この時期、まだ秋の花はいろいろ咲いていたのですが、その中でもたくさん虫が集まっていた花がありました。
それがタイアザミ。
タイアザミ キク科アザミ属
トネアザミ(利根薊)の別名がタイアザミ(大薊)
草丈50cmから1mほどになる多年草です。
この花の花粉や蜜を求めてたくさんの虫が集まってきていました。
クマバチが花を抱きしめて独り占め!
クマバチが独り占めしていたら、なんとそこにアブがやってきました。
他にもたくさん咲いているのに、一つの花を取り合うこともあるんですね。
ちょっと離れたところではツマグロヒョウモンのオスとメスが蜜を吸っていました。
メスはほとんど動かず、長い時間吸い続けていたので、この秋最後の命を残すためにエネルギーを補給しているのでしょうか。
キタキチョウが蜜をすっていると、小さなアブが近寄ってきて、「僕も混ぜてよう」と飛んでいるようでした。
ホシホウジャクが飛びながら長い口吻を伸ばして、せわしなく蜜をすっていました。
他にもハチやイチモンジセセリなども集まってきていましたがうまく撮れなかったのでそちらは割愛。
たくさんの虫が秋というよりも夏のような陽射しの中、懸命に命をつなぐために頑張っていました。
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