仏教では一般的に、人が亡くなると旅支度をして、冥土まで49日の旅に出るといわれています。
そして七日ごとに閻魔大王による裁きが行なわれ、極楽浄土に行けるかどうかの判定が下されるのが四十九日目です。
ただ浄土真宗で、浄土真宗では即身成仏と言ってなくなるとすぐに極楽へ行くとされているので、四十九日は形式的なものなのですが、納骨するなど気持ちの区切りとして行っています。
我が家はその浄土真宗なので、大きな意味はないとのことなのですが、すでに四十九日の法要と納骨は行いました。
で、今日が数えて四十九日目なので、老人ホームに入居してから都内で最後に一緒に行った九品仏浄真寺をお参りしてきました。
というのも、九品仏浄真寺には閻魔堂があるので、閻魔大王様に無事に極楽に行かせてくれてありがとうございますと感謝の気持ちを伝えにです。
本殿である龍護殿にお参りして来ました。
龍護殿には釈迦如来がお祀りされています。
龍護殿が真東で此岸(穢土)で、三仏堂が真西で彼岸(浄土)を表しています。
しっかりとこの世からあの世への橋渡しをしてくれたことに感謝を込めてお参りしてきました。
「父偲び 古寺に詣でる 盆供養」
九品仏浄真寺には小さいですがサギソウ園があって、まだ少しだけ咲いていました。
このサギの背に乗って極楽へと渡ったのかもしれません。
これで供養も一区切り。
まだ父の相続等の整理は残っていますが、引越しに向けて頑張るのみです。
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