2017年09月21日

ヒガンバナ2017 九品仏浄真寺

お彼岸になりましたね。
お彼岸といえば彼岸花。
今年は9/3頃から咲き始めていて、台風がやってきた先週末の3連休頃が見頃で、お彼岸を迎えた頃には最盛期を過ぎた状態ですね。
その台風の影響が現れる前に九品仏浄真寺に行って撮影してきました。

九品仏浄真寺は浄土宗に属する寺院で、通称「九品仏」と呼ばれます。
江戸時代中期の元禄11年(1698)、珂碩(かせき)上人が奥沢城跡に完成させた浄土宗の巨刹です。
芝増上寺の別院で、境内に上品(じょうぼん)堂、中品(ちゅうぼん)堂、下品(げぼん)堂の3堂が並び、それぞれに3体ずつ阿弥陀如来像が納められているので、九品仏と呼ばれます。
現在、9体の阿弥陀如来は1体ずつ遷座して大修繕中です。
元禄時代以来の大修繕だそうで、1体に約2年かかり、すべての修繕が終わるのが2034年とのことです。

九品仏浄真寺は東急大井町線九品仏駅に名前にもなっているとおり、駅のすぐ近くから参道が続いています。
その参道を進むと総門の手前に石仏群があってそのすぐそばの植え込みにヒガンバナが咲いていました。
ちょっと趣を変えて3枚お届けします。
石仏群とヒガンバナ1
石仏群とヒガンバナ2
石仏群と日が。

あと2ヶ月弱で辺りは黄色や赤の紅葉に包まれる楼門が建っています。
楼門

この楼門の右手奥にある観音堂の周辺にヒガンバナが咲くんです。
けど、見に行った時には赤いヒガンバナはまだまばらなところもあれば終わりかけているところもあって、パットしませんでした。
観音堂

この観音堂の前に並んでいる三十三観音の前には白花曼珠沙華がちょうど見頃となっていました。
白花曼珠沙華と三十三観音

観音堂前の前では、白花曼珠沙華を前にして、人間の煩悩はなんとも厄介だと如意輪観音が物思いにふけっていました。
如意輪観音と白花曼珠沙華

九品仏の由来となる九体の仏像が並ぶお堂周辺にはヒガンバナは咲いていないんです。
ですので、お堂は省略してしまいます。
実は、9体並ぶお堂の前の植え込みにとあるものを発見してしまいました。
まさかこんな所で見られるとは!というものです。
それは次回お届けいたします。

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2016年11月21日

第38回湯島天神菊まつり その3

湯島天神菊まつりの3回目です。

盆養
三本仕立てで、大菊の最も基本的な仕立て方です。1本の苗を摘芯して3本の枝を伸ばし、後の1輪を花の2/3位高く、前の2輪は同じ高さに、三つの花を同時に、同じ大きさに揃えて、出来るだけ巨大輪に咲かせ、茎・葉を含めた全体が調和を保つように育てます。
管物菊や厚物菊などが仕立てられていました。
盆養

盆養1 盆養2

巴錦
「巴錦」(ともえにしき)は、花びらの内側が深紅、外側が黄金色の大変豪華な色が特徴の古典菊です。
現在栽培されている観賞菊の寿命は意外に短く、ほとんどの品種は10年以内に名前が消えてしまいます。
「巴錦」は葛飾北斎も好んだ菊だったらしく、北斎筆と言われている絵の中に、確かにこの菊と思われる花が描かれている。このことから130年以上の寿命を保っていることが推定されます。
 昔、加賀のお殿様が参勤交代の途中、長野県の小布施に立寄られ、そこに飾られていたこの菊を大変お気に召して、名前をたずねられたが答えられなかったので殿様は、これより「巴錦」と呼ぶように、と命名されました。このため地元の人々はこの菊を「殿様菊」と呼ぶようになったそうです。
巴錦

一本仕立てや千輪咲に仕立てられていて華やかでした。
巴錦・一本仕立て 巴錦・千輪咲

草丈を60p以内に仕立てる小型の三本仕立てで、 全体が丸っこくダルマのような形からつけられたダルマ作り、草丈を40p以内に仕立てる一本仕立て、頭でっかちの姿が福助人形を連想させる福助作り、こけし作りなども展示されていました。
ダルマ作り

