2017年01月20日

野鳥を追う・小石川後楽園

今回は小石川後楽園で見かけた野鳥をお届けします。

まずは、この野鳥。さぁ何という鳥でしょう?
何という鳥だ?

この鳥は、ジョウビタキのメスです。
オスは翼が黒いのですが、メスは淡褐色をしていて、オスにもメスにも白斑があるのが特徴です。
ジョウビタキのメス

この鳥がなんという鳥かは、すぐにわかりますよね。
カワセミ(翡翠)です。
カワセミ

池に飛び込んで何かをくわえて戻ってきました。どうもザリガニなどの甲殻類を捕まえたようです。
器用にゴクンと飲み込みました。
カーソルを乗せクリックしてご覧ください。


カワウが翅をバタバタと広げている横でカルガモが毛づくろいをしていました。
カワウ

このカワウを見ていて、もしかして飛ぶ?となんとなく思ったので、狙い続けていると、態勢を低くして飛び立ちました。ピントはいまひとつでしたが、なんとか追いかけました。
飛び立つカワウ

カワウが飛び立った近くにはオオバンもいました。
オオバン

オオバンと入れ替わってハシビロガモのメスがやってきました。オスは見かけないけど?
ハシビロガモのメス

他にシジュウカラ、メジロなどもいたのですが、タイミングよく撮影できませんでした。
今の時期は冬鳥としてやってくる鳥が多く、木々も葉っぱがないなど野鳥を見るにはいい時期です。
寒さ対策をして見つけに出かけてみてください。

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2017年01月19日

咲き始めた早春の花:小石川後楽園

今年の成人の日1/9に足を運んだ小石川後楽園での写真を2回お届けします。

あちこちで早咲きの梅の花が見頃になってきていますね。
小石川後楽園でも梅が咲き、冬から春への季節の移り始めを感じられるようになりました。
今回はまだ花が少なかったので一つだけ。
光圀というなの白梅です。
白梅・光圀

ロウバイです。
ロウバイ(蝋梅) ロウバイ科
開花時期は、12月下旬〜3月上旬
ウメとはまったく無関係。花の中心が赤みを帯びています。
中国名も蝋梅であることから和名に。蝋細工のような花から「蝋梅」、蝋月(陰暦の12月)に梅に似た花を咲かせるところから「蝋梅」と呼ばれるともいわれています。
蝋梅

ソシンロウバイ(素心蝋梅)
花全体が黄色で中央部の色の変化のないロウバイです。
ソシンロウバイ

まだまだ寒い日が続きますが、自然界は春へと歩を進めています。
頑張って冬を過ごしましょう!

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2016年09月16日

サギが飛び、カワセミも飛ぶ・小石川後楽園

今回も小石川後楽園で撮影した写真をお届けします。
今回は野鳥写真です。

小石川後楽園のおおきな心字池にはコサギやダイサギ、アオサギがよくいます。さらにカワセミが巣を作っているようでよく見かけ、カワセミを追いかけるカメラマンがたくさん来ています。
今回もカメラマンが沢山いたので狙っている方向を見たら、岩の上にカワセミが止まっていました。
遠いけど撮ってみるかと思ったら、なんとコサギが近くに飛んできました。
カワセミは詐欺には引っかかるもんかと飛んでいかなくて一安心。
コサギとカワセミ

いろいろなものを撮影しながら一周りして、心字池を眺めていたら、木の上にサギが2羽いました。
くちばしが黄色かったのでダイサギだと思います。
木の上のサギ

つがいかな?と見ていたら、一羽が近寄ろうと飛んだ瞬間、もう1羽も飛び立ち、池上で追いかけっこが始まりました。求愛しようとして近づき逃げられたのか?

「まって〜、まってったら〜」
サギの追いかけっこ1

「嫌よ、嫌なものは嫌なの。ついてこないで」
サギの追いかけっこ2

「アオサギさん、前をごめんなさい。」
「振り込め詐欺か?結婚詐欺か?悪いサギには引っかかるなよ。」
サギの追いかけっこ3

「もういい加減にしてったら。」
この後、別々の方向に飛んでいってしまいました。
この写真は2話にピントが合ってなかなか良く撮れました。
サギの追いかけっこ4

逃げていた方が奥の池の方に飛んでいったので、池に止まっているかなと見に行ったのですが見つけられず。走行するうちに閉園時間のアナウンスがあったので、帰ろうかと出口に向かってまた心字池を通ると、アオサギの方にカワセミが飛んで行くのが見えました。
どこに止まった?と探して、なんとか撮影。さてカワセミはど〜こだ?
アオサギとカワセミ

