毎年のようにお届けしているユキワリイチゲです。
ユキワリイチゲ(雪割一華)キンポウゲ科イチリンソウ属
一華とは1本の花茎に1つの花が咲く、という意味で、積もった雪を割るように咲いてくることから雪割一華と名づけられました。
いつもは1月には咲き始め2月初旬には数も増えだして、中旬になると見ごたえありぐらいなんですが、今年は開花が遅く、2/11で咲き始めの段階です。残念。
ユキワリイチゲは関東には分布しない花で、自然教育園の花は開園当時に広島県から移植したものだそうです。
ちなみに、学名は Anemone keiskeanaといって、keiskeanaは明治初期の植物学者「伊藤圭介」さんから「圭介の」、という意味です。
左上と右下に1輪ずつ咲いているのがわかりますか?
咲きかけのユキワリイチゲです。
この周囲にたくさん咲くのに一輪だけなんて寂しいでしょうね。
なかなか気がついてもらえない園路脇のユキワリイチゲもようやく咲きかけ。
足元にまで目を配っていないと見落としてしまうような所に咲いているんです。
撮影してから1週間近く経ったので、もう少し花の数は増えたのではないでしょうか。
是非足をお運び下さい。
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スプリングエフェメラルは普段使う言葉ではないですから、ほとんどの人は知らないでしょうね。
見渡すと意識せずに見ていたけど、スプリングエフェメラルの花は結構多いんですよ。