中氷川神社(三ヶ島) (埼玉県所沢市三ヶ島5-1691-1)
西武池袋線小手指駅発西武バス小手04・06系統「堀之内」下車すぐ
所沢市三ヶ島にある中氷川神社です。
中氷川神社の創建年代等は不詳。
崇神天皇の代に社託によって勧請、日本武尊東征の際に大己貴命・少彦名命の二柱を併せ祀ったといいます。
大宮・武蔵国一宮氷川神社と奥多摩・奥氷川神社の中間にあることから、中氷川神社になったといわれています。
所沢市山口にも延喜式式内社の中氷川神社があり、武蔵国四十四座の一つとして名が記されている「中氷川神社」がどちらかは未だ結論が出ていません。ただ、『神祇志料』や『旧神祠記』などの古書には、中氷川神社の鎮座地は三ヶ島とされていることから、三ケ島の中氷川神社が延喜式式内社の中氷川神社だといわれています。
御祭神は、素盞嗚尊・奇稲田姫命・大巳貴命・少彦名命
鳥居です。
広くはありませんが、しっかりとした参道がありました。昔は流鏑馬が行われたそうです。
拝殿です。
神楽殿です。
参道左手にある日歌輪翁(ひかわおう)之碑です。
詳細は所沢市HPを御覧ください。
拝殿前に中氷川神社神官の子女で歌人の三ヶ島葭子(みかじまよしこ)歌碑があります。
俳優の左卜全(本名:三ヶ島一郎)は、異母弟になります。
「春の雨 けぶる欅の梢より をりをり露の かがやきて落つ」
拝殿の右手に、奥から稲荷神社・神明社 / 八坂神社 / 山王社があります。
稲荷神社と神明社です。
八坂神社です。
山王社です。
その奥に柵に囲われた神木の欅の根元が保存されています。
この欅は幹回りが約8mの巨木あったが、戦後間もなく暴風雨によって倒れて枯死してしまったそうで、根元の部分が保存されています。
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