このカワセミを見ていたら、餌をとりに水に飛び込んでくれました。
遠目ですが連射で撮影しました。雰囲気は楽しんでいただけると思います。
下の写真をクリックしてご覧ください。
なかなか飛び込む瞬間が撮れないのでタイミングとしては良かったんですが、やはりちょっと遠すぎですね。
カワセミの飛び込み

稲穂を楽しみ、キノコを楽しみ、太陽を楽しみ、野鳥を楽しんだ小石川後楽園でした。

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2016年09月13日

ホウキタケ?・小石川後楽園

9/4に小石川後楽園に行って、面白いキノコを見つけてきました。

それがこれ!
土の中からサンゴのように枝分かれしたキノコが顔を出していたんです。
珍しいキノコ

調べてみると、ホウキタケというキノコらしいんです。
ホウキタケ

ホウキタケ(Ramaria botrytis)は、ラッパタケ科ホウキタケ属のキノコの一種。地方によりカブタケ、ネズミタケと呼称される場合がある。
秋頃に雑木林などの地上に発生する。 高さ15cm、径15cmに達する事もあるキノコで、色は全体的に白っぽく、丈夫な円柱状の柄から枝を分け、先端部は多数の小枝の集合体となる。 歯切れが良く、美味なキノコである。(Wikipediaより)

でも、外見が似ている「ハナホウキタケ」「キホウキタケ」が共に毒キノコとのことなので、食べないのが無難なようです。

小石川後楽園ではじめてみましたが、一箇所の小山の周辺にあっちにもこっちにも生えていました。
ホウキタケ

土の中はつながっているのかもしれませんね。
そこかしこにホウキタケ

キノコは見た目が似ている毒のないキノコと毒のあるキノコがたくさん存在します。
生育環境によっては色形からは見分けがつかない場合もありますので、詳しくない方はむやみに食べるのは控えましょう。

ちなみに、どうしてキノコなのに〜タケなの?と思いますよね。
これまたWikipediaから引用します。

日本語のキノコの名称(標準和名)には、キノコを意味する接尾語「〜タケ」で終わる形が最も多い。この「〜タケ」は竹を表わす「タケ」とは異なる。竹の場合は「マ(真)+タケ(竹)」=「マダケ」のように連濁が起きることがあるが、キノコを表わす「タケ」は本来はけっして連濁しない。キノコ図鑑には「〜ダケ」で終わるキノコは一つもないことからもこれがわかる。しかし一般には「えのきだけ」、「ベニテングダケ」のような誤表記が多い。

とのことです。覚えておくと博学〜なんて言われるかもしれませんよ。

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2016年09月12日

水戸黄門案山子が見守って・小石川後楽園

今年も登場、水戸黄門案山子。
水戸黄門案山子

ここがどこかといえば、小石川後楽園のイナダです。
稲をスズメなどから守るためにネットがかけられていますが、黄門様も案山子となって守っています。
今年はいまひとつぱっとしない天気が多いのですが、黄門様がしっかりと守ってくれています。
見守る黄門様案山子

この稲田では毎年、近くの小学生が田植えをして、収穫を行っているんですよ。
すくすく成長して、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」となっています。
実る稲穂

お彼岸の頃に稲刈りをしているので、この風景を見られるのもあと少しですよ。

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2016年03月09日

光に透ける梅

今回は小石川後楽園の梅をお届けします。
梅をお届けするにしても梅の花はすでにお届けしているので、今回はテーマを光として、光に透けた梅の花を撮影しました。
今回は一気にお見せします。

光に透ける梅1

光に透ける梅2

光に透ける梅3

光に透ける梅4

光に透ける梅5

光に透ける梅6

光に透ける梅7

光に透ける梅8

光に透ける梅9

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2014年09月08日

スイレン:小石川後楽園

今回は8月末に訪れた小石川後楽園で撮影したスイレンです。
スイレンは水蓮ではなくて睡蓮と書くのはご存知ですよね。
「睡(ねむ)る蓮」から睡蓮と名付けられたんですよ。
日中に花びらが開き日差しが弱くなってくると閉じます。これを3日繰り返して花の寿命は終わりです。
咲いては閉じて、閉じては咲いてを人間の睡眠に例えて「睡る蓮」→「睡蓮」になったと言われています。

