみてくださいね。


離陸する飛行機の数の多さから月の前を通る飛行機もあるだろうと狙い続けました。
復活したJALの鶴丸マークの飛行機が飛びたち、惜しくも月の上を通過。
鶴丸JAL機と十三夜の月


これなら飛行機が月にかぶさってくれるに違いない、そう思い日が暮れるまでいや、暮れても待ち続けました。
飛ぶ飛行機、飛ぶ飛行機と狙い続けるのですが、なかなかうまく行きません。
十三夜の月と飛行機


ベア・ドゥと十三夜の月なかには離陸した飛行機の向こうに、先に離陸して旋回中の飛行機が写ったり、エア・ドゥ10周年記念特別塗装機「ベア・ドゥ」も飛んで行きました。それでも月の近くで月の前を横切ってくれません。

2機の飛行機と十三夜の月


待てども待てども月の前を通過してくれません。
そして月の前を横切った!というのがこの写真だけなんです。離陸直後にいい大きさで横切る写真はまたもお預けです。
月の前を横切って


ポケモンジェット「ピースジェット」が駐機中だったので、移動して十三夜の月とコラボレーション!駐機中となれば離陸。離陸したポケモンジェットと十三夜の月。そして、上空で旋回して、月の近くに来たポケモンジェットです。
ピースジェットと十三夜の月


そして徐々に日が暮れていく羽田空港。
月はどんどん高くなり、離陸する飛行機の高さ、旋回する飛行機の高さからも離れて行ってしまいました。
夕暮れの十三夜 日が落ちた空の十三夜


この日の撮影はここまで。
最後に明るい空のお月様をドカン!とお見せします。
十三夜の月


いかん、月写真の本家「銀河鉄道の月」よりもたくさん月の写真を載せている(^^ゞ
タイムリーなのは「銀河鉄道の月」ですので、日々の月が見たい方はこちらをどうぞ。

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2011年09月12日

中秋の名月

みなさん、中秋の名月でお月見しましたか。
私は6時に会社が終わるとすぐに飛び出して、よく見えるところに撮影に行きました。
今日の空はここ数日間よりもスッキリとしていて十五夜お月様がとてもはっきりと見えていましたよ。

55DSC57783.JPG


みなさんの空の中秋の名月はいかがですか。
被災地の北関東から東北地方にかけては雨や雲の多いあいにくの天気のようですね。
でも、中秋の名月を見て心を洗わなければならないのは被災を免れた私達。
復興に対してしっかりと見届け、新たな日本の姿を造りあげていかなければならないのだと思います。

宮沢賢治は「農民芸術概論綱要」の序論のなかで

世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない
自我の意識は個人から集団社会宇宙と次第に進化する
この方向は古い聖者の踏みまた教へた道ではないか
新たな時代は世界が一の意識になり生物となる方向にある
正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである
われらは世界のまことの幸福を索ねよう 求道すでに道である

と説き、さらにその 結論で

……われらに要るものは銀河を包む透明な意志 巨きな力と熱である……

と説いています。
災害発生時には「雨ニモマケズ」が必要だったかもしれません。
今、復興へと向かおうとしている時、皆さんにこの「農民芸術概論綱要」を読んでいただきたい。そして考えていただきたい。
青空文庫のページへのリンクを掲載します「農民芸術概論綱要 http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/2386_13825.html

政治家もマスコミも東京電力や電力関係者もみんな、自分たちの利益ばかりを考え足の引っ張り合いをするよりもまず読んで感じて考えてください。
芸術論じゃぁ、と言わずに読んでみてください。芸術と言っていますが、その奥に見え隠れしている思いを感じ取ってください。

中秋の名月が十五夜満月となるのは実は数少ない珍しいことなんです。今年から3年間はそうなりますが、なかなかありません。
ということは、この3年間が勝負だと思います。
みんなで力を合わせ、意識を合わせ、復興へと思いを向けましょう。

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2011年08月08日

月と雲

流星群の季節なのですが、すっきりしない東京の空が続いています。
昼間はそこそこ晴れていても夕方頃から雲が広がり、雨が振りそうでふらなかったり、かと思えば雨が降ったり止んだりで、夜空がまともに見られず、せっかくの真夏の夜の夢の天体ショーもお預け状態です。

でも、こんな合間に撮影した月の写真をお届けします。
撮影したのは8月4日(木)。

会社帰りのしながわ中央公園で月の撮影をして空を見上げていたら、雲の形が面白かったので雲も入れて撮影してみました。私にはこう見えるという主観ですので、皆様はお好きなように見てくださいね。

