2016年11月10日

新宿御苑菊花壇展2016 その2

新宿御苑菊花壇展の2回目です。

江戸菊花壇
新宿御苑で江戸菊花壇は、明治11年(1878)から作られはじめ、御苑の菊花壇のなかでもっとも古い展示手法で展示されています。
江戸菊花壇

江戸菊は、江戸時代に江戸(東京)で栽培が始まった、古典的な中菊です。花が咲きすすむにしたがって、花びらが開いたり、丸まったりと変化する狂いの芸が特徴。
同色の菊を1本ずつ寄せ植えしたようにも見えますが、実は同じ一つの株から花が咲いているんです。1株を27輪で仕立て、黄、白、紅と配色よく、前、中、後と三列に高低差をつけて植え込みます。
江戸菊

一文字菊・管物菊花壇
障子屋根の上家に、一文字菊、管物菊を22列に1本ずつ仕立て、「手綱植え」と呼ばれる、黄・白・赤の順で、明治天皇の神馬の手綱に見立てて配色していて新宿御苑独特の様式で植えられています。
左を見ると1色が並び、右を見ると色が黄・白・赤の順に楽しめます。
一文字菊・管物菊花壇.JPG

管物菊
すべての花びらが管状になっている菊で、花びらの太いものを太管物菊、細いものを細管物菊、その中間の太さのものを間管菊とよんでいます。
新宿御苑の菊花壇に用いるのは細管物菊で、一般に栽培されている玉巻性のものではなく、細く長く雄大な花びらを持つ品種で、新宿御苑で独自に作り上げた品種を用いています。
管物菊

一文字菊
花びらの数が16枚前後の一重咲きで、花びらが平たく幅広く伸びるのが特徴です。
この菊は御紋章菊ともよばれています。
花の下から支えて広げられています。これにも並外れた技術がいるんです。
きれいに平たく見える花がなく撮影しませんでした。

肥後菊花壇
よしず張りの上家に、肥後菊を3列の互の目に植え込んだ花壇なのですが、ほとんど咲いておらず楽しめませんでした。
肥後菊花壇

大菊花壇
菊の代表的な品種のひとつで、花びらが花の中央を包みこむように丸く咲き、手まりのような花形となるのが特徴です。黄・白・紅の順序に、45度の角度で1列1種として植え込んだ花壇です。
配色の美しさが昔の神馬の手綱の模様に似ていることから、このような植え込みの技法を手綱植えと呼ばれる新宿御苑独自の植え方です。
大菊花壇

鞠のようにふんわりと丸まった菊です。
大菊

菊花壇はようやく見頃になったようですよ。
11/15(火)まで開催されていますのでまだまだ十分に楽しめます。
今週末ぐらいにいかがですか?

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2016年11月09日

新宿御苑菊花壇展2016

11月1日から新宿御苑で菊花壇展が始まりました。
毎年足を運んでいるので、11/3の文化の日に日本の伝統文化を味わいに行ってきました。が・・・
なんと9月の日照不足の影響で、全体に花の開花が遅く、全然見頃ではなかったんですよ。
7割方が開花前という寂しさでした。
それでも開花していた菊を中心に2回に渡ってお届けします。
特色豊な7棟の菊花壇を順路に沿ってご紹介します。

懸崖作り花壇
野菊が、断崖の岩間から垂れ下がって咲いている姿を模して仕立てられています。
新宿御苑独自の青竹を生かした上家の懸崖作り花壇は、大中小の花鉢を、古木の台座の上に配色よく並べ、足元には枯れた松葉を敷き、秋の庭園の景観との調和を演出するなど、趣向を凝らした花壇です。新宿御苑では大正4年(1915)から作られています。
ですが、ほとんど咲いておらず、真緑色だったので、花壇の雰囲気だけ。
懸崖菊花壇

伊勢菊・丁子菊・嵯峨菊花壇
木の素材をいかしたよしず張りの上家に、伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊の古典菊を配色よく植え込んだ花壇です。
手前から伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊です
伊勢菊・丁子菊・嵯峨菊花壇

手前から紹介していきます。
伊勢菊
嵯峨菊から変化して出来たものといわれ、伊勢地方(三重県松阪)で発達した菊です。
縮れた花びらが垂れ下がって咲きます。
咲きはじめが縮れて咲き、花びらがよじれながらのびきって満開となるのが特徴です。
花びらが長く垂れ下がるほど良い花とされていますが、まだまだ咲き始めできれいとまではいえない状況でした。
伊勢菊

丁子菊(ちょうじぎく)
おもに関西地方で作られた菊です。
1株を6輪に枝分けする「一六作り」の技法で仕立てられたものが植え込まれています。
花の中心の筒状の花びらが香料の丁子の花に似ていることから、この名前がつきました。
外国では「アネモネ咲き」とよばれ人気があります。
花びらは平たいものや匙のような形のものがあります。
丁字菊

