2016年01月21日

寒桜咲く、花が咲けば虫が集まる:新宿御苑

今年は、晩冬から早春に咲く花の開花がやや早いから早い状態で進んでいます。
でも、ここのところの寒気団でこの先は例年並みになりそうな気配です。
寒気団がくる前に咲き始めてしまったのが、寒桜です。
実は新宿御苑のサービスセンター前の寒桜は昨年12月22日に新宿御苑の桜の開花記録史上もっとも早い開花をしてしまったんです。
それから3週間経って撮影に行きましたが、ゆっくりと咲き進んでいる感じでサービスセンター前は早くも見頃に近くなっていました。
今回の寒桜は中央休憩所近くの寒桜です。
こちらの寒桜は、咲き始めたところで花数が増え始めたところでした。
咲き始めた寒桜

寒桜も桜。桜は蜜や花粉を食べる虫達には絶好の食料で、特にまだ寒いこの時期に咲く寒桜は、食料が少ない時のオアシスのような存在です。
寒桜の花に、さっそくヒラタハナアブと思われるアブが飛び回っていました。
寒桜にヒラタハナアブ

花に止まって味わっているんでしょうかね。
寒桜に止まるヒラタハナアブ.JPG

ロウバイも年末には咲いていたようですし、ほんとに今年の晩冬から早春の花の開花は早いようですね。

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2015年12月18日

千両・万両:皇居東御苑

紅葉・黄葉をお届けしていますが、新年の飾りとして用いられる、センリョウ・マンリョウをお届けします。
万両・千両・百両・十両・一両まであって、どの実も秋から冬に赤く熟し、どの赤い実も小粒です。実の特徴から名付けられたようです。
今回は皇居東御苑や目黒・自然教育園で撮影した万両・千両・をお届けします。
実は百両・十両もあるのですが、撮り忘れてしまいました(--;)

万両:ヤブコウジ科。センリョウより沢山実が付くことから、 マンリョウの名前が付いたと云われています。葉の下に実をつけます。
カーソルを乗せてご覧ください。
万両 マンリョウ

千両:センリョウ科。果実は球形で、赤く熟する。葉の上の方に実をつけます。
黄色い実の千両もあります。
センリョウ 千両

写真がありませんが、百両・十両・一両を紹介します。

百両:唐橘(からたちばな):ヤブコウジ科。葉っぱが細長くギザギザがなく、千両に比べ背が低く、実の数も少ない。

十両:薮柑子(やぶこうじ):ヤブコウジ科。百両より背が低く、葉っぱギザギザで実の数が少ない。

一両:蟻通(ありどおし):アカネ科。「千両、万両、有り通し(金は千両も万両も一年中ある)」と、正月の縁起物として生け花に使われる三つの植物の一つです。

お正月飾りとして飾ってみてくださいね。

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2015年02月05日

福寿草・新宿御苑

久しぶりに野鳥写真を離れ、我が家のガーデニング記録以外の花の写真をお届けします。
今年の冬は冬から早春にかけて咲く花の進み具合が順調に進んでいますね。
ロウバイが咲き、早咲きの梅が咲き進んでいますね。
そして、スプリングエフェメラル (Spring ephemeral=「早春の瞬き」「春先のはかない命」「春の妖精」など)と呼ばれる花の一つの福寿草も順調に咲いています。

今回は1/31(土)に新宿御苑で撮影した福寿草をお届けします。

1/30の午前中に雪が降り、うっすらと積もったのはご記憶のこと。
我が家の付近では1/31には全く雪がなかったので新宿御苑にももうないだろうなと思ったら、意外と日陰には残っていたんです。
日本庭園の福寿草を見に行くと、咲いた福寿草のすぐ横になんとも控えめに雪が残っていたんですよ。
右から、そして左から撮影してみました。
フクジュソウと雪 フクジュソウと雪2

福寿草の花は日光が当たると開き、日が陰ると閉じる特徴があります。
花は集熱装置として働いて、朝から夕方まで首をふって太陽を追いかけ熱を集めます。そうすると花の中の温度が上がり、花に来た昆虫の体を温め活動を活発にさせるのだそうです。
でも、この時期に飛んでくる虫はそう多くないと思うんですよね。
並んだフクジュソウ

そしてイギリス庭園のスイセンの傍に咲くフクジュソウです。
ここは植え込みに囲まれ、さらに周りにスイセンが咲いているのでちょっと遠目です。
黄色い花が全てフクジュソウです。
イギリス庭園のフクジュソウ

