日本体育大学が予選会から勝ち上がっての総合優勝で幕を閉じた第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の2回目です。
今回は11番目から20番目に復路第10区新八ツ山橋を通過していった大学・チームをお届けします。
なお、番目と順位と記載しているのは復路のスタート時点で繰り上げスタートが行われているために下位は通過順と実際の順位が違うためです。
11番目の通過は中央学院大学 山田 侑紀選手
タスキをつないで往路13位から逆転で総合10位となりシード権獲得
シード権争いから抜け出せるように頑張れ!
クリックしてご覧ください。

12番目の通過は山梨学院大学 福沢 潤一選手
結果は往路11位から順位を上げられず総合11位でシード権を失う。
優勝経験校も最近はシード権争いの常連校。復活を期待。
カーソルを乗せてご覧ください。

13番目は城西大学 二平 智裕選手
往路第5区で途中棄権となり、復路はオープン参加で気持ちの切り替えに苦しんだことでしょう。
この悔しさをバネに予選会を勝ち上がって欲しい。

14〜17番目は中央大学 塩谷 潤一選手、東京農業大学 花田 昌之選手、関東学連選抜(関東学院大学)山本 哲広選手、大東文化大学 植木 章文選手と4校が接近して通過。
往路第5区で途中棄権で来年は予選会からとなった中央大学。古豪の底力に期待。
今年もシード権には手が届かず総合17位に終わった東京農業大学。予選会から頑張れ。
関東学連の選手は大学に戻ってこの経験をチームに伝え、チームの底上げに頑張った欲しい。
総合12位に終わった大東文化大学。優勝常連校も残念ながらシード争いの常連校に。
カーソルを乗せ、クリック・ダブルクリックでご覧ください。


18番目の通過は國學院大學 岡本 昂之選手
総合14位でシード権を守れず。また予選会から頑張れ。

19番目の通過は日本大学 竹ノ内佳樹選手
伝統校も上位をうかがえず下位低迷。日本体育大学のように奮起を期待。

20番目は上武大学 大西 淳貴選手
初出場から5回連続するも今回もシード権争いには絡めず。
伝統はこれから作られる。経験を後輩に伝えチーム力アップして欲しい。
今年の箱根駅伝の優勝タイムは昨年の記録では10位に相当。
全体では昨年の10位から20位の記録に全チームが収まる、開きの小さい大会となりました。
東洋大学は往路から今ひとつ波をとらえられず、最後まで尾を引きずる感じ。
駒沢大学は復路優勝と意地を見せたものの総合優勝争いに顔を見せることはなし。
青山学院大学は最初から最後まで歯車が噛み合わずシード権確保がやっと。
早稲田大学は往路2位につけ期待させるも復路で失速。
このように優勝候補と言われた各大学が往路でうまく波に乗れなかったことが復路まで響いてしまい自分たちの走りができなかったのに対し、往路で手応えを感じ波をとらえた日本体育大学が全選手が確実にタスキをつなぎ予選会からの総合優勝を手にしました。
おそらく優勝できるできないはほんの小さな差だったことでしょう。
そのほんの小さな差が全体に影響をおよぼすことが今回の大会ほど如実に現れた大会はなかったように思います。
その差を埋めるためにまた1年、各校は来年の第90回箱根駅伝を目指して切磋琢磨していくことでしょう。
ケガをせず、力を発揮できることを祈っています。
今年も感動をありがとうございました。
最後に総合成績を掲載しておきます。
1 日本体育大 11:13:26
2 東洋大 11:18:20
3 駒澤大 11:19:23
4 帝京大 11:21:39
5 早稲田大 11:21:39
6 順天堂大 11:24:43
7 明治大 11:25:14
8 青山学院大 11:25:59
9 法政大 11:26:40
10 中央学院大 11:27:34 (ここまでがシード権獲得)
11 山梨学院大 11:28:24
12 大東文化大 11:30:46
13 関東学連選抜 11:31:50
14 国学院大 11:33:28
15 日本大 11:35:23
16 神奈川大 11:37:36
17 東京農業大 11:39:13
18 上武大 11:42:44
棄権 中央大
棄権 城西大
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