嵯峨菊(さがぎく)
嵯峨菊は、嵯峨天皇御愛の菊として嵯峨御所(現大覚寺)の大沢池の島に植えられたのが始まりで、嵯峨野で発達した菊です。
花びらが平たく、咲き始めは乱れ咲きに開き、次第に花びらがよじれて立ち上がり、全部立ちきって満開となります。雅趣に富んだ菊です。
垂れ下がる伊勢菊とは対照的に花びらがまっすぐ上に立ちあがって満開となる細長い花びらが特徴。
伊勢菊も嵯峨菊もどちらも「箒作り」の技法で仕立てられています。
嵯峨菊

大作り花壇
明治17年(1884)に作り始められました。
1株から枝数を増やし数百輪の花を咲かせて、半円形に整然と仕立てて咲かせる新宿御苑独自の技法で「大作り」と呼んでいます。花全体を同時に咲きそろわせる高度な技術が必要となります。
全国各地の菊花壇展などでみられる「千輪作り」の先駆けにもなっています。
大作り花壇

500輪の花をつけた大作りの菊・裾野の輝
昨年は600輪を越えていたので今年はやや少なめながら見事なもの。日照不足が影響したのでしょうね。
裾野の輝

今回はここまで。

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2016年09月30日

咲き出した木犀の花たち

Twitterで「金木犀の香り」のツイートが9/26から急増したとのことで、全国的に金木犀が開花したようですね。
我家の庭の金木犀も咲いて、窓を開けると家中に香りが漂っていますよ。
ツイートが急増する直前の9/25に皇居東御苑で金木犀の開花を確認し、金木犀の仲間の花も確認してきました。

まずは一番香りが強い金木犀です。
木全体にではなく、そこここに点在する感じでしたが、辺り一帯に香りを漂わせていたので、高いところなど全体としては結構な数の花が咲いていたのでしょうね。
咲き始めの金木犀

所々で咲く金木犀です。
所々で咲く金木犀

この金木犀はモクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹で、ギンモクセイ(銀木犀)の変種って知ってました?
さらに、中国南部原産で、雌雄異株なんですが、日本には雄株しか入っていないので結実しないんだそうです。だから花後のオレンジの絨毯は見ても実らしいものは見ないんですね。
汲み取り式便所が主流で悪臭を発するものが多かった時期には、便所の近くに植えられることもあったそうで、トイレと言えば金木犀という結びつきから、トイレ用芳香剤と言えば金木犀の香りが1970年代初頭から1990年代前半まで主流で利用されていたとのことなんですよ。

金木犀の元の木である銀木犀です。
香りはなんとなくしていたのですが、咲いている花はみつけられませんでした。
今頃はたくさん咲いていることでしょう。
銀木犀も日本には雄株しかないので実ができません。
ギンモクセイの蕾

銀木犀の変種である薄黄木犀(ウスギモクセイ)というのもあります。
金木犀よりもほとんど白に近い黄色でじっくり見なければわかりません。
こちらは結実するそうな。
ウスギモクセイ

今頃はもう花盛りでしょうね。
なんとも不安定な天気が続いていますけど、季節はしっかりと歩を進めています。
深まり行く秋を青空の下で感じたいものですね。

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2015年11月11日

新宿御苑菊花壇展 その4

新宿御苑菊花壇展の最終回です。

大菊花壇
菊の代表的な品種のひとつで、花びらが花の中央を包みこむように丸く咲き、手まりのような花形となるのが特徴です。黄・白・紅の順序に、45度の角度で1列1種として植え込んだ花壇です。
配色の美しさが昔の神馬の手綱の模様に似ていることから、このような植え込みの技法を手綱植えと呼ばれる新宿御苑独自の植え方です。
大菊花壇

ふんわりと丸まった大菊です。
大菊

菊を正面にして左45度方向を見ると3色が並んで見える見事な手綱植えを見ることが出来ます。
大菊の手綱植え

右45度方向を見ると一列に並んだ各色が整然と順番に並んでいるのが見られます。
大菊の配列

黄色は黄色、白は白、紫は紫で一種類の菊が並んでいるわけじゃないんですよ。同じ色であっても一つ一つには名前がつけられた別の菊なんですよ。
例えば、源氏物語にちなんだ名前がつけられていたりします。
大菊・花散の里 大菊・葵の上 大菊・桐壷

菊花壇展の紹介はここまで。
11/15まで開催しています。
週末は生憎の雨のようですが、雨の菊もまたよろし。
是非足をお運びください。

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2015年11月10日

新宿御苑菊花壇展 その3

新宿御苑の菊花壇展の3回めです。

一文字菊・管物菊花壇
障子屋根の上家に、一文字菊、管物菊を22列に1本ずつ仕立て、「手綱植え」で、黄、白、紅の配色で植え込まれた花壇です。
一文字菊・管物菊花壇
一文字菊・管物菊花壇 posted by (C)ブドリ