どこがスイセン?なんて声が聞こえてきますね。
ほら、白いペーパーホワイトという早咲きのスイセンと福寿草です。
スイセンと福寿草

のんびりしてると早春の花を見逃しちゃいそうです。
みなさんも、周りを見渡して春の足音を見つけて見てください。

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2014年01月21日

夕日に染まるスイセンの花・新宿御苑

今年はじめての花の記事ですね。
12月から咲き始め、見頃を迎えた新宿御苑のスイセンの花です。

新宿御苑内には数カ所にスイセンの花壇があって、それぞれに趣を楽しめます。
どの花壇にもあるニホンスイセンとペーパーホワイトです。
ニホンスイセン ペーパーホワイト

私のスイセンの楽しみ方は逆光で撮る!
光と花を楽しめていいんですよ。
こんなかんじです。カーソルを乗せてご覧ください。


どうですか、スイセンの花がたっぷりと光を浴びている気持ちががわかる気がしませんか?
ニホンスイセンでも楽しんでます。
カーソルを乗せてご覧ください。


上のとは別の場所のペーパーホワイトとニホンスイセン。
日が傾いてきて横から差す夕日に白い花びらが染まっています。
夕日に染まるペーパーホワイト 夕日に染まるニホンスイセン

どうですか。
太陽のあたり具合で花の印象が違いますよね。
みなさんもいろいろな角度から見て自分の好みの角度を見つけてみてください。

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2013年02月28日

ようやく見頃の福寿草・スイセン

なかなか咲き進まなかった春を呼ぶな花達がようやく咲き進み始めましたね。
ゆっくりとした足取りで春へと進もうとしています。
春の妖精(スプリングエフェメラル)たちが騒ぎ始めました!

ただ、梅の花はまだまだ足踏み状態ですね。
いつもなら梅の花と福寿草の花を一緒に撮れるのですが、今年は2月中旬を過ぎてフクジュソウが見頃で馬はまだまだでした。
カーソルを乗せてご覧ください。


梅の花と福寿草わずかに咲いた梅の花と福寿草です。
梅の花の見頃までもう少し。
頑張れ梅の花と福寿草がエールを送っているのかもしれません。


水仙の花とフクジュソウ例年なら年末から咲き始めて1月中には見頃になる水仙「ペーパーホワイト」もようやく見頃となり、福寿草とともに笑顔をたたえていました。


見頃のスイセンとフクジュソウ


日差しを浴びて輝くニホンスイセンとペーパーホワイトです。
いい香りを漂わせて、ナルシストじゃないけど、うっとりさせられちゃいます。
日本水仙 ペーパーホワイト

「ようやっと 春の妖精 遊びだし」


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2013年01月28日

ゆっくりと春を感じさせる花

今年は昨年から低温傾向が続いていますね。
葉物を中心とした高値が家計に響きます(--;)
そして、もう満開を迎えてもいい冬の花たちの足取りも非常にゆっくりとしていますね。

今回は雪の残っていた新宿御苑から冬の花をお届けします。

ロウバイ(蝋梅) ロウバイ科
開花時期は、12月下旬〜3月上旬
昨年は1月の中旬にたくさんの花をつけたロウバイを記事にしていましたが、撮影した1/20の段階でもまだ花数は少なく寂しい状態でした。
カーソルを乗せてご覧ください。


残る雪とロウバイ近くにはまだ雪も残っていましたよ。


ソシンロウバイ(素心蝋梅) ロウバイ科
ロウバイに対して花全体が黄色で中央部の色の変化のないロウバイ。
こちらも華和が少なくこれからといったところでした。ロウバイもこの寒さに狼狽しているようです(^^;)
カーソルを乗せてご覧ください。


残る雪とソシンロウバイロウバイの隣に植えられていますのでこちらも近くに雪が残っていました。


スイセン(水仙)
ペーパーホワイト
このスイセンは下ノ池付近では例年12月中には見頃を迎えているのですが、今年はまだまだ見頃には程遠くスイセンを見たい方には推薦できない状態です。
カーソルを乗せてご覧ください。


