2016年07月15日

浅草寺 ほおずき市2016 その2

浅草寺のほおずき市の2回目は、ほおずきなどをお届けします。

屋台では四万六千日ほおずき市の札が、少なくなってきたほおずきに混じって賑わせています。
ほおずき市

吊るされたほおずきの鉢は誰が買ってくれるのかなぁと風に揺られながら待っています。
風に揺れるほおずき

ほおずき買われていくほおずき
残るほおずき
どこが違うんだよ〜


風鈴
ほおずきとともに風に揺れる風鈴。
私はほおずきのおまけ。
私をもっと見て。
静かに音を響かせるから
私の声に耳を傾けて


影ほおずきと風鈴の影
影じゃ何もわからない
でも
影もいいもんさ


というわけで浅草寺のほおずき市でした。

入谷の朝顔市は終わってしまいましたし、浅草寺のほおずき市も終わってしまいました。
朝顔市やほおずき市に行ってみたかったという方は、7/23(土)・24(日)に、徳川家ゆかりの伝通院で「朝顔市」、“こんにゃくえんま”で知られる源覚寺で「ほおずき市」が開催され行われる、第31回文京朝顔・ほおずき市に行かれてみてはいかがですか?

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2016年07月14日

浅草寺 ほおずき市2016 その1

7/6〜8の入谷朝顔市に続いて、7/9・10と浅草寺でほおずき市が催されました。
ほおずき市の日は 「四万六千日(しまんろくせんにち)」と呼ばれ、浅草寺の「功徳日」にもあたり、この日にお参りすると「四万六千日分、日参したのと同様の功徳を得られる」との言い伝えがあり、江戸に夏を呼ぶ風物詩の一つです

7/9の土曜日はあいにく雨が降りましたが、夕方前には止んで人出もまずまずだったようですね。
私は翌日の日曜日に行ってきました。
雲は多いものの暑い日で、日曜日ということもありたくさんの人で賑わっていました。
浅草寺

四万六千日の提灯と東京スカイツリーです。
提灯と東京スカイツリー

東京スカイツリーとほおずき市の屋台です。
ほとんど毎年同じ差y心になっていますが今年もまた同じなんです。芸がないというかアイデアがない・・・(--;)
東京スカイツリーと屋台

本堂横の通路にもところ狭しとほおずき市の屋台が並び、通る人に声をかけていました。
出かけたのが2日目の夕方近くということもあり、すでに完売し店じまいした屋台もありました。
ほおずき市の屋台1 ほおずき市の屋台2

よく見て気に入ったの持ってっておくれ!
そんな声があちこちで聞こえます。
ほおずき市の風景

ちびっ子女将も頑張ってほおずきを選んであげていましたよ。
ちびっ子女将

次回もほおずき市をお届けします。

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2016年05月25日

浅草寺・苔むす伝法院庭園

浅草寺伝法院庭園は基本的には非公開ですが、3月から5月最初の桜から新緑の期間だけ大絵馬寺宝展とともに公開されます。

庭園に入ってみると、非公開としていることが感じられます。
その一つは苔!
伝法院庭園
前回も書きましたが、人を入れるとあちこち踏み荒らして、庭が荒れるんですよね。
縁石に乗っかったり座ったりして生えている苔を削り取り、縁石の内側に踏み入って地面を踏み固め苔をはじめ植物が育ちにくい環境を作り出し、庭園の隅から隅までが織りなす美しさを損なっていくんです。
苔の成長には長い年月を必要とするため、一度荒れるとその美しさを取り戻すためには長い年月が必要になるということです。
石に付いた苔
この庭園美を残すためには人を入れないのはいいことだと思います。

日影でも日に照らされても、苔の美しさが際立ちます。
伝法院庭園・苔1
伝法院庭園・苔2 伝法院庭園・苔3


苔の上に落ちたモミジの緑の葉も引き立ちます。
苔の上のモミジ

苔は上から見ると単に緑のカーペットぐらいにしか見えませんが、かがんでよく観察してみると、小さな森、いや、森そのものなんですよ。
苔の森1 苔の森2

湿度が重要な苔。流れの周りの岩も苔むして、庭園美を作っています。
流れと苔1 流れと苔2

庭園から見える遠くの景色を見るのもいいのですが、その足元から始まる庭園の美しさにもっと目を向けなければ庭園に来ている意味が無いですよ。
せっかくですから近くの美しさ、それも感じてみましょう。

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2016年05月24日

浅草寺伝法院庭園

今回は4月から5月のゴールデンウイークの頃に公開される浅草寺伝法院の庭園を紹介します。

浅草寺のホームページから一部抜粋

伝法院
浅草寺の本坊。安永6年(1777)建築の客殿・玄関や明治4年(1871)築の大書院、浅草寺貫首(かんす)大僧正のお居間などがあり、「伝法院」はこれらの総称。もとは観音院、智楽院などと称したが、元禄(1688〜1704)以後この名が付けられた。

伝法院庭園名勝指定
当寺の伝法院庭園が2011年9月21日付けで、国の名勝に指定された。伝法院は当寺の本坊であり、庭園は寛永年間(1624〜45)に小堀遠州によって築庭されたと伝えられている。この指定により、本園の歴史的・文化的な重要性が公的にも確認された。

というように、浅草寺同様歴史的価値の高いところなんです。
庭園は通常は公開されておらず、今年は3月18日〜5月9日の期間のみ特別公開され、3月末には枝垂れ桜が見頃で、その後は八重桜、新緑がすばらしい庭園です。

庭園はそこここに苔が生えていて、さすがの庭園美を誇っています。
伝法院庭園

でも、ほとんどの人は、庭園から見える外の風景に目をやります。
それも借景としてはいいんですけどね。
庭園から見える浅草寺五重塔です。
池に映る五重塔の美しさに気がついた人はどれほどいるのでしょう。
伝法院庭園と五重塔

五重塔と東京スカイツリーも一緒に収まるところがあります。
五重塔と東京スカイツリー

木々の間から庭園と東京スカイツリーが見られます。
庭園と東京スカイツリー

五重塔と東京スカイツリーに目を奪われる人が多いのなんの。だから写真を撮ろうと渋滞発生。
狭い園路で立ち止まる人が多いから、結局、縁石を踏んで生えた苔を削り取り、縁石を越えて草花を踏み樹木の根を踏んで通り地面を固めて植物の育成に害を与えることになるんです。
撮影するのを待って縁石に座る人も多く、縁石の周りの苔や植物が傷めつけられます。
庭園美は遠くの景色や咲いた花だけではないんですよ。そこにある全てが創りだす世界が庭園美なんです。
足元のなんてことないように見える苔、小さな草花の生きる様、その土の下から次に出てこようとしている植物の力強さ、見えるもの見えないもの全てが創りだす息遣い全てが庭園美なんですよ。
見えるものにしか価値を見いだせなくなった現代人には理解するのは無理なんだろうなと思いますよ。
だからこの庭園美を後世に残していくためには非公開も仕方ないと思います。
まぁ、後世の人がこの美を理解できる心を持っているかも問題ですけどね。

もう少し、見えるものだけ、お金に見えるものだけに心を奪われず、感じる心を養わなければ人間はジリ貧でしょうね。それもまた、地球の意思なのかもしれませんけどね。

次回も伝法院庭園から、さらにお届けします。

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