「手綱植え」とは、黄・白・赤の順で、明治天皇の神馬の手綱に見立てて配色していて新宿御苑独特の様式です。
左を見ると1色が並び、右を見ると色が黄・白・赤の順に楽しめます。
一文字菊・管物菊花壇 手綱植
一文字菊・管物菊花壇 手綱植 posted by (C)ブドリ

管物菊
すべての花びらが管状になっている菊で、花びらの太いものを太管物菊、細いものを細管物菊、その中間の太さのものを間管菊とよんでいます。
新宿御苑の菊花壇に用いるのは細管物菊で、一般に栽培されている玉巻性のものではなく、細く長く雄大な花びらを持つ品種で、新宿御苑で独自に作り上げた品種を用いています。
管物菊
管物菊 posted by (C)ブドリ

一文字菊
花びらの数が16枚前後の一重咲きで、花びらが平たく幅広く伸びるのが特徴です。
この菊は御紋章菊ともよばれています。
花の下から支えて広げられています。これにも並外れた技術がいるんです。
一文字菊
一文字菊 posted by (C)ブドリ

肥後菊花壇
よしず張りの上家に、肥後菊を3列の互の目に植え込んだ花壇です。
肥後菊
肥後菊 posted by (C)ブドリ

肥後菊は、18世紀末に肥後(熊本)地方で、藩主・細川公が藩政施行にあたり文化政策のひとつとして、栽培が始められ発達した古典菊です。藩外への流出を固く禁じるなど、長い間門外不出の秘花でしたが、藩士・秀島英露が栽培方法や花壇様式の作法を考案した、『養菊指南書』を著し、全国に広まりました。
肥後菊1 肥後菊2 肥後菊3

新宿御苑菊花壇展は11/15(日)まで開催されています。
まだ間に合いますのでお近くの方はぜひご覧ください。

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2015年11月09日

新宿御苑菊花壇展 その2

今回も新宿御苑の菊花壇展です。

大作り花壇
明治17年(1884)に作り始められました。
1株から枝数を増やし数百輪の花を咲かせて、半円形に整然と仕立てて咲かせる新宿御苑独自の技法で「大作り」と呼んでいます。花全体を同時に咲きそろわせる高度な技術が必要となります。
全国各地の菊花壇展などでみられる「千輪作り」の先駆けにもなっています。
上屋と大作り花壇
上屋と大作り花壇 posted by (C)ブドリ

610輪の花をつけた大作りの菊・裾野の輝
すべての花をほぼ同時期に咲かせる技術は驚くべきものです。
裾野の輝
裾野の輝 posted by (C)ブドリ

565輪の花をつけた大作りの菊・裾野の月
1本から仕立て、同時期に花を咲かせる。どれだけすごい技術か分かりますか?
裾野の月
裾野の月 posted by (C)ブドリ

奇しくも上の裾野の輝と同じ花数の裾野の輝。
同じ花数にしたのは狙ってなのか、偶然なのか?
裾野の輝 その2
裾野の輝 その2 posted by (C)ブドリ

江戸菊花壇
新宿御苑で江戸菊花壇は、明治11年(1878)から作られはじめ、御苑の菊花壇のなかでもっとも古い展示手法で展示されています。
上屋と江戸菊花壇
上屋と江戸菊花壇 posted by (C)ブドリ

一見すると、同色の菊を1本ずつ寄せ植えしたようにも見えますが、実は同じ一つの株から花が咲いているんです。1株を27輪で仕立て、黄、白、紅と配色よく、前、中、後と三列に高低差をつけて植え込みます。
江戸菊花壇
江戸菊花壇 posted by (C)ブドリ

江戸菊は、江戸時代に江戸(東京)で栽培が始まった、古典的な中菊です。花が咲きすすむにしたがって、花びらが開いたり、丸まったりと変化する狂いの芸が特徴。
江戸菊
江戸菊 posted by (C)ブドリ

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2015年11月07日

新宿御苑菊花壇展2015 その1

例年は開催終了後にお届けしていた新宿御苑菊花壇展の様子ですが、今年は開催期間中にお届けしています。
11/15まで開催していますので、ぜひ見に行ってみてください。

今回からそれぞれの菊花壇を回遊のおすすめ順路順にお届けします。

懸崖作り花壇
野菊が、断崖の岩間から垂れ下がって咲いている姿を模して仕立てられています。
新宿御苑独自の青竹を生かした上家の懸崖作り花壇は、大中小の花鉢を、古木の台座の上に配色よく並べ、足元には枯れた松葉を敷き、秋の庭園の景観との調和を演出するなど、趣向を凝らした花壇です。新宿御苑では大正4年(1915)から作られています。
懸崖作り菊花壇

