2016年11月09日

新宿御苑菊花壇展2016

11月1日から新宿御苑で菊花壇展が始まりました。
毎年足を運んでいるので、11/3の文化の日に日本の伝統文化を味わいに行ってきました。が・・・
なんと9月の日照不足の影響で、全体に花の開花が遅く、全然見頃ではなかったんですよ。
7割方が開花前という寂しさでした。
それでも開花していた菊を中心に2回に渡ってお届けします。
特色豊な7棟の菊花壇を順路に沿ってご紹介します。

懸崖作り花壇
野菊が、断崖の岩間から垂れ下がって咲いている姿を模して仕立てられています。
新宿御苑独自の青竹を生かした上家の懸崖作り花壇は、大中小の花鉢を、古木の台座の上に配色よく並べ、足元には枯れた松葉を敷き、秋の庭園の景観との調和を演出するなど、趣向を凝らした花壇です。新宿御苑では大正4年(1915)から作られています。
ですが、ほとんど咲いておらず、真緑色だったので、花壇の雰囲気だけ。
懸崖菊花壇

伊勢菊・丁子菊・嵯峨菊花壇
木の素材をいかしたよしず張りの上家に、伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊の古典菊を配色よく植え込んだ花壇です。
手前から伊勢菊、丁子菊、嵯峨菊です
伊勢菊・丁子菊・嵯峨菊花壇

手前から紹介していきます。
伊勢菊
嵯峨菊から変化して出来たものといわれ、伊勢地方(三重県松阪)で発達した菊です。
縮れた花びらが垂れ下がって咲きます。
咲きはじめが縮れて咲き、花びらがよじれながらのびきって満開となるのが特徴です。
花びらが長く垂れ下がるほど良い花とされていますが、まだまだ咲き始めできれいとまではいえない状況でした。
伊勢菊

丁子菊(ちょうじぎく)
おもに関西地方で作られた菊です。
1株を6輪に枝分けする「一六作り」の技法で仕立てられたものが植え込まれています。
花の中心の筒状の花びらが香料の丁子の花に似ていることから、この名前がつきました。
外国では「アネモネ咲き」とよばれ人気があります。
花びらは平たいものや匙のような形のものがあります。
丁字菊

嵯峨菊(さがぎく)
嵯峨菊は、嵯峨天皇御愛の菊として嵯峨御所(現大覚寺)の大沢池の島に植えられたのが始まりで、嵯峨野で発達した菊です。
花びらが平たく、咲き始めは乱れ咲きに開き、次第に花びらがよじれて立ち上がり、全部立ちきって満開となります。雅趣に富んだ菊です。
垂れ下がる伊勢菊とは対照的に花びらがまっすぐ上に立ちあがって満開となる細長い花びらが特徴。
伊勢菊も嵯峨菊もどちらも「箒作り」の技法で仕立てられています。
嵯峨菊

大作り花壇
明治17年(1884)に作り始められました。
1株から枝数を増やし数百輪の花を咲かせて、半円形に整然と仕立てて咲かせる新宿御苑独自の技法で「大作り」と呼んでいます。花全体を同時に咲きそろわせる高度な技術が必要となります。
全国各地の菊花壇展などでみられる「千輪作り」の先駆けにもなっています。
大作り花壇

500輪の花をつけた大作りの菊・裾野の輝
昨年は600輪を越えていたので今年はやや少なめながら見事なもの。日照不足が影響したのでしょうね。
裾野の輝

今回はここまで。

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posted by ブドリ at 21:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | .新宿御苑 秋の花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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