もう1週間前の日曜日の話になります。
天気も悪く、雨が降るとの予報だったので、撮影に行って雨にふられるのも嫌だったので悠真の家に遊びに行きました。
家の中で遊んだりしていたのですが、雨も降らないので、公園に行くことに。
近所の公園には今、悠真がとても興味津々のものがあるというので二人ででかけました。

今一番興味があるもの、それがこれです。わかりますか?
ナミテントウの抜け殻です。
抜け殻だけでなく、羽化中のナミテントウもいるのでその様子を見たがってるんです。

悠真とナミテントウが蛹から出てくるところをじっくりと見ていました。
実は、この私もテントウムシの羽化に遭遇するのははじめてだったので、何気に興奮しちゃいました。
セミやトンボは頭を上にして羽化しますけど、テントウムシは頭を下にして出てくるんですね。不思議だ。
羽化してくる様子を悠真と私の声入りの動画でお楽しみください。
動画の中から3シーンほど切り抜いてみました。
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。
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ナミテントウって、知っているとは思いますけどご紹介します。
甲虫目 カブトムシ亜目 テントウムシ科
よく目にするもっともポピュラーなテントウムシ。
光沢があり、非常に色鮮やかで、小さいがよく目立つ虫。
ナミテントウの上翅の模様(斑紋)には、様々な種類があります。
四紋型、二紋型や紅紋型、斑紋型などさまざまな模様を持つものがいます。
アブラムシを食べるので、益虫とされてます。
ナミテントウの背中の斑紋は上の説明にも書きましたが一定ではなく実に様々。
悠真と公園でいろいろ探してみました。
こちらは斑がたくさんあるタイプ。
左は羽化したてで色が定着してませんがおそらく紅型になると思います。
真ん中は黄色い部分がもうちょっと赤くなるのではないかと思いますが、紅型です。
ゆうママと悠真が図書館でテントウムシの本を借りてきて、お気に入りになったのがこの紅型で、「見つけたよ」と声をかけると「べに?べに?」と「べに」ばかりを楽しみにしています。
一番右が斑型と呼ばれるタイプです。


こちらは斑が少ないタイプ。
左が変形四紋型、真ん中は変形二紋型ですが勝手に名づけて人面型、右が変形四紋型に近い四紋型

もっとじっくり探せばいろいろな型が見つかったでしょうけど、暴れん坊の悠真と一緒ですからね。じっくり見ているような見ていないようなです(^^)
私がテントウムシの写真を撮っていると、カメラの前で砂を散らすんですよ。
そして写真に撮れたか?と聴くんです。普通、細かな砂ははっきりとは写りませんよね。
ちょっと茂みの暗いところだったのでフラッシュを焚いて撮影してたら・・・
砂が光って線のように写りました。

これには悠真も大喜びで、何度も何度もカメラの前で砂を散らすんです。
さすがにバッテリーが・・・とは思いましたが、悠真がひらめいて遊びはじめたことですから、ギリギリまで楽しませてあげようとお付き合いしてあげました。
思いがけずこんな風に写ればだれだって楽しいですよね。
ちゃんとテントウムシに当たらないように離してましたからご安心ください。
子どもの発想って面白いですよね(^^)

こんなにテントウムシに興味を持っている悠真ですが、ちょっと前は虫を怖がって触ろうともしてなかったんですよ。ダンゴムシやアリが大好きだったのに、一時は虫を怖がって、このまま虫嫌いになるのか、しばらくすれば戻るのか興味があり、無理に触らせることもしないでみんなで見守っていたのですが、なんとも簡単に虫嫌いが解消されてしまいました。
子どもの興味も日々変わるように、こういうことも日々のように変わるんですね。
来月にはもう4歳。
身長も伸び、なぜなぜ期も真っ只中、言葉もたくさん覚え、ひらがなもいつの間にか読めるようになり、自分の好きなもの嫌いな物もいいだし、あの赤ん坊だった悠真の面影から幼い子供へ、そしてやんちゃな男の子へと変わってきました。
虫の羽化も不思議ですけど、それ以上に子どもの成長は不思議がいっぱいですね。
これからは今までとは違い、容姿だけでなく人間としての成長も積み重ねていく様になるのですよね。
ますます楽しみです。
「おじちゃん」って言ってくれる悠真の声がたまらなく嬉しいおじバカなおじちゃんの財布のひもは緩みっぱなしです。
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