1つの鉢は1本の株から仕立てられているんですよ。信じられますか?
懸崖作り

伊勢菊・丁子菊・嵯峨菊花壇
木の素材をいかしたよしず張りの上家に、伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊の古典菊を配色よく植え込んだ花壇です。
手前から伊勢菊、丁字菊、嵯峨菊です。
伊勢菊・丁子菊・嵯峨菊花壇

伊勢菊
嵯峨菊から変化して出来たものといわれ、伊勢地方(三重県松阪)で発達した菊です。
縮れた花びらが垂れ下がって咲きます。
咲きはじめが縮れて咲き、花びらがよじれながらのびきって満開となるのが特徴です。
花びらが長く垂れ下がるほど良い花とされています。
伊勢菊1 伊勢菊2

丁子菊(ちょうじぎく)
おもに関西地方で作られた菊です。
1株を6輪に枝分けする「一六作り」の技法で仕立てられたものが植え込まれています。
花の中心の筒状の花びらが香料の丁子の花に似ていることから、この名前がつきました。
外国では「アネモネ咲き」とよばれ人気があります。
花びらは平たいものや匙のような形のものがあります。
丁字菊

嵯峨菊(さがぎく)
嵯峨菊は、嵯峨天皇御愛の菊として嵯峨御所(現大覚寺)の大沢池の島に植えられたのが始まりで、嵯峨野で発達した菊です。
花びらが平たく、咲き始めは乱れ咲きに開き、次第に花びらがよじれて立ち上がり、全部立ちきって満開となります。雅趣に富んだ菊です。
垂れ下がる伊勢菊とは対照的に花びらがまっすぐ上に立ちあがって満開となる細長い花びらが特徴。
伊勢菊も嵯峨菊もどちらも「箒作り」の技法で仕立てられています。
嵯峨菊

今回はここまで。

伝統の技法で仕立てられた菊は見事です。仕立てる技も見事です。
ぜひ足を運んで見学してください。

次回も菊花壇展をお届けします。

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2015年11月06日

新宿御苑菊花壇展とドコモタワー

11/1から新宿御苑では秋の伝統行事、皇室ゆかりの菊花壇展が催されています。
新宿御苑の菊花壇展は、池や水の流れに沿って散策する池泉回遊式の日本庭園内に、木や竹の素材をいかした上屋(うわや)といわれる建物を7棟設け、特色あふれる菊の花々を、皇室ゆかりの伝統の様式で飾りつけます。
順路にそって鑑賞すると最も綺麗に鑑賞できるようにデザインされています。

路地花壇です。
路地花壇

路地花壇の後ろに代々木のドコモタワーがそびえ立っています。
四角じゃないので絵になります。
ドコモタワーと路地花壇1ドコモタワーと路地花壇2

大菊花壇です。このように菊花壇は木や竹の素材をいかした上屋(うわや)といわれる建物の中に準備されています。この上屋は菊花壇展の時にだけ設置されます。
ドコモタワーは設置の様子を眺めていたけど、上屋の中の菊は見られないと嘆いているかも。
大菊花壇の後ろのドコモタワー

菊花壇展のための菊は、菊担当の専属職員が園内の栽培所で一年かけて作り上げたもので、植え込む際に日本庭園へ運び、切り花にするのではなく、鉢ごと土の中に植え込み、菊花壇を作り上げます。
それだけに見応えがあります。
菊花壇展は11/15(日)までなのでぜひご覧ください。

次回から個々の菊花壇をお届けします。

「職人の 技に見惚れて 菊花壇」


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2015年09月15日

十月桜も咲く・新宿御苑

アチラコチラでヒガンバナが次々に咲き進んでいますが、新宿御苑でも咲き進んでいる様子は前回お届けしました。
ヒガンバナが咲き始める頃に咲くもう一つの花も、咲き始めていました。
それがこの木です。分かりますか?
十月桜

この木はジュウガツザクラです。
漢字で書くと十月桜。
その名の通り10月に咲く桜です。と言っても10月から12月頃に咲いて、さらに2月から4月頃にも咲くんですけどね。

まだほんの数輪がちらほら咲いていた程度でしたが、きれいに咲いていました。
ジュウガツザクラ1

気持ちいい日差しを浴びて、伸びをしているようでした。
ジュウガツザクラ2

秋の日差しに透けるジュウガツザクラ。
ジュウガツザクラ3

満開になってもソメイヨシノのように木を覆い尽くすような咲き方はしませんが、たくさん咲いた姿は雪の華のようにも見えます。

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2015年09月12日

新宿御苑でもヒガンバナ!

林試の森でもう彼岸花が咲いたとお伝えしましたが、同じ日の昨日立ち寄った新宿御苑でもヒガンバナが咲いていました!