小石川後楽園の内庭の池には睡蓮がたくさんの花を咲かせます。
骨折以来なかなか足を運べなかったので、今年はダメかと思っていたのですが、なんとか間に合いました。
スイレン花盛り

スイレンは花が水面からあまり離れずに咲くので、楽しみがありますね。
上手く葉をよけて水面が見られれば、水に映る花も見られて、美しさが増します。
水に映るスイレン

群生が水面と上手く組み合わさると、水上と水面を楽しめます。
水面をにぎわすスイレン

池にかかる石橋を遠くに眺めながら、広がるスイレンを見ていると、まるで極楽浄土を見ているような感じです。見たことありませんけどね。
昔の人はなんと素晴らしい美意識を持ていたのかと驚かされるばかりです。
美しき日本庭園

次回は久しぶりの東京タワーをお届けします。

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2014年09月06日

稲を守る黄門様

水戸黄門といえばTBSのドラマで、悪代官を懲らしめていました。
現代の水戸黄門はといえば・・・

こんなところで稲を守っています。
稲を守る黄門様

ここがどこかといえば、小石川後楽園の稲田です。
毎年、近くの小学生が田植えをして、収穫を行っている稲を、黄門様がかかしとなって守ってくれています。
すくすく成長して、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」となっています。
実る稲穂

その稲穂を狙ってはいませんが、トンボが休憩中。分かりますか?
トンボ・休憩中

黄門様が守っている稲田ですが、同じように守っているカルガモさん。なのですが・・・
稲に問題はないな、と見守っているかと思ったら、稲穂をパクッ!そして、ガハハハハ!
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


収穫まであと数週間。
子供たちが無事に収穫を迎えられるといいですね。

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2013年02月25日

ジョウビタキ:小石川後楽園

小石川後楽園の梅見の最終回といっても梅の花はしっかりとは出て来ず、野鳥写真になります。

小石川後楽園に着いて、庭園に足を踏み入れると一番に迎えてくれた野鳥がいました。
それがなんとジョウビタキのメス!
皇居東御苑で見かけて初撮影したと思ったらまた見つけました。ということは今まで近くにいたのに気が付かなかった、そういうことなのでしょうね。
出迎えてくれたジョウビタキ池のほとりの斜面をちょこまかと動きまわっていたのですが、こちらを向いて挨拶してくれました。


目立たないように、驚かさないように、低く構えて動かないでじっと見つめていると、ちょこちょこと動いてはこちらを振り返ってくれました。頭がちょっとカクっとしてるんですね。
カーソルを乗せてご覧ください。


梅林に行くとここにもジョウビタキ。メジロが飛び回っていた梅とは反対側のあまり咲いていない梅の周りを動き回っていました。
梅林にいたら梅とジョウビタキを撮りたいですよね。動きまわるところを刺激しないように追い掛けて、もうすぐ咲きそうな紅梅に近づいた時にとジョウビタキを撮りました。
梅とジョウビタキ

「楽しみにしてるから早く咲いてちょうだい」と梅の木に止まり、「香りを嗅ぎたいから早く咲いてちょうだい」とスイセンに近寄ってました。カーソルを乗せてご覧ください。


ちょっと休憩と、離れたベンチに座っていたら、なんとすぐ横の柵に鳥が一羽止まりました。
なんとジョウビタキ!「休憩してないで鳥に来てよ」じゃなくて「撮りに来てよ」と誘っているような目つきで誘いに来たんですよ。
誘うジョウビタキ

誘われてしまっては梅林に戻らないわけには行かず、また戻ってジョウビタキを探すと、もうじき咲きそうな枝垂れ梅や梅の木に止まってポーズを取ってくれました。
もうすぐ咲きそうなしだれ梅とジョウビタキ

もうすぐ咲きそうな梅とジョウビタキ 早く咲いてとジョウビタキ

「まだ咲かぬ 梅より私と 鳥誘い」


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2013年02月23日

ウメジロ:小石川後楽園

今日のタイトルを見て、ウメジロ?でしたでしょうか?
ウメジローではなくてウメジロです。
これは 梅+メジロ→ウメ・メジロ→ウメジロ
つまり、梅の花にやってきたメジロということです。
こんな写真です。
梅にメジロ

