ソメイヨシノを見に行ったもののまだまだだった3月下旬の砧公園。
撮影したのはソメイヨシノと同じ頃に咲くハナモモ(花桃)です。
これがその花桃の木です。
満開までもうちょっとの状態でしたが、花の様子がわかると思います。
木は2本なんですけど、一つの木で赤と白の色の違う花が咲く源平桃と言います。
一本の木で、紅、白、ピンク、白に斑の入った絞りなどが咲きます。
ネット上を探してなんで咲き分けるのかを見つけました。
全文引用させていただきます。
日本科学者会議 女性研究者・技術者のページ 大阪支部女性会員のページ
−投稿−(2005/4)
珍しい梅
梅や花桃では、一本の木に白、ピンク、赤など複数の色の花が咲くことがあります。
一本の木は遺伝子が一種類なので、花の色はすべて同じであるはずなのに、なぜ花の色が様々になるのか?
花モモの花の赤い色を作る遺伝子を発見された、研究者からお話を伺いました。
その遺伝子をpeace gene と言います。「平和」の遺伝子!
Peach(モモ) anthocyanin(赤い色素の名前) coloration(発色) enhance(増やす) gene(遺伝子) の頭文字をとったとのこと。彼女はこの名前を誇りにしていました。花モモや紅梅は本来この「平和」遺伝子を持っていますが、一方では、この遺伝子が働くのを邪魔する風来坊の遺伝子(transposon)が別にあり、その遺伝子が「平和」遺伝子に取り付くと赤い色素を作ることが出来ず、白っぽい花になると推測されています。
満開の一本の梅。少し斑がはいった白い花が圧倒的ですが、濃いピンクの花ばかりの一枝と、白とピンクが交互に咲いている別の一枝があり、大変美しい、珍しい樹木でした。一般には、源氏と平家の旗の色にちなんで「源平咲き」と言われます。
純粋に科学として興味深い話ですが、大変ドラマチックな「遺伝子物語」でもあります。私は、思わず日本社会の現在の状況を連想しました。すなわち、平和を希求し憲法9条を守ろうとする庶民と、邪魔する勢力とのせめぎあいです。Pesce遺伝子が邪魔されて起こる「源平咲き」は美しいものですが、「戦争」遺伝子は絶対に増やしてはならない!と心から思います。(大阪 中村)
なかなかいいまとめとなっていますよね。
争うことはよくないですよ。
そんな思いを持って眺めましょう。
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