7月後半のさらに後半になると、日没後に見え、しかも長く見られるようになるので絶好の観測機会が到来です。念入りに準備をして追いかけてみてください。
2016年7月後半のISS(国際宇宙ステーション)情報をお届けします。
高度が高くて比較的見やすそうなものを中心にお伝えします。高度が低くても場所によっては見られるかもしれませんのでその他の日時や詳細は
「ToriSat - 国際宇宙ステーションを見よう」
「きぼうを見よう(JAXAのサイト)」
「Heavens-Above」
ISS(国際宇宙ステーション)観測におすすめのアプリ
アンドロイド用 ISSディテクター
iPhone用 ISS Finder
どちらも現在位置からISSの通過予測時間前にアラームで通知してくれるので見忘れることがありませんよ。
他にもいろいろなアプリがありますので、自分にあったアプリを探してみてください。
以下の情報は主に「Heavens-Above」を参考にしています。
7月後半の東京で見やすい条件の国際宇宙ステーション(ISS)情報です。
見え始めの時間と方位、最大仰角時の時間と方位・角度、予想される明るさ(等星)をお伝えします。
直前に変わることもありますのでご了承ください。
7/26(火) 20:36 南西(236°) 20:39 北西(319°) 66° 20:42 北東(43°) -3.0 スピカ・アルクトゥルスの近くを通過し長く見られます。
7/27(水) 19:43 南南西(213°) 19:46 南東(135°) 54° 19:49 東北東(57°) -3.3 火星・土星の上を通過し、長く見られます。
7/27(水) 21:20 西北西(289°) 21:23 北北西(331°) 17° 21:25 北北東(13°) -0.2 最高点付近で北斗七星の下を通過します。
7/28(木) 20:27 西(265°) 20:30 北西(326°) 27° 20:32 北北東(27°) -1.1 木星付近から現れて、北斗七星の柄杓を横切りそうです。
7/29(金) 19:33 西南西(242°) 19:36 北西(320°) 53° 19:40 北東(39°) -2.5 木星とスピカの間を通過し、北斗七星を横切ります。
7/30(土) 20:18 西北西(296°) 20:20 北北西(332°) 15° 20:22 北(9°) -0.1 木星の下側から現れ北寄りの低い空を通過します。
7/31(日) 19:24 西(271°) 19:27 北西(327°) 24° 19:30 北北東(23°) -0.7 木星の下側から現れ北寄りの低い空を通過します。
7月後半は連続してISS(国際宇宙ステーション)が見られるチャンスがあります。梅雨入り後となるでしょうからISS(国際宇宙ステーション)を眺めてみてください。
大西宇宙飛行士が滞在中ですから、応援しましょう。
8月前半は上ってきてすぐに影に入ることが多くなって探しにくくなり、中旬から見やすくなりますので、夏休みの天体観測の一つとしてISS観測を楽しんでくださいね。
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