白梅にメジロでもウメジロ、紅梅でもウメジロです。
カーソルを乗せてご覧ください。


梅に止まっている緑色の鳥だからウグイスだという声が周りでよく聞かれます。
でも、ウグイスはどちらかというと茶色で地味な鳥です。鳴いてくれないとなかなか見つけられませんね。
緑色で目の周りが白い鳥は目白(メジロ)ですからお間違えなく。
本当の「ウグイス色」というのは鶯の体のような茶褐色のような緑色で、メジロの色とは違います。
メジロは梅の蜜が大好物。ウグイスは虫や木の実などを好んで蜜は吸いません。
メジロは警戒心が薄く人の近くに現れますが、鶯は警戒心が強く、なかなか姿を見せてくれません。
ですから、梅に鶯は梅にメジロの間違いだったのではないですかね。
目の周りが白いのでメジロです

花にくちばしを突っ込んで一生懸命に蜜を吸ってますよ。
梅の花の蜜を吸うメジロ

右よーし、左よーし、蜜よーし!
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。
メジロは梅の花を渡り歩いて受粉の手助けもしてるんですよ。


2羽で鳴き交わしながら花から花へと飛び回る様子をよく見かけますが、これは繁殖期の番の行動なんですよ。
2羽いるのがわかりますか?
つがいのメジロ

「鳥遊び 花控えめな 梅見時」


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2013年02月22日

梅見に月見

ようやくあちこちで梅の便りが聞かれるようになってきましたね。
それでも開花が遅く、各地の梅祭りも終盤に差し掛かってようやく、早咲きの梅が見頃程度と残念な状況です。2/17の日曜日、小石川後楽園に梅見に出かけました。

いやー、寂しい寂しい。早咲きの梅は見頃ですが、その他は咲き出したところかこれからというところで、見応えはない状況でした。
それでも私にはいろいろとお楽しみがありますので楽しんできました。

紅梅・道知辺道知辺(みちしるべ)という園芸品種の紅梅もようやく咲き出したところ。
これからが楽しみですよ。


こちらは見頃間近の白梅です。白梅の向こうにぼんやりとしたものが浮かんでいます。
それは・・・カーソルを乗せてご覧ください。
わかりましたか?月ですよ。梅見と一緒にお月見を楽しみに行ったんです。


梅林の上の月例年なら、しだれ梅もそろそろ見頃のはずなんですけどね。
この梅林も紅白に染まってたっぷり楽しめるのですが、見に来ている人が数本の梅に固まっている状況でした。
基本的に私は遠目から月とのコラボレーション狙いですから、あまり影響はないんですけどね。


花の数は少ないといっても梅見に来ましたからしっかりと梅も撮影。
白梅と紅梅、大盃(おおさかずき)という紅梅です。カーソルを乗せてご覧ください。


紅梅とお月見。カーソルを乗せてご覧ください。


白梅と紅梅の両方を入れて月と撮りたいと見えるところを探してグルグル回ったのですが、花数が少なくて難儀しました。おまけに雲が出てきて月が見難くなったりとそう簡単には楽しませてくれないものなんですよ。
それでもなんとか白梅と紅梅を入れて月と撮影しました。
紅梅・白梅と月見

梅の足元にはスイセンの花が寂しげに咲いていました。
このスイセンと梅を撮ろうと次々に人が来るので気ぜわしいんです。
中には気にせずに陣取っている人もいますけどね。
こちらは「PENTAX Q+03 FISH-EYE」で撮影してみたんですけど、梅の花が小さくなりすぎて咲いているのかわからなくなっちゃいました。
スイセンと梅

月の周りに雲が広がり始めたのでいいタイミングで見られるようにブラブラとしていて、太陽の方を見て発見。
「暈が広がってる!暈と梅だ!」
と意気込んで撮影してみたものの、完全な逆光なので水墨画のような世界になりました。梅の木の上に輪が広がっているのがわかりますか?
梅に暈

梅の全体的な見頃までもう少し。ちょっと長く楽しめるんですかね。

「梅に月 これこそまさに 梅見月」


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2012年02月27日

梅ほころんで:小石川後楽園

今年の春を迎える花の開花は1月の低温と乾燥の影響でなかなか進みません。
毎年1月の終わりから2月のはじめには咲き始める私の庭のような林試の森の河津桜がいまだに咲いていないのですから、1ヶ月は遅れているということになります。
梅の花はようやく見られるぐらいに咲いたところで、ほんとに遅れ過ぎというぐらいに遅れています。

