今回の絵本は冬の中でも頑張って生きる植物にスポットを当てた写真絵本です。
ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん) | ||||
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「ふゆめがっしょうだん」
長新太 文
冨成忠夫、茂木透 写真
福音館書店
冬枯れした木の細い枝の芽をじっくりと見つめたことありますか?
この絵本はいろいろな木の冬芽を撮影した写真絵本なんですけど、ただ見せてるだけじゃありません。
落葉した葉の柄の部分がほら、いろんな顔に見えますよ。
ウサギさんがいたりコアラ君がいたり……(あとがきより)
その顔ひとつひとつが歌を歌って、ひとつの本をつくりあげています。
長新太さんのリズミカルな文なので、最初から最後まであっという間です。
はじめは木の芽の写真と文章を楽しんで、二度目は木の芽がなんの顔に見えるのかを楽しんで、そして何の木か考えて(これはちょっと難しいですけどね)と、何度も楽しめます。
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