以前、このブログでもお届けしましたが、これからの季節に見られるようになるのがシーダーローズです。
ローズと言ってもバラの花のことではありません。
シダーローズ(Cedar Rose)というのはヒマラヤスギの松ぼっくりの先っちょなんです。
ヒマラヤスギというのに松ぼっくり?と思うでしょうが、実はれっきとしたマツの仲間なので、球果を松ぼっくりと言っても問題ないんです。
ヒマラヤスギの松ぼっくり(卵型をした球果)が開き、下の方からパラパラと落ち、その後に上の部分だけがまとまって落ちます。それが薔薇の花のような形をしているのでシーダーローズ(シダーローズ)と呼ばれるんです。
それがこれ。
ヒマラヤスギは大きくて、広げた葉の上側に松ぼっくり(球果)ができるので、非常に見にくいんですよ。
見やすい位置になんとか見つけたのがこれ。球果がだいぶ開いて、下の方から落ちそうな感じで、先端部分がすでにシーダーローズの形になり始めています。
この球果が丸いまんまで落ちないのは、真下に落ちても、すでに大木となっている親木のそばでは日陰になってしまい大きく育たないため、球果の下の方の種鱗と呼ばれる部分が風に乗って親木から離れた所に落ち芽を出して育つためなのでしょうね。
3個ほど見つけたので日向に並べて記念撮影。
ヒマラヤスギを見上げるシーダーローズ。
この木が親木なのでしょうかね。
これから冬になると、種鱗が落ちて、その後にシーダーローズが落ちてくるシーズンになります。
ヒマラヤスギのあるところを探して、シーダーローズを探しに行ってみてください。
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世界からメッセージが届くなんて素敵ですね。
私もいろいろと教えてもらって探しに行くことが多いんですよ。
世界は知らないことだらけです。
Instagramは基本的にはスマホで撮った写真をスマホで多少加工してアップしています。
月と飛行機だけは一眼で撮ったものを切り抜いて載せました。
速報性という点ではスマホからがいいですね。