月と鳳凰
ちょっと鳥?みたいに写ってますけど、肉眼で見たらもっと鳥らしく、インスピレーションで鳳凰と湧いたんです。
月と鳳凰


月とウミガメ
上の雲が少しずつ姿を変え、ウミガメになりました。
あまり変わらないと言われそうですけど、上の写真より前足と甲羅がしっかりと見えませんか?
調べてみると、中国神話に霊亀(れいき)と呼ばれる生き物が!
なんでも、背中の甲羅の上に「蓬莱山(ほうらいざん)」と呼ばれる山を背負った巨大な亀だとのこと。撮影した写真を見なおしてみたら甲羅に乗っけてましたよ、蓬莱山!
カーソルを乗せてご覧ください。


月と麒麟
上の雲が流れながら姿を変えて行くとあれ不思議!伝説の麒麟(きりん)の姿に変わりました。
月と麒麟


不思議じゃありませんか?鳳凰から霊亀、そして麒麟へと、中国の伝説上の生き物が一つの雲から形作られました。
鳳凰・麒麟・亀・龍は古代中国の神話等に登場する四霊と呼ばれているのですが、龍がいない!
鳳凰の前にひょっとしたら姿を表していたかもしれないのですが、別の日に見つけましたよ。
月が龍に乗ってるところを!
この雲、龍に見えませんか?
これは8/6(土)に皇居東御苑の上空に見つけました。青空が見えていますが、遠くに雷の音が轟いていました。
見にくいですからカーソルを乗せて月を見つけてください。


これで四霊の揃い踏み。
麒麟は信義を、鳳凰は平安を、霊亀は吉凶を予知し、竜(りゅう)は変幻を表すと言われています。今の日本に何かを暗示していると思いませんか?

「ほんとうに、こんなオホーツク海のなぎさに座(すわ)って乾(かわ)いて飛(と)んで来る砂やはまなすのいい匂(におい)を送(おく)って来る風のきれぎれのものがたりを聴(き)いているとほんとうに不思議(ふしぎ)な気持(きもち)がするのでした。それも風が私にはなしたのか私が風にはなしたのかあとはもうさっぱりわかりません。またそれらのはなしが金字の厚(あつ)い何冊(さつ)もの百科辞典(ひゃっかじてん)にあるようなしっかりしたつかまえどこのあるものかそれとも風や波(なみ)といっしょに次(つぎ)から次と移(うつ)って消(き)えて行くものかそれも私にはわかりません。ただそこから風や草穂(くさぼ)のいい性質(せいしつ)があなたがたのこころにうつって見えるならどんなにうれしいかしれません。」(宮沢賢治 未完の童話「サガレンと八月」より)
というように、雲を見て私が感じたものはこういうものですから、みなさんはみなさんなりに風や雲や月からいろいろなものを写しとってみてください。


おまけ
7/4の夜に撮影した月の写真です。
こちらは想像上の生き物ではなくてしっかりと天体観測しています。
月の左上におとめ座のスピカ、右上の太陽系の惑星・土星が輝いていました。
月とスピカと土星


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2011年07月16日

十五夜・満月と戯れて

7/15(金) この日の月の出は18:49。
18:45頃から、前日と近い場所でスタンバイして月の出を待ちました。
月の出の時刻になっても建物が多いので見えないのは織り込み済み。どのくらいしてどこに見えるのかが勝負。
反薄明光線の収束点東の空を見ていると、昨日ほどではないがうっすらと反薄明光線が収束しているところを発見!
満月は日の入りの位置とほぼ正反対の方向から登ってくるから、この収束点付近からに違いないとその周辺にじっと目を向けていました。


顔を出した満月そしてむかえた19時。収束点のあたりのビルの間から満月がゆっくりと顔を見せ始めました。15日は悠真の誕生日ですから、甥っ子へのプレゼントかも?


クモにとらえられた満月この日の撮影場所の目の前でクモが一生懸命に巣を作っていて、右へ左へ上へ下へと動き回っていました。
これはうまく写真に収めるしかないと、狙い始めたはいいのですが、月とクモの大きさと位置によってなかなかうまくとらえられません。ましてじっとしていないクモ相手ですからね。
そして狙い続けてほんの一瞬、クモが十五夜満月を捕まえちゃいました!
ちょっとピントが甘いのですがご覧ください。


以上、ここまではPanasonic LUMIX DMC-TZ10で撮影しました。
ここからはSONY α55 + SIGMA 18-200mm F3.5-6.3DC です

この日、会社には一眼は持って行っていなかったので、家でのんびり見えてきたときに撮影するかなんて考えていたら、部屋から見えてくるのは1時過ぎ!とても起きていられない!と寝ることに。
ところが・・・

を回った頃、フト目が覚めました。窓の外には月明かり。
満月さんから声がかけられたんだ!と、布団を抜けだして撮影開始。

車にいい香りを撮影している間じゅう、それほど大きくない雲が月の前を次々と通過。
流れる雲と月を見て、捕らえた一瞬。
満月の招待は、雲を目の中に取り込んであたりを見回しています。


簾の向こうの満月部屋にかかる簾の向こうに十五夜お月様!