いつもたくさんの花を咲かせるイギリス風景式庭園の植込みで赤いヒガンバナに白いシロバナマンジュシャゲが咲き始めていました。
白と赤のヒガンバナ

白と赤が咲いている所にズームイン!
白と赤の共演

赤いヒガンバナよりも先に咲いてまもなく見頃となるシロバナマンジュシャゲです。
シロバナマンジュシャゲ

これから花数を増やしていくヒガンバナ。
お彼岸頃に見頃かそれとも見頃過ぎか?
ヒガンバナ

来週はシルバーウィークで連休なのであちこちにヒガンバナを追いかけることができるのですが、はたして花は見頃で迎えてくれるでしょうか。
予定では、昭和記念公園、皇居東御苑にお濠に日比谷公園、九品仏浄真寺、葛飾区奥戸にある宝蔵院、浜離宮庭園、小石川後楽園の中から朝から回って何箇所か回ったりする予定ですがはたして・・・

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2013年11月19日

新宿御苑・菊花壇展2013 パート3

新宿御苑の菊花壇展のパート3にして最終回です。
改めてお伝えしますが、菊花壇展は15日までだったのでこれから見に行こうと思われても行われていませんのでご容赦ください。

肥後菊花壇
よしず張りの上家に、肥後菊を3列の互の目に植え込んだ花壇です。
肥後菊は、18世紀末に肥後(熊本)地方で、藩主・細川公が藩政施行にあたり文化政策のひとつとして、栽培が始められ発達した古典菊です。藩外への流出を固く禁じるなど、長い間門外不出の秘花でしたが、藩士・秀島英露が栽培方法や花壇様式の作法を考案した、『養菊指南書』を著し、全国に広まりました。
カーソルを乗せてご覧ください。
肥後菊花壇

野の花火のような質素な肥後菊をカーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


大菊花壇
菊の代表的な品種のひとつで、花びらが花の中央を包みこむように丸く咲き、手まりのような花形となるのが特徴です。黄・白・紅の順序に、45度の角度で1列1種として植え込んだ花壇です。
配色の美しさが昔の神馬の手綱の模様に似ていることから、このような植え込みの技法を手綱植えと呼ばれる新宿御苑独自の植え方です。
カーソルを乗せて御覧ください。



古来の技術を伝承し、さらに磨きをかけて育てられた菊には形容する言葉が見つからないくらい見事です。
いつ見ても、新宿御苑の菊花壇は芸術です。
まだ見たことのない方は来年になりますが、ぜひご覧ください。
菊のお花見はいいものですよ。
忘れないでね。

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2013年11月18日

新宿御苑・菊花壇展2013 パート2

新宿御苑の菊花壇展の2回目です。ちなみに菊花壇展は11/15まででしたのでこれから見に行こうと思われても見られませんのであしからず。

伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊
木の素材をいかしたよしず張りの上家に、伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊を配色よく植え込んだ花壇です。 手前から伊勢菊、丁字菊、嵯峨菊です。
伊勢菊・丁字菊・
嵯峨菊

伊勢菊
嵯峨菊から変化して出来たものといわれ、伊勢地方(三重県松阪)で発達した菊。縮れた花びらが垂れ下がって咲きます。咲きはじめが縮れて咲き、花びらがよじれながらのびきって満開となるのが特徴です。花びらが長く垂れ下がるほど良い花とされています。

丁子菊(ちょうじぎく)
おもに関西地方で作られた菊です。1株を6輪に枝分けする「一六作り」の技法で仕立てられたものを植え込まれています。花の中心の筒状の花びらが香料の丁子の花に似ていることから、この名前がつきました。外国では「アネモネ咲き」とよばれ人気があります。花びらは平たいものや匙のような形のものがあります。

嵯峨菊(さがぎく)
 嵯峨菊は、嵯峨天皇御愛の菊として嵯峨御所(現大覚寺)の大沢池の島に植えられたのが始まりで、嵯峨野で発達した菊。花びらが平たく、咲き始めは乱れ咲きに開き、次第に花びらがよじれて立ち上がり、全部立ちきって満開となります。雅趣に富んだ菊です。垂れ下がる伊勢菊とは対照的に花びらがまっすぐ上に立ちあがって満開となる細長い花びらが特徴。

3つの菊をカーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


一文字菊・管物菊花壇
一文字菊、管物菊花壇障子屋根の上家に、一文字菊、管物菊を22列に1本仕立て、「手綱植え」で、黄、白、紅の配色で植え込まれた花壇です。
一輪一輪の優美さだけでなく、花全体の色彩の変化などが鑑賞できます。
「手綱植え」とは、黄・白・赤の順で、明治天皇の神馬の手綱に見立てて配色していて新宿御苑独特の様式です。
一文字菊・管物菊花壇

一文字菊
花びらの数が16枚前後の一重咲きで、花びらが平たく幅広く伸びるのが特徴です。
この菊は御紋章菊ともよばれています。
花の下から支えて広げられています。これにも並外れた技術がいるんです。

管物菊
すべての花びらが管状になっている菊で、花びらの太いものを太管物菊、細いものを細管物菊、その中間の太さのものを間管菊とよんでいます。この花壇に用いるのは細管物菊で、一般に栽培されている玉巻性のものではなく、細く長く雄大な花びらを持つ品種で、新宿御苑で独自に作り上げた品種を用いています。