こけし作り 福助作り

菊にはいろいろな仕立て方があるのだと勉強になりました。
23日まで開催されていますので、是非足をお運びください。

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2016年11月18日

第38回湯島天神菊まつり その2

第38回湯島天神菊まつりの2回目です。

切花競技
一輪の花の大きさ、花芯の美しさ、花弁の組み上げなど花の美しさを競います。
厚物、管物菊、一文字菊などが美を競っていました。
切花競技1 切花競技2

盆栽
山ぎくなどの盆栽用小菊を使用して、松などの盆栽と同じように仕立てます。
盆栽1 盆栽2

懸崖作り
野菊が、断崖の岩間から垂れ下がって咲いている姿を模して仕立てられています。
全部の花が一斉に咲いて、断面がかまぼこ型になるように仕立てたものが良い作品だそうです。
懸崖1 懸崖2

千輪咲
新宿御苑では大作りと呼ばれる作り方。
1本の苗を何回も摘芯をくり返して枝数をふやし、半球形になるように花を並べて咲かせる仕立て方です。前年の秋に挿し芽した苗から出た冬至芽を育てて一年かけて250〜400輪咲かせます。
千輪咲

湯島天神の千輪咲は中央や周囲に違う花色の菊をあしらう作り方が展示されていました。
千輪咲1 千輪咲2

江戸菊
江戸時代に江戸(東京)で栽培が始まった、古典的な中菊です。花が咲きすすむにしたがって、花びらが開いたり、丸まったりと変化する狂いの芸が特徴。
江戸菊1 江戸菊2

今回はここまで。
次回も湯島天神菊まつりをお届けします。

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2016年11月17日

第38回湯島天神菊まつり

先日の日曜日(11/13)、高校受験の際にお参りに来て以来、なんと30数年ぶりに湯島天神に行ってきました。
御徒町や上野をブラブラしている際に近くまで来て入るのですが、お参りにまではいかず、気がつけばこんなに経っていました。
おかげで第一希望の高校にいけたというのになんという不義理でしょうね。

都内のあちこちで菊祭りが行われていますが、これまで行ったことがないところに行ってみようと探したら、なんと湯島天神でも開催されていて、しかもすでに38回を数えるとは知りませんでした。
というわけで、湯島天神に行ってみました。

表鳥居です。
『この鳥居は銅製で、寛文7年(1667)同8年の刻銘があり、この時期に寄進された物です。
数度の修理を重ねて維持されてきましたが、都内に遺存する鋳造の鳥居としては時代も古く、製作も優秀なもので、昭和45年8月に東京都指定有形文化財に指定されました。』(湯島天神HPより)
表鳥居

この表鳥居をくぐるとすぐに菊が飾られています。
左手には千輪咲があり、その横には「ゆしま」と飾られた盆庭が展示されています。
千輪咲 ゆしまの盆庭

右側にはだるまを装飾したり、大文字焼きの山をあしらった盆庭が飾られていました。
盆庭1 盆庭2

本殿前にも懸崖作りの菊があしらわれています。
本殿前の懸崖作り1 本殿前の懸崖作り2

本殿から社務所・参集殿への渡り廊下にも懸崖作りの菊が飾られていました。
懸崖作り

湯島天神菊まつりの名物は菊人形だそうです。
等身大の人形に菊の衣装が着せてあるもので、今年は「真田丸」
開催期間の中程で菊師が花の着せ替えを行うそうで、この日がちょうどきせかえ日で、職人さんがきせかえの真っ最中でした。
菊人形1 菊人形2

今回はここまで。

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2015年09月24日

ヒガンバナ・宝蔵院 その3

1週間近く間が空いてしまいましたが、宝蔵院のヒガンバナの3回めです。

宝蔵院境内には薬師堂があり、その前の参道に彼岸花がたくさん咲くのですが、ここは立ち入り禁止。
そう、撮影のために立ち入って荒らす人がいるので立入禁止にされ、年々厳しくなっているような?
今回は薬師堂前の彼岸花をお届けします。

なんとかと通行可能なところを通って薬師堂がほぼ正面から見えるところから彼岸花と撮影。
薬師堂とヒガンバナ

薬師堂とヒガンバナを別の角度から撮影してみました。
カーソルを乗せ、クリックしてご覧ください。


ここのヒガンバナにナミアゲハが飛び回っていたので追いかけて撮影しました。
よくアゲハがヒガンバナに止まっているけど、そんなに蜜があるんですかね。
ヒガンバナとナミアゲハ1