そしてグリーンカーテンとして活躍してくれているゴーヤとのコラボレーション。
それは・・・
手のように広がるゴーヤの葉に満月が捕まったようです。
カーソルを乗せてご覧ください。


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2011年07月15日

反薄明光線と小望月

7/14 この日の月の出の時刻が18:06なので、仕事を終えて会社をでれば、上ってきた月に出会える絶好の日。

赤く染まる街と小望月18時半過ぎに会社近くの品川区役所そばの東の空が開けたところへ行くと、もうすでに満月間近の小望月が、夕方の光を浴びて街が赤く色づく中を上ってきていました。


反薄明光線と月月を眺めていたらちょっと左の空に明るいところと暗いところを発見。もしやこれは・・・ともっと左に目を向け東の空全体を見ると、ある一点に向かって暗い部分が集まっているじゃないですか。間違いなく反薄明光線!


反薄明光線というのは太陽が雲に隠れているとき、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、太陽と正反対の方向に光線の柱(光芒)が放射状に収束して見える現象のことです。太陽の周囲にできる薄明光線とは逆。裏後光(うらごこう)、裏御光(うらごこう)とも呼ばれます。

太陽と雲のいたずらちょうど、撮影していた所の真後ろに路地があり、夕日が見える場所だったので、振り返って太陽の方を撮影してみると、ちょうど太陽を境にして雲が広がっています。雲のない部分が月の側、雲のある部分が暗い部分つまり影の部分ということになります。


反薄明光線の縁を進む小望月日が沈むにつれて、反薄明光線が東の空に収束していく様子がはっきりしてきました。ちょうどその縁を進むかのように小望月がゆっくりと上っています。


時々刻々、反薄明光線は変化し、地面に近い部分の色も藍色に変わっていきます。
カーソルを乗せてご覧ください。


西の空を見ると空に光芒が伸びているのがはっきりと見えたのですが、東の空の反薄明光線は薄く見えにくくなっていきました。
カーソルを乗せてご覧ください。


反薄明光線がはっきりしなくなった時点で撮影をやめ、家路に。とその前に、自転車を止めてあるしながわ中央公園の付近で太陽の方向の光芒を撮影。
カーソルを乗せてご覧ください。


今回の写真はPanasonic LUMIX DMC-TZ10で撮影したものです。

こんな風に西の空から光の帯が伸びて、東の空に向かって伸びていくんですよ。
でもこれは、曲線を描いているんじゃなくてまっすぐに光の帯が伸びているんですからお間違えなく。
これはまっすぐ平行に走る線路が遠くになると1点に集まっているように見えるのと同じことなんです。

この現象は、地上から見た太陽の角度が低い早朝や夕方の日の出や日の入頃にしか見られません。
また、太陽光線をさえぎるくらいの厚みがあって、かつ切れ間のある雲の発生が必要。さらに、雲を構成する水滴(雲粒)よりも小さく、目に見えない水滴が多数浮遊した状態が、空全体に全体に分布していないと見えない現象なので、ちょうど湿度が高めの今頃が見るには条件的にも揃っている時期です。

宮沢賢治はよく歩いていた人だから、「こういう空を何度も見て、いろいろな心象スケッチを描いていたんだろうな」「もし、賢治の生きていて時代にデジタルカメラが存在していたら、どんな写真をとっていたのだろう」などと思いを馳せていました。
光芒を「光のパイプオルガン」と表現していますが、確かに天上でメロディを奏でているように思えます。
いろいろなことを見て、いろいろなことを知らなければ、表現の豊かさは生まれない。
次代を担う子供たちにはいろいろな経験をし、幅広い知識を身につけて欲しいですね。

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2011年07月14日

浅草寺と九夜月

7/9のほおずき市の話題ではありませんが、夕方の空に顔を出した九夜月のお月見を浅草寺でしていたのでお届けします。

雷門と九夜月浅草寺といえば雷門。
正面から!と思いましたけど、月が見えるのは仲見世側からなので、雷門の裏側から月と撮影。


ほおずき市の屋台と九夜月ほおずき市の屋台と九夜月
例年なら白熱電球が灯り、明るい屋台なのですが、今年はこのとおり。
でも、電気のない時代はこんな雰囲気だったんだろうなと思うと、今って贅沢してるよなと思うばかり。
月明かりでほおずき市を楽しむのも風流じゃないか。


