あっちにもこっちにも。
まずはコブシ。
辛夷(コブシ)の花はご存知ですよね。
名前は花から来ているのではなく、その後になる実の形から名づけられたんですよ。
その実がこちら。
この実の形が、人が拳を作った時のゴツゴツした形に似ているからコブシと名づけられたそうです。
拳に見えますか?
真っ赤に熟したこの実は何の実かわかりますか?
これはホオノキの実です。
この実の中にたくさんの種が詰まっています。
もう間もなく落下してタネをばらまきます。
この実はすぐに分かるのではないでしょうか。
栃の実団子を作るトチノキの実です。
硬い果皮に覆われていて、熟すにつれて厚い果皮が割れ、少数の種子を落とします。
今年はまだ枝のあちこちについた状態でした。
実がなる木はたくさんあって、食べられるもの食べられないものにかかわらず、つぎつぎに実りますね。
みなさんも木を見上げて探してみてください。
くれぐれも落ちてくる実には気をつけてくださいね。
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トチノキの周りはコーンが置かれて、落下注意と囲われてました。それでも風が吹いて枝が揺れるとその外に落ちてきて、地面にコンといい音がして落ちてくるのでヒヤヒヤでしたよ。