ヒガンバナとナミアゲハ2

薬師堂の参道の入口付近に立つ賽の河原とヒガンバナです。
まさにあの世とこの世、彼岸と此岸をつなぐようなヒガンバナです。
賽の河原とヒガンバナ

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2015年09月18日

ヒガンバナ・宝蔵院 その2

宝蔵院のヒガンバナの2回めです。

本堂の左手の植え込みにヒガンバナが咲き誇ります。
赤いヒガンバナが満開になると鮮やかなのですが、もう一息というところでした。
それでもシロバナマンジュシャゲが満開できれいでしたよ。
宝蔵院のヒガンバナ

上のシロバナマンジュシャゲを違う角度から撮影。
シロバナマンジュシャゲ.JPG

見頃の赤いヒガンバナを撮影。
赤いヒガンバナ

石灯籠の前の黄色いヒガンバナのショウキズイセン
ショウキズイセンは漢字で書くと鐘馗水仙。花の形が鍾馗様の髭の形に似ているから名づけられたとも言われています。
赤いヒガンバナとシロバナマンジュシャゲの交雑種らしいです。
石灯籠とショウキズイセン

このショウキズイセンの周りには赤と白もそろっています。
赤いヒガンバナがちょっと遅れています。
赤・白・黄のヒガンバナ

石灯籠とヒガンバナです。
石灯籠とヒガンバナ

墓地の入口脇に咲いていた満開のシロバナマンジュシャゲです。
何回か来ているのにこの日はじめて気がつきました。
これも他に誰もいなくて、のんびりと見て回れたおかげでしょうね。
満開のシロバナマンジュシャゲ

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2015年09月17日

ヒガンバナ・宝蔵院 その1

8月の中旬から天気がいい日が長続きせず、曇りがちな空に加えてよく雨が降りますね。
週末に撮影に行こうと思うと天気が崩れてきて思うように撮れないことばかりです。

そんな中、某日葛飾区奥戸にある宝蔵院の彼岸花を撮影しに出かけてきました。
ここは赤や白のヒガンバナよりも少し早めに咲く黄色のヒガンバナ、ショウキズイセン(鐘馗水仙)がたくさん咲くので、赤いヒガンバナが見頃になる前かもしれないけど撮影に行ってきました。

真言宗豊山派寺院の宝蔵院は、応永2年(1395)に創建、慶長17年(1612)海運法印が中興開基となったと伝えられます。
境内に南葛八十八ヶ所霊場第7番、新四国四箇領八十八ヵ所霊場24番があり、隣地にはもと別当を勤めた八剱神社があります。
JR小岩駅北口から10分ぐらい歩いて、新中川にかかる奥戸新橋を渡ってすぐの所にあります。
宝蔵院

宝蔵院の山門脇には鐘楼があり、その周囲に彼岸花が咲いています。
山門を入り、中側から見ると、シロバナマンジュシャゲと鐘楼が見られます。
彼岸花と鐘楼 シロバナマンジュシャゲと鐘楼

山門を入った参道の脇に赤い彼岸花が列をなしてお出迎えしてくれます。
まだちょっと早くて見頃までもうちょっとという状態でした。
参道の彼岸花

参道脇のお堂と彼岸花です。
花の数は少なかったのですが、それでもうまく組み合わせればいい雰囲気で撮れました。
お堂と彼岸花

参道をまっすぐ進むと板碑や如意輪観音像等が並んでいるところがあり、その前の花壇が彼岸花で赤く染まるのですが、残念ながらちらほらしか咲いておらず、見頃はお彼岸ぐらいになりそうでした。
見頃には遠い彼岸花

いつもは撮影している人も多く、三脚を構えて陣取って邪魔な人が多くて、気が滅入る時もあるのですが、この日は平日の午後で、全体的には見頃までもう少しというところだったので、撮影に来ている人がおらず、一人で静かに撮れたのは幸いでした。

次回も宝蔵院から彼岸花をお届けします。

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2014年09月27日

ヒガンバナ:日比谷公園

今回は日比谷公園のヒガンバナです。

日比谷公園にはあちこちに数本ずつ咲いているところや、まとまって咲いているところがあります。
その中でも一番見応えがあるのが、祝田門近くの斜面です。
松の木の間に群生するヒガンバナです。
日比谷公園のヒガンバナ

近くにある松の木とヒガンバナです。いつもここに来るとこの組み合わせばかり撮影しています。
松の木とヒガンバナ 松の木とヒガンバナ2

アオサギとヒガンバナそして心字池のヒガンバナです。数が多くなく、池の対岸にあるので見応えはありません。
でも、アオサギがいることもあるので要チェックポイントなんですよ。
都会の公園のそれほど広くない池に大きなサギがいるんですからとても貴重です。


