元々は、12月18日は「納めの観音ご縁日」として参拝者も多く、この日を中心として江戸時代には正月用品や縁起物を売る「歳の市」が立つようになったのが始まりです。
江戸後期、女子の誕生した家へ正月に羽子板を贈る習慣があったことから羽子板屋が境内に立つようになり、次第に縁起物としての「羽子板」を扱う店が増え、今では「羽子板市」として定着しています。
年中人は多いのですが、市があるとさらに人が増えます。
屋根瓦葺き替え中の五重塔の周りに羽子板市の屋台が立ち並びます。
毎年お見せしていますが、東京スカイツリーと屋台です。
古式ゆかしい羽子板の他に、今年を代表する羽子板がいろいろ並びますが、真田丸の羽子板も並んでいました。
この羽子板市といえば名物おじさん。
もう30年以上、ここ来ているとか?
春日部の方で、春日部つながりでクレヨンしんちゃんにも登場したそうで、TVの取材も受けて来年に放送されるとか。話術も巧みで、お客さんとの掛け合いを聞いてるだけでも楽しいんですよ。
羽子板を買うと、手締めです。
「二本締めるよ!」
「よーぉ!」
カーソルを乗せてご覧ください。
「良いお年を」
あちらこちらの屋台でも手締めの音が賑やかに響いていました。
こうして江戸に本格的な冬とともに年の瀬が押し寄せてくるのでした。
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