今回はちょっと予定を変更して、久しぶりの空の天体ショーにご招待!
梅雨入りしたばかりの東京。
数日続いた雨空。
久しぶりに朝からよく晴れていた5/31
空にはうっすらと雲が広がり、これは暈日和じゃないか?と正午過ぎ、戸越公園で空をみあげてみるとやはり思ったとおり、しかも予想以上にきれいな暈が広がってました!
ほんとにきれいに虹色が出ていました。
太陽がこんなにもきれいな暈をさして雨をやませてくれたんですね。

ちょっと木の枝に隠れながら暈の下側を1枚


いいものが撮れたと思って公園を出てひらけたところに来てびっくり!
傘の下にも虹色が広がってるじゃないですか!
こ、こ、これは環水平アーク!
こんなにはっきりと見えるなんてなかなか無い!と思わず興奮。
カメラを向けていると近くを通りかかった人も気がついて見てました。
こんなにはっきり見えるなら、あそこにいけばきっといいものが撮れるに違いない!とこの近くの某所へ急行!
そしてなんとか撮影できました、新幹線と暈・環水平アーク!
もうちょっと新幹線を大きく撮影できるといいのですが、なかなか思いどおりの場所は見つかりませんからね。
カーソルを乗せてご覧ください。

この後、雲の量が増えてきて環水平アークはどんどん薄くなっていってしまいました。

それでもまだまだ暈は健在!
会社近くの公園で
「木が差してる傘はこんなにも大きな傘だった〜」なんてね。

会社近くに戻り、ビルの建設現場の下からクレーンと暈。
クレーンで現場に雨があたらないように傘をさしているようです。
と、忙しいお昼でした。
環水平アークは大気中の氷粒に、太陽光が屈折し、ほぼ水平な虹が見える光学現象である。虹などと同じ大気光象の一種で、水平弧、水平環 とも呼ばれる。日本国内では年に数十回観測される。
上空の氷の結晶の方向がほぼそろったときに、この結晶で屈折した太陽光により見える現象で、一般の虹が太陽とは反対の方向に見えるのに対し、環水平アークは太陽と同じ方向に、ほぼ水平に現れる。ただし、低空に雲があると見えない。(Wikipediaより)
太陽の下、高度の低いところに見えるので、冬の間や緯度の高い地域では見ることができません。本州太平洋岸で環水平アークが見える期間は、概ね夏至を挟んだ半年の間なので、今がまさにピークの時です。でもなかなか条件が整わないと見られません。だからこそ楽しみなんですよね。
ちなみに今回の写真はすべてRICOH GR-DIGITALで撮影しました。
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