お墓参りに行ったりするのお彼岸だけかもしれませんが、この機会に生きているうちに考えてみたい絵本を紹介します。
「このあと どうしちゃおう」
ヨシタケシンスケ 作・絵
ブロンズ新社
ヨシタケシンスケの発想えほん第3弾!
今回は「死」がテーマ!!
その死も、面白楽しく、でもまじめに考えることに繋がる絵本ですよ。
死んじゃったおじいちゃんのベッドの下から出てきたノート。
「このあと どうしちゃおう」と、表紙に書かれてた。
中を見ると、
「じぶんが しょうらい しんだら どうなりたいか どうしてほしいか」がいっぱい書いてあった。
てんごくに行くときのかっこう
うまれかわったらなりたいもの
こんなかみさまにいてほしい
てんんごくって きっとこんなところ などなど。
おじいちゃんは しぬのがたのしみだったんだろうか?
もしかしたら・・・
ぼくも「このあとどうしちゃおう」ノートを作ろうとしたら・・・
いきているうちに やりたいことがいっぱいあることにきがついて・・・
テーマは重いですけど、死んだ後のことを考えていたら、生きているうちのことを考えることにたどり着いたのはすご具いいと思います
より良く死ぬにはより良く生きることが大事。
今を頑張って行きなくちゃ!
そこに気付かせてくれています。
お子さんにはちょっと難しいと思いますが、おじいちゃんやおばあちゃんの死を経験したお子さんならどこか感じるところがあるかもしれません。
お子さんよりも親のほうが真剣に考えるかもしれませんけどね。
親子で生きることについて話すきっかけとして素晴らしい絵本だと思います。
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うちは、私が持病もちなので子供たちが幼い頃から、死は日常会話の中に登場していました。
その調子で、嫁に話をしたら、ものすごくイヤそうにされて、ビックリ。そうか〜普通はあんまり話さないんだね、と気がつきました。
でも、気軽に話せるほうがステキだと思います。
今の若い人たちも死に触れる機会がないから命の尊さを知らずにいるのでしょうね。
だから、力には力、力があるなら使えばいい、やられる前にやってしまえ、と簡単に考えているのだと思います。
こういう絵本に触れることで少しは死についてそして生きることについて考えてみてもらいたいですよ。