2つの菊をカーソルを載せてご覧下さい。


今回はここまで。次回も菊花壇展をお届けします。

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2013年11月15日

新宿御苑菊花展 パート1

新宿御苑の菊花壇展の模様をお届けします。
残念ながら11/15までが開催期間だったので、この記事を見て、週末に見に行こうと思ってももう見ることはできませんのであしからず。

新宿御苑の菊花壇は、池泉を回りながら鑑賞する回遊式の日本庭園内に、木や竹の素材をいかした上家(うわや)といわれる建物を7棟設け、特色あふれる菊の花々を伝統の様式で飾りつけます。

一応、入口があってそこから池の周りをグルっと回って鑑賞することが勧められているのですが、御苑内の写真を撮っているとこの順番に行くのはなかなか面倒なので、いつも自分なりのルートで回ります。

江戸菊花壇
新宿御苑で江戸菊花壇は、明治11年(1878)から作られはじめ、御苑の菊花壇のなかでもっとも古い展示手法で展示されています。
江戸菊花壇は、1株を27輪で仕立て、黄、白、紅の花を配色よく、3列の互の目に奥行きをつけて植え込み、篠立て作りにします。
一見すると、同色の菊を1本ずつ寄せ植えしたようにも見えますが、実は同じ一つの株から花が咲いているんです。1株を27輪で仕立て、黄、白、紅と配色よく、前、中、後と三列に高低差をつけて植え込みます。江戸菊は花の変化を楽しむため、展示中に花が咲き進むよう太陽の光がよく当たる南向きに設置されているとのことです。
カーソルを乗せてご覧ください。


大作り花壇
明治17年(1884)に作り始められた技法です。初冬に出てくる芽を1年がかりで育成し、1株から枝数を増やし数百輪の花を咲かせて、半円形に整然と仕立てて咲かせる技法を「大作り」と呼んでいます。これは新宿御苑独自の様式で、全国各地の菊花壇展などでみられる「千輪作り」の先駆けにもなっています。
3つの大作りの菊が見られます。どれもほんとに1株なんですよ。
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。
手前から「裾野の月(白)518輪」、「裾野の輝(黄)558輪」、「裾野の月(白)518輪」です。


懸崖作り花壇
青竹を生かした上家の懸崖作り花壇は、大中小の花鉢を、古木の台座の上に配色よく並べ、足元には枯れた松葉を敷き、秋の庭園の景観との調和を演出するなど、趣向を凝らした花壇です。新宿御苑では大正4年(1915)から作られています。
野菊が、断崖の岩間から垂れ下がって咲いている姿を模して仕立てられています。
これも1つの鉢は1本の株から仕立てられています。
カーソルを乗せてご覧ください。


今回はここまで!

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2012年11月17日

新宿御苑・菊花壇展2012 その3

新宿御苑の菊花壇展の3回目、そして最終回です。
ちなみに菊花壇展は11/15まででしたので週末に見に行こうと思われても見られませんのでご了解ください。

伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊花壇
木の素材をいかしたよしず張りの上家に、伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊を配色よく植え込んだ花壇です。
手前から伊勢菊、丁字菊、嵯峨菊です。
伊勢菊、丁字菊、嵯峨菊

伊勢菊
嵯峨菊から変化して出来たものといわれ、伊勢地方(三重県松阪)で発達した菊。縮れた花びらが垂れ下がって咲きます。咲きはじめが縮れて咲き、花びらがよじれながらのびきって満開となるのが特徴です。花びらが長く垂れ下がるほど良い花とされています。
カーソルを乗せてご覧ください。


丁子菊(ちょうじぎく)
おもに関西地方で作られた菊です。1株を6輪に枝分けする「一六作り」の技法で仕立てられたものを植え込まれています。花の中心の筒状の花びらが香料の丁子の花に似ていることから、この名前がつきました。外国では「アネモネ咲き」とよばれ人気があります。花びらは平たいものや匙のような形のものがあります。
カーソルを乗せ、クリックしてご覧ください。


嵯峨菊(さがぎく)
 嵯峨菊は、嵯峨天皇御愛の菊として嵯峨御所(現大覚寺)の大沢池の島に植えられたのが始まりで、嵯峨野で発達した菊。花びらが平たく、咲き始めは乱れ咲きに開き、次第に花びらがよじれて立ち上がり、全部立ちきって満開となります。雅趣に富んだ菊です。垂れ下がる伊勢菊とは対照的に花びらがまっすぐ上に立ちあがって満開となる細長い花びらが特徴。
カーソルを乗せ、クリックしてご覧ください。


