2012年07月07日

ネジバナと一緒

6月半ばを過ぎた頃カラス型を見せ始め、1ヶ月ぐらいするといつの間にか姿を消してしまう花があります。
芝生や背の低い草の中から顔をのぞかせるとても不思議なネジバナです。

捩花(ネジバナ)。別名 「捩摺」(もじずり)
たくさんの小さな花が「ネジ」のように螺旋を描いて付いているために、この名前がついた野生ランです。
螺旋を描くのですが、その描き方は一方向ではなくて右巻き・左巻きどちらもあるんです。この写真も隣り合って咲いているのにねじれ方が逆になっているのがわかりますか?
ただ、右巻きと左巻きで花の色の濃さが違うのを発見。何か解明のヒントか?
ネジバナ

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2012年06月28日

見事な花菖蒲:明治神宮

明治神宮のハナショウブの中から選りすぐりをお届けします。

さて問題です。このハナショウブの名前はなんと読むでしょうか。
「宇宙」
わかりますか?
花菖蒲・宇宙

実はこれ、「おおぞら」と読みます。
どうですか、地球の空だけでなく宇宙の果てまでも舞いそうな花じゃないですか?
「宇宙」と書いて「おおぞら」と読む。これを名付けた人は素晴らしい!
ハナショウブ・おおぞら

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2012年06月26日

花菖蒲・明治神宮

皇居東御苑の花菖蒲」で明治神宮にも撮影に行ったと書きました。
というわけで今回と次回の2回、明治神宮の花菖蒲をお届けします。

明治神宮御苑の花菖蒲は、明治26年(1893年)、明治天皇の思し召しにより昭憲皇太后のために植えられたものです。
 明治神宮御造営当時は、江戸系の48種があったと伝えられており、その後、堀切(葛飾区)など東京近郊から江戸系の花が集められ、現在では約150種1500株が咲き競います。
(「明治神宮御苑HPより引用」)

菖蒲田を囲うように遊歩道があり、中央に橋がかけられているのでじっくりと堪能できます。
人が立っているところが橋になります。
ハナショウブ・明治神宮

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2012年06月25日

紫陽花とホタルブクロ

先日、多摩川台公園の紫陽花をお届けしましたが、その続きです。

あじさい園が広がっているところから公園内へ続く通路にも紫陽花が咲いています。
続く紫陽花

その斜面には紫陽花に混じってひっそりと咲いている花があります。それがホタルブクロの花です。
ホタルブクロ

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2012年06月22日

紫陽花:多摩川台公園

梅雨まっただ中ですね。梅雨といえば紫陽花がいい時期ですね。
近場で見応えのある多摩川台公園で紫陽花を撮影してきました。

多摩川台公園多摩川台公園は東急目黒・東横・多摩川線の多摩川駅の改札を出てすぐのところに入り口があり、多摩川に沿って伸びる丘陵地に約750メートルにわたって展開しています。亀甲山古墳、宝莱山古墳をはじめとする多摩川古墳群の散策や、桜(約300本)、あじさい、ホタルブクロ、彼岸花など四季折々の花も楽しめます。
多摩川駅に近い入口周辺の斜面から上にかけてがあじさい園になっています。

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2012年06月01日

こんな所に顔が!

いつものようにカメラをもって花の撮影をしていて、眼の前にあった木をなんとなく見ていてビックリ!
こんな所に顔が!

わかりますか?これ、もみじの種なんです。
プロペラ状の羽根がついていて羽根の根元に種が詰まっているんですけど、うまい具合に根本の両側の種に虫がとまっていたんですよ。種の部分になるのできっと甘い汁でも出ているのでしょうね。
もみじに顔

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2012年05月30日

ポプラの綿毛舞う

ゴールデンウイーク明け頃から林試の森に、地面が次第に白くなり、5月中旬には初夏に雪景色かと思わせる一角がありました。
それがこれ。どうですか、ちょっとした雪景色のようでしょ?
カーソルを乗せてご覧ください。


これはポプラの綿毛が積もったものです。
ちなみにこのポプラはカロリナポプラ(Carolina Poplar)と言ってカナダ・アメリカの東部を中心に分布して、枝が横にも拡がる種類です。北海道大学で有名なポプラ並木はイタリアポプラ(セイヨウハコヤナギ)という直立するタイプのポプラです。

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2012年05月29日

二人静

今回は特に珍しくはありませんがフタリシズカをお届けします。
ただ、今頃は花の時期は過ぎてしまっていると思います。

フタリシズカ(二人静) センリョウ科
フタリシズカ花穂が2本であるから二人静。
静御前の霊が、吉野山で若菜摘みに出た娘に乗り移り、神職に「自分の跡を、1日経をあげて回向して欲しい」と求めます。憑いているのが静御前とわかると舞を所望します。昔の舞装束を取りだし娘がが踊り始めると同じ装束の静御前が現われ、義経が都を追われたときの様子を娘に寄り添って舞う、という謡曲の「二人静」に見立てて名付けられました。


このフタリシズカを見かけると必ずすることがあります。それが花穂の数さがしです。
フタリシズカと名付けられても実際には3本とか4本あるんです。それで最高何本のものまであるか探しているんです。今までの記録は5本。さて今回は・・・

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2011年07月27日

ヤマユリ・オニユリ

今回は夏の花・百合をお届けします。
自然教育園ではヤマユリ(山百合)を、皇居東御苑ではオニユリ(鬼百合)を撮影しました。
皇居東御苑でもヤマユリをと思ったのですが、盛りを過ぎていたため残念でした。