その梅の花ですが、梅といえば後楽園、後楽園といっても水戸ではなくて小石川の後楽園でもようやく咲き進んできました。
今回はその小石川後楽園の梅をお届けします。
19日に撮影したのでこの1週間でもう少し咲き進んでいると思います。

「大盃(オオサカズキ)」紅梅
少し大きめの梅です。名前の由来は、花が開いた様子が盃に見えることからこの名がついたそうです。
カーソルを乗せてご覧下さい。


「虎の尾(トラノオ)」白梅
幹の横に筋が入っている様子が虎の尾にように見えることから名前がつけられたそうです。が、その肝心な幹は写してません。
カーソルを乗せてご覧下さい。


「光圀梅(ミツクニバイ)」白梅
「水戸光圀公にあらせられるぞ、おのおの方、頭が高い」とは言われませんでしたが、園内では花数が多く、いちばん人目を引きつけていたように思います。
カーソルを乗せてご覧下さい。


「寒紅梅(カンコウバイ)」紅梅
寒中に咲く早咲きの梅なのですが、ようやく咲き始めた程度しか咲いていませんでした。
今年は早咲きも遅咲きも入り乱れちゃっているようですね。
カーソルを乗せてご覧下さい。


「道知辺(ミチシルベ)」紅梅
花色が紅のち紫紅色に変わります。春へのみちしるべの思いから名付けられたのでしょうね。
カーソルを乗せてご覧下さい。


「冬至梅(トウジバイ)」白梅
早咲きの梅で、冬至の頃から咲くので名付けられたようです。それがようやく咲き始めた程度で、見頃が1ヶ月以上も遅れています。
カーソルを乗せてご覧下さい。


「標なき 季節(とき)をたどって 梅の咲く」

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2011年09月29日

縁取られた彼岸花:小石川後楽園

ようやく都心でもヒガンバナの見頃を迎えるほど、今年のヒガンバナの開花はゆっくりと進んでいます。
待ちきれずに彼岸花と名付けられている通り、お彼岸前から探し歩き、皇居桜田濠周辺(台風15号の前後の2回)、小石川植物園、江戸川区の宝蔵寺と、見頃前とはいえ色鮮やかに咲いた花を撮影してきましたのでお届けします。

今回は9/23(金)お彼岸の中日・秋分の日に小石川後楽園で撮影した彼岸花をお届けします。

台風の爪痕台風15号が通り過ぎたあとだったので、彼岸花の被害の程度が心配されました。
一部には倒れた花もありましたが、花茎が伸びている最中のものが多く、見頃になれば華やかさを取り戻してくれそうでした。


倒れた花は元気な花と組体操をしているようにも見え、それぞれに目を楽しませてくれていましたよ。


屏風岩と彼岸花とても大きな屏風岩と彼岸花。
高さ2m以上はありそうな大きな屏風岩が並ぶそばに彼岸花が咲いていました。


八橋の向こうの彼岸花八ツ橋の向こうに彼岸花が咲いています。
橋をわたって見に行きたくなりますが、この橋は通行禁止なので遠くから眺めるしかありません。


藤棚の下の彼岸花藤棚の下の彼岸花。
見頃には真っ赤に染まり、とても鮮やかなのですが見頃には程遠い状態でした。
なんとも残念。


ここから今回のタイトルの『縁取られた彼岸花』をお届けします。

まずはカーソルを乗せて御覧ください。

彼岸花を縁取っているのは松の木です。ちょっと角度を変えると雰囲気が変わるので面白いですよ。

こちらは縦にして撮影して見ました。
横向きとはまた違う雰囲気になりますよね。
カーソルを乗せて御覧ください。


こちらは見頃の場所のヒガンバナを木で縁取ってみました。
縁取られたヒガンバナ
額の中のヒガンバナ

こちらは枝垂れ桜の葉の奥に見えたヒガンバナです。ヒガンバナがちょっと小さすぎましたね。ちょっと残念。
葉の奥のヒガンバナ

最後に一枚。
『彼岸と此岸』
岩の僅かな割れ目に溜まった土で、懸命に芽を伸ばしている植物の向こうのヒガンバナ。
死者を弔うようなヒガンバナと、生の力強さを感じさせてくれる小さな芽。
何か煩悩にとらわれている自分が悲しくなります。
ヒガンバナと力強い芽

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