大菊花壇
菊の代表的な品種のひとつで、花びらが花の中央を包みこむように丸く咲き、手まりのような花形となるのが特徴です。黄・白・紅の順序に、45度の角度で1列1種として植え込んだ花壇です。
配色の美しさが昔の神馬の手綱の模様に似ていることから、このような植え込みの技法を手綱植えと呼ばれる新宿御苑独自の植え方です。
カーソルを乗せ、クリックしてご覧ください。


毎年のように見に行って毎年のように写真を撮るのですが変わり映えしない写真ばかりです。
この菊の配列や雰囲気をお伝えするにはこれがいいと思うので・・・
でも、もっと表現力を磨いてさらに菊の美しさを引き出せるようにならなくては!
そして他の人に私も撮りたい!なんて思ってもらえたらいいですね。

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2012年11月15日

新宿御苑・菊花壇展2012 その2

新宿御苑の菊花壇展の2回目です。
菊花壇展は今日15日まででしたので、今見て見に行こうと思ってももう見られませんのであしからず。

懸崖作り花壇
青竹を生かした上家の懸崖作り花壇は、大中小の花鉢を、古木の台座の上に配色よく並べ、足元には枯れた松葉を敷き、秋の庭園の景観との調和を演出するなど、趣向を凝らした花壇です。新宿御苑では大正4年(1915)から作られています。
カーソルを乗せてご覧ください。


懸崖作り花壇野菊が、断崖の岩間から垂れ下がって咲いている姿を模して仕立てられています。
これも1つの鉢は1本の株から仕立てられているんですよ。
見事です!


一文字菊、管物菊花壇
一文字菊、管物菊花壇障子屋根の上家に、一文字菊13品種97株、管物菊13品種97株の計194株を22列に1本仕立て、「手綱植え」で、黄、白、紅の配色で植え込まれた花壇です。
一輪一輪の優美さだけでなく、花全体の色彩の変化などが鑑賞できます。
「手綱植え」とは、黄・白・赤の順で、明治天皇の神馬の手綱に見立てて配色していて新宿御苑独特の様式です。
一文字菊、管物菊花壇

一文字菊
花びらの数が16枚前後の一重咲きで、花びらが平たく幅広く伸びるのが特徴です。
この菊は御紋章菊ともよばれています。
花の下から支えて広げられています。これにも並外れた技術がいるんです。
カーソルを乗せてご覧ください。


管物菊(くだものぎく)
すべての花びらが管状になっている菊で、花びらの太いものを太管物菊、細いものを細管物菊、その中間の太さのものを間管菊とよんでいます。この花壇に用いるのは細管物菊で、一般に栽培されている玉巻性のものではなく、細く長く雄大な花びらを持つ品種で、新宿御苑で独自に作り上げた品種を用いています。
カーソルを乗せてご覧ください。


肥後菊花壇
よしず張りの上家に、肥後菊を3列の互の目に植え込んだ花壇です。
肥後菊は、18世紀末に肥後(熊本)地方で、藩主・細川公が藩政施行にあたり文化政策のひとつとして、栽培が始められ発達した古典菊です。藩外への流出を固く禁じるなど、長い間門外不出の秘花でしたが、藩士・秀島英露が栽培方法や花壇様式の作法を考案した、『養菊指南書』を著し、全国に広まりました。
カーソルを乗せてご覧ください。


野に咲く花火のような肥後菊をカーソルを乗せ、クリックしてご覧ください。
武士の嗜みとして栽培されていた花を可愛いといっては申し訳ありませんが、可愛いですよね。


「うつる世の 長き歴史を 菊にきく」


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2012年11月14日

新宿御苑・菊花壇展2012 その1

皇室ゆかりの伝統を受け継ぐ新宿御苑の菊花壇展が、今年も11月1日から15日まで開催されています。
毎年変わるわけではないのに今年も見ておかなくちゃと、11/10(土)に行って来ました。

新宿御苑の菊花壇は、池泉を回りながら鑑賞する回遊式の日本庭園内に、木や竹の素材をいかした上家(うわや)といわれる建物を7棟設け、特色あふれる菊の花々を伝統の様式で飾りつけます。
菊花壇展示に使用されている花はすべて、御苑の菊専門スタッフが1年がかりで作り上げているそうです。
さらに早く花を咲かせたい花壇は南向きに、花を持たせたい花壇は北向きに設置されているんだそうです。
今回から3回にわたって菊花壇展の模様をお届けします。

江戸菊花壇
新宿御苑で江戸菊花壇は、明治11年(1878)から作られはじめ、御苑の菊花壇のなかでもっとも古い展示手法で展示されています。
一見すると、同色の菊を1本ずつ寄せ植えしたようにも見えますが、実は同じ一つの株から花が咲いているんです。1株を27輪で仕立て、黄、白、紅と配色よく、前、中、後と三列に高低差をつけて植え込みます。
江戸菊は花の変化を楽しむため、展示中に花が咲き進むよう太陽の光がよく当たる南向きに設置されているとのことです。カーソルを乗せてご覧ください。


