2017年09月15日

羽化不良のツマグロヒョウモン

我が家のスミレに大発生したツマグロヒョウモンの幼虫は全て蛹になり、次々に羽化して飛び立っています。
昨日の朝には5匹が蛹から抜け出し、今朝は2匹が蝶になり飛び立っていきました。
今朝、ヤブランの葉にくっついていた蛹から羽化したツマグロヒョウモンです。
ヤブランの葉に赤い体液が乗っかっているのがわかりますか?
これは「蛹便(ようべん)」といいます。チョウは羽化後、体液を翅に圧送して翅を展開し、その後、余った体液をおしりから棄てるのですが、これを「蛹便」といいます。ツマグロヒョウモンの蛹便は血のように真っ赤で、ルリタテハも真っ赤、アオスジアゲハは青緑色だそうです。
羽化したてのツマグロヒョウモン

蛹をチェックするとすでに20匹以上が飛び立ち、ざっと見てあと5匹ぐらいが準備中です。
すべてが無事かというとそうではないんですね。
自然界ではある程度の確率で奇形というかうまく羽化できなかったり羽化できてもちょっと異常があるものが居るんですね。
我家の庭でも1匹のツマグロヒョウモンがちょっと羽化不良でした。

翅を広げて綴じてを繰り返して止まっているところを発見。よく見てみると、左右の翅の大きさがちょっと違うように見えました。
翅の大きさが違うツマグロヒョウモン

これで飛んでいけるのか?と思って見ていたら、やはりうまく飛べずに、すぐに地面に、落下。
右の翅がしわくちゃに縮こまっていて伸び切っていないようでした。
飛べないツマグロヒョウモン

翅を広げたところで一枚。
右の翅がきれいに伸び切っていないし、左の翅も内側が伸び切っていませんでした。
翅のおかしなツマグロヒョウモン

生きるのは厳しいけど、庭の中で生きてくれと見守っていました。
でも、地面を這うか、スミレや棒などにつかまって少し高い所に行けはすれども、食料となる花のところには飛んでいけないのでこのまま弱っちゃうなぁと思い、この先どうなるか見守ろうと羽化観察用ゲージに保護して、砂糖水をあげていました。
そして今朝見てみると、あれ?翅の大きさが揃ってる?蛹から羽化したツマグロヒョウモン?と思い、iphoneで撮らなきゃと見ているうちに元気に飛び立って行きました。
確認すると蛹は羽化を見届けたもの以外はまだ羽化していなかったので、飛び立っていったのは保護したツマグロちゃん。
次第に伸びてきたのか、栄養補給して翅がちゃんと伸びたのかはわかりませんが、無事に飛び立って行ってくれました。
成長のスピードが違う蝶がいてもいいんですよ。
うまく生きられるかはわかりませんが、それが個性。
頑張れ、ツマグロヒョウモン!

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posted by ブドリ at 23:31 | Comment(2) | チョウチョ観察記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一番狙われやすい危ないところを助けてあげたんですね。よかったですねぇ。
Posted by felizmundo at 2017年09月16日 23:29
felizmundoさん

はじめは飛べないかと思っていたのに無事に飛んでいってくれてよかったです。
Posted by ブドリ at 2017年09月17日 21:44
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