3.11が再び巡ってきました。あの大震災から1年。
被災された方々にとっては言い表せない1年だったことでしょう。
そして、被災しなくても、震災を目の当たりにし、影響を受け、生活が大きく変わった人、人生観が変わった人など多くの方がいることでしょう。
それぞれの思いを胸に迎えた3.11
私はこの日、大杉隼平というカメラマンさんが、昨年の9.11に続いて、この日3.11の空を募集されていたので、朝から空を眺めていました。

6:35 日の出から30分。
早朝ウォーキング中に見上げた空
雲の隙間に青空が見えていました。
13:30 代々木公園
凧の上がる空
親子があげていた凧にズームイン!
仲良し親子の光景がいつまでも続くことを願いつつ。

14:50 明治神宮
私は震災の起きた14:46に明治神宮にいました。ちょうど本殿にむかって参拝した直後に時間を迎えました。
なんの合図もありませんでした。
それでも参拝に来ていたたくさんの人たちは一斉に立ち止まり、黙祷を捧げました。
人の声で賑やかだった境内が静寂に包まれ、たくさんの人の祈りの時を迎えました。
この時間に参拝に来ているわけですからそれだけでも何かしらの思いを胸に秘めてお参りされるのでしょうが、こんなにもたくさんの人たちが思いを・・・
そう感じたら涙が溢れてきました。
抱き合って泣いている人たちもいました。
黙祷を終え、みなが動き出したあと、気持ちを落ち着けてからの写真ですので、この写真こ写っているのは半分にも見たない方々です。手を広げたらぶつかるぐらいの間隔で参拝の方々がいました。
日本中で、世界中で祈りが捧げられました。思いが大きなうねりとなり、新しい形となって欲しい、そう思います。
東北地方とよく言われますが、茨城や千葉県、都内でも亡くなられた方々がいます。それも忘れてはならないことです。

このあと、明治神宮御苑で空を見ながらひとり佇んでいるとき、頭に浮かんできました。
震災後、日本の社会構造の大きな歪みが浮き上がって来ました。たくさんの方々がそれに気づいたことは大震災のもたらしたもの。
「日本の社会構造を問え!心休まるふるさとを大切にし、日本人が日本人であることを自分自身に誇れる日本であること、自分自身に誇れる日本にすること それが生きている我々の役割なのではないだろうか。」

明治神宮から歩いて都庁展望室へ。
16:33 降り注ぐ光
頭上はこの黒い雲に覆われていたのに、はるか西の空は雲間から光が降り注いでいました。
被災された方々に、祈りを捧げる多くの方々に、等しく優しい光が届きますように。


そして夜。月の出が21:14なので近所から見えてくるのは早くても1時間以上後。
22時半過ぎに、まだそれほど高くない月が見えるとこを探して夜の散歩にでかけ、見つけちゃいました。
左の土星、右のスピカ、そして寝待月でちょっとおとぼけ顔ですよ。
心配ごともわかるけど少しはこんな顔してとぼけてみな。
そう言っているみたいです。
3.11の空を1日追いかけてみました。
この中から大杉隼平さんには送らせていただきました。
送られた写真は47都道府県、海外からも届いているそうです。
一つ空の下でみんなつながっているんですね。
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