ヤマユリ(山百合)
ヤマユリ山麓や山地に生えることからヤマユリと名づけられました。
大輪系の百合の園芸品種の母種でもあります。地下の鱗茎は食用になります。
発芽から開花までには少なくとも5年以上かかり、また株が古いほど多くの花をつけます。
風貌が豪華で華麗であることから、『ユリの王様』と呼ばれます。


山百合ヤマユリは別名の多いユリとしても有名です。山地で見られるので地名が付けられていますね。
カントウユリ(関東百合)、カマクラユリ(鎌倉百合)、ハコネユリ(箱根百合)、ホウライジユリ(鳳来寺百合)、エイザンユリ(叡山百合)、トウノミネユリ(多武峰百合)、ヨシノユリ(吉野百合)、スジユリ(筋百合)、キンセンユリ、シロユリ(白百合)、コウユリ(香百合)、ニオイユリ(匂い百合)、リョウリユリ(料理百合)、キツネユリ(狐百合)



ユリの花を見るとこんなふうに撮影したくなりませんか?
まさに野に咲く白い星です。
星のような百合


宮沢賢治の短歌に次の作品があります。

「いなびかり またむらさきに ひらめけば
      わが白百合は 思ひきり咲けり」       歌稿A193


オニユリ(鬼百合) 別名:テンガイユリ(天蓋百合)
オニユリオニユリヒメユリに対して大きいことからとか、花の色や形から赤鬼を連想させることから「鬼百合」といわれます。
実はできませんが、球根(鱗茎)やムカゴ(珠芽)で増えます。
オニユリは中国からの渡来種として考えられていて、球根(鱗茎)が凶作時の非常食として重用されたことから、日本全国に分布するようになったと考えられています。


テンガイユリ別名のテンガイユリの名は、花のうつむいた姿を天蓋(てんがい:仏像などの上から吊るす傘のようなもの)にたとえて名づけられたといいます。


やっぱり、ユリですからね。同じように見なくっちゃ!
野に咲く赤い星です。
野に咲く赤い星


宮沢賢治の作品に次の詩があります。

〔いなびかり雲にみなぎり〕    補遺詩篇 II (歌稿〔B〕)

   いなびかり雲にみなぎり
   みちはこれま青き運河

   みじろがず雪より白く
   鬼百合の花はいかれり

宮沢賢治の作品には「四又の百合」や「ガドルフの百合」、詩や短歌にも百合が出てくる作品があります。
花をたよりに作品を感じてみるというのも楽しみの一つかと思います。


私の一句
「鬼百合の 鬼というほど 恐からず」


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2011年05月20日

亀戸天神の藤の花とスカイツリー

ようやく5月のゴールデンウィークに突入。
5/3(火)はかなり曇り空。夕方になるにつれて天気が崩れていくとのこと。
ゴールデンウィークといえば亀戸天神のフジの花を見逃すわけには行かないし、最高点に到達した東京スカイツリーとの撮影もしておかなければ!とお昼前について雨がふらないうちに撮影しようと家をでたんです。

予定通りに11時40分頃には亀戸天神に到着したんです。ところが・・・
亀戸天神・太鼓橋と東京スカイツリー鳥居をくぐるとすぐにある太鼓橋。見てください、この人の波。
私が到着して、1度列に並んでお参りして、グルッと簡単に撮影しながらいい場所を探していて、戻ってきたときに撮影したものですが、人が多い!特にこの太鼓橋の上からは東京スカイツリーが良く見えるので立ち止まって撮影する人(昨年は立ち止まらないでくださいと警備の人が言ってたんですけど、今年は不在)もいて前に進まない。


やはり私も太鼓橋上の狙いをつけた場所で1、2枚だけ撮影しようと並び直している間に、この橋の袂にある白いフジの花と東京スカイツリー2態を撮影。
白い藤が暗くなっちゃったのが残念
カーソルを乗せてご覧ください。


池に映る東京スカツリーそして、太鼓橋から撮影したのがこの写真。
本当はもうちょっと奥の藤棚の藤が伸びて存在感があると良かったのですが、そう贅沢は言えません。
とりあえず、池に映る東京スカツリーも撮影できたので良しとしました。


亀戸天神の藤棚と東京スカイツリーこの太鼓橋から本殿まで続く参道の両側に広がるのが藤棚です。
その間を人が埋めつくしていました。


それではこの後はフジの花と東京スカイツリーを、とその前に、しっかりお参りさせていただいた亀戸天神の本殿と東京スカイツリーをお届けします。
カーソルを乗せてご覧ください。


それでは藤の花と東京スカイツリーを一気にお見せします。
カーソルを乗せてご覧ください。


藤の花と東京スカイツリー3態をカーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


東京スカイツリーを見上げるハト「よくもまぁ、あんなに高いの作ったよ。
この前の地震の揺れでも被害がなかったのはすごいことだよ。
なかなか人間もやるもんだな。
でも、無理に上に下にって
生息範囲を広げなくてもいいんじゃないか。
俺達の世界の邪魔をしないでくれよな。」
ハトがそう言っているように聞こえてしまいました。


「藤は下 ツリーは上へと 伸び行きて」


次回は亀戸天神から東京スカイツリーへ歩いて行って撮影した写真をお届けします。

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