江戸菊は、江戸時代に江戸(東京)で栽培が始まった、古典的な中菊です。花が咲きすすむにしたがって、花びらが開いたり、丸まったりと変化する狂いの芸が特徴。
「秋の心」という白い菊と「仮寝の夢」という紅色の菊をカーソルを乗せてご覧ください。


江戸菊にはちょっとしたお客さんも来てました。
根本を見ようと思って屈んだらちょうどいました。肝心の根本は葉が多くて見えなかったのですが代わりにカマキリさんが現れてくれたんですね。
それは「カマキリ」。でも「蟷螂」と書いたほうがよさそうな雰囲気ですよね。
カマキリ

大作り花壇
1株から枝数を増やし数百輪の花を咲かせて、半円形に整然と仕立てて咲かせる技法を「大作り」と呼んでいます。これは新宿御苑独自の様式で、全国各地の菊花壇展などでみられる「千輪作り」の先駆けにもなっています。明治17年(1884)に作り始められました。
大作り花壇

3つの大作り花壇をカーソルを乗せ、クリックしてご覧ください。
順に「裾野の月・511輪」「白孔雀・558輪」「裾野の輝・538輪」です。
多いと600輪を超える株もあるので、今年はやや少なめですね。


鉢の中央に1本の細い茎が見えますか?あの茎からこれだけたくさんの花が同じ時期に咲くんですよ。
水や肥料がうまくすみずみまで行き渡っていなければこれだけ見事に一時期には咲きませんよね。伝統の技術はすごいですね。
1本の茎

「菊花壇 今に伝える 江戸の粋」


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2012年10月12日

十月桜:新宿御苑

新宿御苑にはヒガンバナのお花見だけではなく、ほかにも撮りたいものがありました。
その一つが皇居東御苑でもお伝えした秋に咲くサクラ・十月桜です。
桜園地と管理事務所近くにあるのですが、管理事務所近くの木の方が早く花をつけるのでこちらを見てきました。
まだまだ花数は少ないので気にしていないと通り過ぎてしまうほどでした。
新宿御苑の十月桜

「十月桜:新宿御苑」の続きはこちら
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2012年10月11日

鍾馗水仙(ショウキズイセン):新宿御苑

ヒガンバナのお花見も今回が最後。今年の見納めです。
赤い彼岸花、白い彼岸花を撮影してきたら、今年も黄色いヒガンバナも撮りたい、そう思わずにはいられません。それじゃぁ、どこに咲いているか。場所は新宿御苑。新宿御苑の千駄ヶ谷門のゲート外の植込みには、黄色いヒガンバナの鍾馗水仙(ショウキズイセン)が少しですが、毎年花を咲かせます。
今年も咲いて、台風で一部倒れてしまいましたがそれでも花が残っているというので出かけてきました。
鍾馗水仙

「鍾馗水仙(ショウキズイセン):新宿御苑」の続きはこちら
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2011年08月31日

女郎花と男郎花と

今回のタイトルは読めましたか?
「女郎花(オミナエシ)と男郎花(オトコエシ)」と読みますよ。

前回は夏を代表する「ヒマワリ」の花見から、今回は秋の七草の「女郎花」の花見というわけで、季節は夏から秋へと移りつつあります。

オミナエシ(女郎花) オミナエシ科オミナエシ属
オミナエシご存知「秋の七草」の一つ。秋の七草といっても真夏から咲いています。
オミナエシ「おみな」は「女」「娘」、「えし」は古語の「へし(圧)」で、 美女を圧倒するような美しさから。また「エシ」は「飯」の意とする説もある。
花言葉は「美人、心づくし」
宮沢賢治の童話の「気のいい火山弾」に登場します。

止まっているのはヤマトシジミ。


止まったり飛んだりと忙しいヤマトシジミさんです。
カーソルを載せてご覧ください。


ここにもツマグロヒョウモンがやってきていました。でも、こちらはオスですね。
カーソルを載せてご覧ください。


オミナエシとシロテンハナムグリシロテンハナムグリでしょうか?
オミナエシにたかっていました。


オミナエシとツマグロヒョウモンこちらはイチモンジセセリかな?
せわしなく飛び回っていましたよ。


「賑やかに 舞えや唄えや 女郎花」



オトコエシ(男郎花)  オミナエシ科
オトコエシオミナエシに似た白い花を咲かせます。
オトコエシ茎や葉は女郎花より大きく、優しい感じの女郎花と比べて、剛直な感じがするのが名前の由来。


男郎花東御苑には数が少なく、まとまっている花がないのでちょっと寂しげです。
今年は例年よりも
少ない気がします。


55DSC54779.JPG花言葉は「野性味」
小さくても野趣たっぷりです。
まだ咲き始めのせいか虫はがあまり集まってきていませんでした。

こちらは宮沢賢治の童話の「風の又三郎」に登場します。


「男郎花 一人無口に たたずみて」


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