五重塔と九夜月五重塔と九夜月
戦後再建された五重塔とはいえ、やはり伝統のある建物というのは月とよく合います。
五重塔の相輪の上に旧夜月が来た時を狙ったのですが、撮影できるちょうどいい場所が見つかりませんでした。


聖観音菩薩像と九夜月聖観音菩薩像と九夜月
享保5年(1720年)に建立された像です。
チラッと見えるのは五重塔の相輪です。


宝蔵門と九夜月
暮れ掛けた空に浮かぶ白い雲、と行きたいところですが。雲ひとつない空。
浅草寺の宝蔵門の上に旧夜月が浮かんでいました。
よくみると宝蔵門のてっぺんに数羽の鳩が!君たちもお月見か?
カーソルを乗せてご覧ください。


おまけ
この日、家に帰ってから、部屋から見えた月を撮影。そして天体観測。
月から真横に目を移すと小さな点を二つ発見。
月の近くがおとめ座のスピカ、もう一つが土星でした。
この写真でわかりますか?
月・スピカ・土星


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2011年06月16日

残念な月食。それでもお月様

みなさんのところでは6/16の明け方の月食は見られましたでしょうか?
私も楽しみにロケハンをして月が沈んでいくだろう地点に目星をつけ、目覚ましを3時にセットし、すぐに出かけられるように準備を整えていました。
ですが、この日は一日中曇り空で、その後も曇の予報でしたから天気だけが心配でした。
そして3時に目覚ましのアラームが鳴り、窓を開け空を見てみると空は真っ白というのか雲が一面に広がり月が見えそうな余地がどこにも見当たらず。これは駄目だとあきらめて早々に寝てしまいました。

でも、これじゃ記事にする意味がありませんよね。

月が沈む位置を推測するにもまずどの時間でも月の位置がわからなくてはいけませんから、曇り空の中、月は見えないかと22時からお月見散歩に出かけたわけです。
空をみあげても見えるのは雲ばかりで、あきらめながらも30分以上西の空がひらけている場所を探しながら歩いていると・・・
空に明るいところを発見。明るくなったり暗くなったりを繰り返していたので、間違いなく月があそこにいる!ほんのちょっとだけ明るい部分がわかりますか?
月のあかり


ちょっと見ているとびっくり!お月様が息を吐いて雲をどかしにかかりました!
もう一息!がんばれ!
カーソルを乗せてご覧ください。


そしてついに雲をどかしてほんのちょっと顔を出してくれました。
あと7時間ほどで満月となるまさに満月直前のお月様です。
顔を出してくれたほぼ満月


お月様の表情も撮らなくちゃとカメラの設定を大慌てで変え、静かに微笑むお月様を撮影しましたよ。
静かに微笑むほぼ満月


それでも雲がお月様とどうしても遊びたがって、離れてはくれないんですよね。
お月様も優しいから無下に断れず、お付き合いしてあげるんですよ。
それで見えたり見えなかったりをずっと繰り返していました。
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


こんなふうに雲と戯れるお月様と戯れていたのですが、雲に隠れている時間のほうが長かったんですよ。それでも、わずかな望みを託して3時に目を覚ましたのですが残念な結果でした(あきらめが早過ぎるという感は否めませんが・・・)
でも、次は今年の12月10日の夜です。23時半頃に食の最大をむかえますので条件は最高な状態です。これを楽しみに半年待ちましょう!

「気も知らず 雲とたわむる 梅雨の月」
「梅雨の月 いつ顔だすかと 気をもんで」
「梅雨の月 雲の隙間に ツキがあり」


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2011年05月18日

雨上がりの満月

5/17は満月でした。みなさんは見られましたか?
東京では夕方から降ると言われていた雨が、午後3時前には降りだし、天気予報でも雨が強まるとのことだったので今晩の満月は拝めないのかなぁと、なかばあきらめていました。
ところが、6時過ぎに会社を出ると雨は小降りに。
買い物をして7時過ぎに家に着く頃には雨が上がり路面も乾きだしていました。
それでも空には分厚い雨雲が居座り、まだ雨が降るかもしれないし、見えるかどうか微妙な雲行き。
雨も降らないまま、10時頃になり、私の部屋から雲が勢い良く流れているのが見え、これなら見えるかもしれないと、夜の散歩にでかけました(私の部屋からはこの時間の月は見えない位置です)。

