アカボシゴマダラ、漢字で書くと赤星胡麻斑蝶。
これでわかりましたか?蝶の仲間なんですよ。
でもこの蝶は、日本では「要注意外来生物」に指定されています。
Wikipediaなどによると
アカボシゴマダラはベトナム北部から中国、台湾、朝鮮半島まで分布。日本には、もともと奄美大島とその周辺の島々だけに固有の亜種が棲息していました。
ところが、1995年埼玉県秋ヶ瀬公園などで突如として出現。この埼玉での発生は一時的なもので終わったが、これに続く数年間には神奈川県を中心とする関東地方南部でも本種が多数発生・定着するようになり、2006年には東京都内でも発生している。2010年以降には関東地方北部や山梨県・静岡県・福島県、さらには愛知県・京都府や伊豆大島からも記録され、分布の拡大が続いている。
この個体群は、その外見上の特徴から、中国大陸産に由来と推定されている。自然の分布域から飛び離れていることや、突如出現したことなどから昆虫マニアによる人為的な放蝶(ゲリラ放虫)の可能性が高いといわれている。
もともと日本にはいない種類の蝶が、棲息域を拡大しつつあって、実際に東京ではアゲハチョウ、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモンの次ぐらいによく見かけるようになています。
飛んでいった先を追いかけたら、草の上に羽を広げて止まってくれました。
驚かさないようにそーっと近寄って撮影。
羽を閉じたところを横から。
飛んだ瞬間です。
確かに見た目はきれいですよね。
日本でも見られれば、という気持ちになって、日本に持ち込んで放したのかどうかわかりませんが、人間の身勝手な行動が、その後どのような影響を与えるかわからないことを考えると、軽率な行動ですよね。
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