新宿御苑にはハンカチノキが1か所に3本まとまっていて、樹高は10mほどで目線の高さにも花の咲いた枝が伸びているので近くでみることができます。
今年はやや早くてゴールデンウィークに入る前に見頃が来て、ゴールデンウイークには散り始めそうとのことだったので、ゴールデンウイーク前に撮影に行ってきちゃいました。
ハンカチノキは新宿門を入ってすぐ右手奥にあります。
とても大きく成長したハンカチノキです。
ハンカチノキ
オオギリ科 中国の中部から西部だけに自生する落葉性の高木。
花びらに見える白い部分は苞(ほう)と呼ばれるもので、ハナミズキやドクダミの白い部分と同じです。
その中央にある球状の頭状花序とよばれる部分に、複数の小さな花が集まって咲いています。
花は短い枝先から伸びる柄の先にぶら下がってついて、葉とほぼ同時に開きます。
ヒラヒラと風に揺れる姿がハンカチのようなのでハンカチノキと名付けられました。
ひらひら揺れる姿をハトの姿に見立てて英語では鳩の木と呼ばれています。
咲き始めの花序です。口を尖らせているようにみえるのが花序の中にただ一つだけある雌花です。
実はこの花、雌花期と雄花期があって、咲き始めは雌花期、次に雄花期になります。
自家受粉しないよう知恵で、なかには雌花がないものもあるようです。
雌花期が過ぎると、雄花が伸びて咲きます。
咲き進むと雄花は脱落していき、うまく受粉していると雌花の基部が膨らんできます。
日に透けて白さ際立つハンカチノキの花
近くで咲く八重桜をバックに撮影。
この記事を見てから新宿御苑に行っても、散ってしましたので、来年まで楽しみを取っておいてください。。
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