日比谷公園内をもうちょっと歩けばまだ咲いているのですが、ここに来る時は皇居東御苑に行った後に来るので、皇居に近い祝田門から入って心字池を通って有楽町に抜けるので園内はあまり歩いていないんです。
たまには逆を行けばいいってもんですよね。

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2014年09月13日

もう咲いたヒガンバナ

久しぶりに早朝ウォーキングに出かけた9/12。
5時半に家を出たのですが、日の出が5:21とだいぶ遅くなってきていて、明け切らない朝の感じとともに空気が涼しくなっているのを感じました。
今年は残暑らしい残暑があまりなく、既に秋といった雰囲気になってしまいました。
空気が秋らしくなったのを人間が感じるようになったなら、それよりも早く植物は秋を感じ取っているんですよ。

なんと、お彼岸よりも1週間以上も早く彼岸花が咲いていました!例年より早めで、暑かった去年よりも10日以上早く咲いています。
緑道公園で見つけた白花曼珠沙華です。白いのはマンジュシャゲと呼ぶんですよね。
目黒不動の傍らにも白花曼珠沙華が咲いていましたが、こちらは柵内なので撮るにはちょっと遠すぎました。
シロバナマンジュシャゲ

そしてウォーキングで林試の森へ。
ここはあちこちに赤い色のヒガンバナが植えられているのでぐるっとひと回りして、どこもすでに1輪か2輪咲いているのを確認しました。
ヒガンバナ

秋の青空を見上げるヒガンバナです。
空を見上げるヒガンバナ

小さな植え込みに植えられているヒガンバナです。こんな風に肩を寄せあって毎年たくさん咲いています。
肩を寄せ合うヒガンバナ

おまけ
9/13の早朝ウォーキングでのこと。
円融寺の境内にある御神木の大イチョウ。見上げてみたら、上の方の葉が黄色くなり始めていました。
気が早い黄葉なのか、枯れてるだけなのか?
気が早いイチョウ

「足早に 日一日と 秋めいて」

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2013年09月17日

咲き始めたヒガンバナ

久しぶリの花・植物写真は、猛暑を乗り越え咲き始めた秋の花「ヒガンバナ」の登場です。

今朝のウォーキングで立ち寄った林試の森の池の畔。
ここは林試の森の中でもヒガンバナがたくさん咲く場所。
どれだけ花茎が伸びただろうなんて思って覗いてみたら、花が咲き始めていたのでびっくり!
咲き始めたヒガンバナ

台風のうちに咲いたヒガンバナは、台風18号の風に倒されてしまいましたがほんの数本。
もうちょっと台風が遅かったら全滅してたかもしれません。それを思うと咲いている花が愛おしく思えます。
一部倒れたヒガンバナ

園内の他の場所ではまだ開いていなかったのでこれからが本番ですね。もっと咲く日を楽しみにしています。

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2012年10月10日

彼岸花:明治神宮

今回は明治神宮の彼岸花をお届けします。
明治神宮といっても広いんですが、咲いているのを見つけたのは本殿の裏手にある御苑内の一角、宝物殿前の芝地の片隅にちょっとだけ咲いていました。
ちょうど小川が流れるすぐそばです。
カーソルを乗せてご覧ください。


「彼岸花:明治神宮」の続きはこちら
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2012年10月09日

九品仏浄真寺のヒガンバナ

今回は九品仏浄真寺でのヒガンバナお花見散歩をお届けします。

九品仏浄真寺は東急大井町線九品仏駅に名前があるとおり、駅のすぐ近くに参道があります。
その参道を進むと総門の手前に石仏群があってそのすぐそばの植え込みにヒガンバナが咲いていました。
ヒガンバナにはちょうどアゲハチョウが蜜を吸いにやってきていました。
石仏群とヒガンバナ

「九品仏浄真寺のヒガンバナ」の続きはこちら
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2011年10月22日

雄花期・雌花期

花の中にはいろいろあって、雄花と雌花が別々のもの、雌雄同体のもの、1つの花で雄花期と雌花期があるものがあります。

雄花期(雄性期)と雌花期(雌性期)があることを雌雄異熟といいます。
この中には雄花期が先のものや雌花期が先のものなどがありますが、今回は雄花期が先の花をお届します。

