2016年10月29日

絵本「どんぐりと山猫 (画本 宮澤賢治) 」

ドングリの季節ということで、今回の絵本・児童書(童話・児童小説)は、宮沢賢治のドングリの名前がつく童話をお届けします。


「どんぐりと山猫 (画本 宮澤賢治) 」
宮沢賢治 作
小林敏也 絵
好学社

おかしなはがきが、ある土曜日の夕がた、一郎のうちにきました。

 かねた一郎さま 九月十九日
 あなたは ごきげんよろしいほで、けっこです。
 あした、めんどなさいばんしますから、おいで
 んなさい。とびどぐもたないでください。
              山ねこ 拝

こんなのです。

この誘いにしたがって一郎は山に行きました。
山に行った一郎は、そこで行われる「めんどなさいばん」の助けをすることになりました。
その裁判というのは
丸いのがえらい、背の高いのがえらい、とんがってるのがえらい。
という合うどんぐりのうち、どれが一番偉いかを決める裁判でした。
その裁判の助けを一郎は頼まれたのでした。
さぁ、一郎が出したもめごとの解決策とは?

誰が一番かって、どの社会にもありますよね。
おそらく宮沢賢治が一番嫌いなもめごとだと思います。
それをこんなふうに裁くとは!
なるほどね、と大人は感心するけど子供にわかるかなぁ。
でも、人と較べることってどういうことなのか、意味のあることなのか、そんなことの種を心のなかに蒔いてもらえたらいいなと思います。

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posted by ブドリ at 22:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | .絵本・児童書 宮沢賢治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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