ニホンズイセン(日本水仙)
開花時期は、12月下旬〜2月上旬
例年だとまさに見頃なのに花数は少なく、ペーパーホワイト同様推薦できません。
ニホンズイセン

ダジャレばかりが咲いてごめんなさい。

真冬の花の開花が遅れる中、ほぼ例年に近い状態で履き始めたのがイギリス風景式庭園のスイセン’ペーパーホワイト’が植栽されている植込みの福寿草です。ペーパーホワイトの開花が進まないのにしっかりと咲き始めました。まだ花の数は少なかったのですが、こちらは順調に数を増やしていきそうです。
植え込みの中なのでちょっと遠目です。
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


もうしばらく寒い時期が続きますが、まもなく2月、立春そして節分。
暦の上ではもうすぐ春。
冬の花はあまりの寒さに縮こまっていますが、春を呼ぶ花はしっかりと春の足音を聞きつけているようです。
私たちも寒さに縮こまっていないで春に向かって頑張りましょう!

「それぞれに 花を咲かせて 春を待つ」


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2012年02月10日

福寿草咲く:新宿御苑

1月は、東京では積雪があるなど連日のように寒い日が続き、春を告げる花の開花も少し遅れ気味の様子。
地元・林試の森のカワヅザクラは今ぐらいに咲き始めるのですが、ようやく膨らみだした感じでこれからの気温にもよりますが開花まで1週間はかかるのではないでしょうか。

そんななか、新宿御苑の福寿草が今年も咲き始めました。
昨年は1月22日頃に開花したそうですが、今年は1週間ほど遅れての開花とのこと。
まず咲き始めるのはイギリス風景式庭園のスイセン’ペーパーホワイト’が植栽されている植込み。その後、ハクモクレンの大木のそばにある福寿草へと続きます。

私は2月に入ってから、開花の便りを聞いて撮影に行っていますが、やはり開花数はまだ少なめですね。

イギリス風景式庭園のスイセン’ペーパーホワイト’が植栽されている植込みの福寿草です。
植え込みの中なのでちょっと遠目です。
福寿草

旧正月(2月上旬)頃に咲くので元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)、さらに報春花(ほうしゅんか)、福人草(ふくじんそう)、福神草(ふくじんそう)、長寿菊(ちょうじゅぎく)、賀正蘭(がしょうらん)、雪蓮(ゆきはちす)など多くの別名があります。
フクジュソウ

福寿草は春先に花が咲き、その後、夏までに光合成をして、あとは地中で過ごします。
このような草花のことをスプリング・エフェメラル (Spring ephemeral=「早春の瞬き」「春先のはかない命」「春の妖精」など)と呼びます。
他に、カタクリ、チューリップ、セツブンソウ、ニリンソウなどの春の植物があります。
福寿草咲く

福寿草の花は日光が当たると開き、日が陰ると閉じる特徴があります。
そしてその花は集熱装置として働き、朝から夕方まで首をふって太陽を追いかけ熱を集めます。そうすると花の中の温度が上がり、花に来た昆虫の体を温め活動を活発にさせるのだそうです。
大きく開いた福寿草

かたまって咲き始めた福寿草は、太陽のお母さんに向かってエサをねだってさえずるヒナのようですね。
ヒナのようなフクジュソウ

あっちでもこっちでも咲き始めています。この花が咲き終わると、次第に暖かさを感じられるようになるんですよね。春の妖精です。
あちこちで咲くフクジュソウ

「日ざし受け 静かに目覚めし 福寿草」

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2012年01月17日

ロウバイ

冬の花といえば前回お届けしたスイセンがまず思い浮かびます。それよりも派手さはありませんが、年が明け、季節が移りつつあることを教えてくれるのがロウバイです。
新宿御苑でもロウバイは咲いています。例年よりも開花が若干遅いようでしたが、見頃を迎えてきました。

ロウバイといってもちょっと違うロウバイがあります。
もうご存知でしょうけど、両方お届けします。

中国名も蝋梅であることから和名に。蝋細工のような花から「蝋梅」、蝋月(陰暦の12月)に梅に似た花を咲かせるところから「蝋梅」と呼ばれるともいわれています。
よく香ります。

ロウバイ(蝋梅) ロウバイ科
開花時期は、12月下旬〜3月上旬
ウメとはまったく無関係。花の中心が赤みを帯びています。
ロウバイ

列をなしたり、隣合ったりしてたくさんの花を咲かせます。
カーソルを乗せてご覧ください。


ソシンロウバイ(素心蝋梅)
花全体が黄色で中央部の色の変化のないロウバイ。
ソシンロウバイ

広げた枝にたくさんの花が次々と咲いていきます。


「ロウバイの 香に誘われし 昼下がり」

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