雄性期が先行する場合を雄性先熟といって、花が咲いたときにはまず雄花として咲いて、雄しべに花粉をつけています。この時、雌しべは閉じていて自家受粉しないようになっています。
雄しべの花粉がなくなると、雄しべが枯れたり脱落していきます。そのタイミングで雌しべの柱頭の先が開いて受粉可能状態となります。
この戦術をとる花は虫に花粉を運んでもらう虫媒花だそうです。

まずは秋を代表する桔梗の花。
これは皇居東御苑で撮影したものですが、1か所で揃ってました。
どれが雄花期でどれが雌花期かわかりますか?
一番右が雄花期、真ん中が雌花期、左が移行期(両性期)です。
カーソルを乗せてもわかりますよ。


桔梗の場合は雌しべの柱頭を包むように雄しべがあります。この状態の時から広がって枯れ落ちるまでの間に虫に花粉を運んでもらうんですよ。
カーソルを乗せてご覧下さい。



お次はゲンノショウコ(フウロソウ科)。自然教育園で撮影しました。
御存知の通り、とても小さな花ですが、この花もキキョウと同じ雌性先熟の花で雄花期と雌花期があります。
ちなみに東日本では白花が多く、西日本では紫紅花が多いそうです。
ゲンノショウコ

ゲンノショウコの雄花期は、雄しべははじめから開いていて、先端に花粉を付けています。
ゲンノショウコの雄花期

葯の花粉が尽き、雄しべの先端が脱落し始めると、花柱の先端が5つに割れ、雌花期になりますます。
ゲンノショウコの雌花期

この仲間に、ツワブキがあるのでこれからシーズンですからぜひ観察してみてください。

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2011年10月17日

彼岸花と東京タワー:旧芝離宮庭園

とっくにヒガンバナの季節は通りすぎてしまいましたが、まだまだヒガンバナシリーズが続きます。
今回は10/1(土)に訪れた浜松町駅界隈にある旧芝離宮庭園からお届します。

旧芝離宮恩賜庭園
小石川後楽園と共に、今東京に残る江戸初期の大名庭園の一つです。回遊式泉水庭園の特徴をよくあらわした庭園で、池を中心とした庭園の区画や石の配置は、非常に優れています。
 明暦(1655〜1658年)の頃に海面を埋め立てた土地を、延宝6年(1678年)に老中・大久保忠朝が4代将軍家綱から拝領しました。
 忠朝は屋敷を建てるにあたり、藩地の小田原から庭師を呼び庭園を造ったと言われています。庭園は「楽壽園」と呼ばれていました。(「庭園へ行こう」より)

説明にある通り、旧芝離宮庭園は池を中心にした庭園なので、至る所で池を見るができます。
ヒガンバナも池の周りにいくつかの塊になって咲いていて、池を入れての撮影が可能です。
カーソルを乗せてご覧ください。
10月にはいっても一部、ヒガンバナの見頃前という場所もありました。


庭園の池のまわりの池らしく、石灯籠や松が見事に配置され、秋の庭園美を感じました。
カーソルを乗せてご覧ください。


そんな芝離宮は浜松町駅のすぐ隣にあり、東京タワーがよく見えます。となれば、ヒガンバナと東京タワーの赤の競演を撮影しない手はありません。
もっと青空だと2つの赤い色が映えていたと思いますよ。残念。
東京タワーとヒガンバナ 東京タワーと彼岸花

東京タワーにピントを合わせ、ヒガンバナにピントを合わせ、と楽しんでしまいました。
カーソルを乗せてご覧ください。


築山とヒガンバナ庭園らしく、石組みの築山もあり、ヒガンバナが彩っていました。



池の淵に立つ小さな石灯籠とヒガンバナです。
カーソルを乗せてご覧ください。


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2011年10月08日

宝蔵院の彼岸花 その2

宝蔵院の彼岸花の2回目です。

立入禁止宝蔵院の薬師堂周辺の彼岸花を中心にお届けします。
薬師堂の前には薬師堂用の参道があって、この両脇には彼岸花が咲いて見頃を迎えると綺麗なんですよ。ところが・・・このような張り紙がしてあって立入禁止に!なんとも残念。
でも、大丈夫だよ、と立ち入る中高年がいるんですよ。
どこにでもいるんですよ、マナーの悪い人が。

張り紙

気分を取り直して、薬師堂の参道脇から撮影した彼岸花と薬師堂をカーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。
彼岸花が満開になったらどんなに綺麗か想像してみてくださいね。