近所の緑道公園に行き、満月のありそうな位置に目を向けると、流れる雲の中にぼんやりと明るい所を発見!そう、月明かりです!あの位置に満月が!
雲さん、恵みの雨をありがとう。もうちょっとだけ満月さんを見させて。
満月さん、もう少しがんばって。
雲の中の満月
5/17 22:20


その後、流れる雲の合間に少しずつ明るさが際立つようになるのを繰り返すようになりました。
そして、撮影を始めてから20分後。ほんの一瞬、ボヤーっとした中に満月を発見。
ヤッター!今月は満月を撮影できた、とひとり歓喜!
ボヤーっとしたなかの満月
5/17 22:37


でも、これならもうちょっと待てばもっときれいに見えてくるに違いないと、この場でじっと待つことに。
流れる雲に見え隠れする満月を眺め、被災地のこと、原子力発電所のこと、これからの日本のこと、子どもたちのことなどいろんなコトを祈りながら眺めていると、雲の流れも早くなり少しずつ満月が顔を出すことが増えてきて、待つこと約20分。雲はかかっているものの満月さんの姿をはっきりとキャッチしました。
5月の満月
5/17 22:56


携帯でも撮らなきゃ!なんて思ったら、「バッテリー残量低でカメラを起動できません」だって。もう11時だし家に帰ろうと、携帯はあきらめ帰宅。
ブログにアップするより早くツイッターでつぶやいて、満月で検索するとたくさんの人が満月を見てるんですね。日本全国津々浦々。それぞれにそれぞれの思いで見上げていましたけど、間違い無くその瞬間はみんなが繋がっていることの証ですよね。

そんなことをしているうちに日付が変わり、ようやく満月が私の部屋から見える位置にやって来ました。さっきよりもはっきりきれいに見えていたので、見てから寝るつもりが撮影会に。
午前1時の満月です。
雲がかかっていない久しぶりの月がきれいな満月です。
上の写真とは違う望遠レンズで撮影してます。
すっきりときれいな5月の満月
5/18 1:00


月を眺められることに感謝しながら、ちょっと充電した携帯で撮影し、ツイッターでつぶやき、カメラで撮影し時間は過ぎる。
そして今回いちばんキレイに撮れた写真を撮影した月のサイズをそのままにまわりをトリミングしてお届けします。クリックしてみてくださいね。
満月
5/18 1:38


月明かりにサボテンもう寝ようと思って、布団に入りかけたら、窓辺のサボテンの無効に月あかり。これは撮らなくてはと、布団に入りかけてまた起きて、満月恒例かわかりませんけど、マイサボテンと窓に差し込む月明かりのコラボレーションを撮影。
撮影してたら月明かりが暗くなったので、またまた窓を開けて眺めてみると・・・


またまた月が分厚い雲に覆われ始めてたんですよ。
それでもちょっと見ていると雲の切れ目からチラッチラッと顔を見せていて、よく見ていると、雲が流れていくので、雲間から漏れてくる月明かりの位置が少しずつ移動して行く様子が、龍が空を泳ぐようにも見えるし、お迎えが来てかぐや姫が月に帰ってしまったかのようにも見えたわけです。この写真だと分かりにくくてごめんなさい。
龍のような月明かり
5/18 2:01


月が顔を隠したのは、「時間が時間だから撮影はこのへんにしてもう寝なさい」というお言葉と受け取り、布団に入るとあっという間に朝でした。

この日の東京は色々な汚れが漂っていたのでしょうね。
満月が姿を見せるまでに浄化の雨が降り注ぎ、まさに露払いの役割を担ってくれたのではないでしょうか。
これからの時代はしばらくは過渡期で多少の混乱はあるでしょうが、間違いなく私利私欲ではなく、手を差し伸べること・手を取り合うことが必要であり、他人を思いやる時代へと変わっていくのだと思います。
みんなで明るい気持ちで、明るい未来を描いていきましょう。

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2011年04月01日

4月の暦

こちらに移転引越しオープンです。
はじめの記事は月初恒例のお月見情報です。

2011年4月に見られるお月様を中心とした天文現象をお届けします。
お月見・天体観測にご利用ください。
惑星との接近については基本的に肉眼で見られそうなものだけをお届けします。
ただし天文現象の時間は東京標準です。

4/3(日) 新月

4/7(木) 日没後の空で細い月とプレアデス星団が接近

4/11(月) 上弦

4/18(月) 満月

4/25(月) 下弦

今月はとても静かな月の周りです。
今、東京では節電のため町は暗めです。ということは夜空を見るといつもよりも星が見えるかもしれませんよ。
ゆっくりと月を眺め、星を眺めてみてはいかがですか。

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