この薬師堂の参道脇には石地蔵群があります。彼岸花と揃い踏みです。
カーソルを乗せてご覧ください。


実はこの石仏群のあるところは賽の河原に並べられているんです。
 一重積んでは父のため  二重積んでは母のため  ・・・ 彼岸花が添えられるとあの世とこの世の無常を感じますね。
カーソルを乗せてご覧ください。


そんな無常を感じるところから、また前回と同じ石仏群の前に行くと、今度は黒いアゲハチョウ(おそらくクロアゲハ)が飛んできて、花から花へと飛び回って結構長いこと蜜を吸っていましたよ。
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


ひとしきり蜜を吸っていくと、じゃあねと、飛び去って行きました。
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


クロアゲハも飛んでいったしまったので、私もこの辺でと、宝蔵院をあとにして次の場所、皇居東御苑に向かいました。
この続きはまた今度。
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2011年10月07日

宝蔵院の彼岸花 その1

今回は9/25(日)の朝一番で向かった葛飾区奥戸の宝蔵院の彼岸花をお届けします。 宝蔵院宝蔵院は室町時代の創建といわれています。
所在地=東京都葛飾区奥戸8-5-19

JR小岩駅北口を出て、蔵前通りを左に進み、三差路を右の奥戸街道へ進むと新中川にかかる奥戸新橋があります。
ここまで来ると鐘楼が見えてきます。橋を渡って右に曲がるとすぐに鐘楼の下、宝蔵院の入り口に着きます。
宝蔵院を入ると参道の両側に彼岸花が咲いているのですが、ここもやはりまだ3分咲といったところだったので全体よりも絞ってお届けします。


宝蔵院の彼岸花

右の4枚の写真をクリックして下さい。コメントが表示されます。
(但し、WindowsもMacもFirefoxではコメントが表示されません。)
鐘楼と彼岸花
鐘楼と彼岸花
板碑と彼岸花
板碑と彼岸花
石仏と彼岸花
石仏と彼岸花
お堂と彼岸花
お堂と彼岸花

こちらは宝蔵院を訪れる目的の一つ、黄色い彼岸花・ショウキズイセン(鍾馗水仙)です。 ショウキズイセンと赤い彼岸花の交配したものがシロバナマンジュシャゲなんですよ。 カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


赤い彼岸花の向こうに黄色いショウキズイセンと白華曼珠沙華。
彼岸花も白花もまだまだ花数が少なくてちょっと迫力にかけていますが、見頃になるともっと色鮮やかなんですよ。
宝蔵院の彼岸花

宝蔵院の一隅にある石仏群と彼岸花。一部は未開花、一部は見頃で見頃を揃えるのは難しいと如意輪観音様が頭を抱えていましたよ。
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


花の数は少なくても、しっかりとその蜜の香りを嗅ぎつけてチョウチョはやってきます。
やってきたのはナミアゲハ。花から花へと飛び回って蜜を吸っていましたよ。
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


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2011年10月06日

ヒガンバナの舞:日比谷公園

9/19(月)に皇居の桜田濠などでヒガンバナを撮影したあと、近くの日比谷公園に立ち寄りました。ここもそれほど多くはありませんけど、ヒガンバナが咲く公園なんです。
でも、皇居周辺のお濠のヒガンバナの状況からして、そんなに咲いていないだろうと、期待せずに寄ってみました。
ところが、目と鼻の先の距離なのに、まだまだツボミが多いもののこちらの咲いている花数が多いのに驚き!
引いて撮っても、寄って撮ってもそれなりに画面を赤さが占めてくれます。
カーソルを乗せてご覧ください。


ここでは水面もないし、特に彩るものがないから、何と撮ろうか考え、そして撮影してみました。
松の木と彼岸花、そして色づく前のもみじと赤い彼岸花です。
色変わらぬ松は赤さをじっと眺め、緑のもみじは彼岸花の赤さに習って赤くなるのでしょうか。
カーソルを乗せてご覧ください。


いろいろな方向から眺めていたら、どこからともなくチョウチョが飛んできました。
どうもナミアゲハのようです。
ヒガンバナの蜜を求めてやってきたんですね。こっちの花、あっちの花、そしてまたこっちの花へ、蜜が多い花はどれだろう、蜜が美味しい花はどれだろうと探し回っているのでしょうか。
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


ヒガンバナの中に、ちょっと季節がずれたタンポポの綿毛が1本、たたずんでいました。
ヒガンバナの赤さに憧れているのでしょうか。
カーソルを乗せてご覧ください。


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posted by ブドリ at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | .花歩記 秋の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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