「命はどうしてたいせつなの?」
大野正人 作
ハラアツシ 絵
出口保行 監修
汐文社
命はどうしてたいせつなの?
こう聞かれて答えられる人はいますか?
この絵本は一つの考え方を教えてくれる絵本です。
命は大切。
でも、人は命をうばって食べる。
命は大切。
でも、ときに人は、自分の命すら大切にできない。
どうして?
さて、どうしてなんでしょうね。
生まれてから成長する過程を命を通して見つめています。
食物連鎖という命の輪を通して、どこにも無駄にしていい生命がないことを。
そして多くの人とのつながりを通して、たくさんの命のつながりで生かされていることを。
つまづいた時にも、人とのつながりがあるということを。
それに気づくために大事な言葉があります。
命を大切にしていくてための言葉、それは
「いただきます」「ありがとう」
この二つの言葉の大切さを感じさせてくれます。
お子さんに読ませるのではなく、お父さん、お母さんもおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に読んでください。
きっとお子さんだけでなく、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんも忘れかけている言葉ではないでしょうか。
「いただきます」「ありがとう」を通して、命の大切さを教えてくれる素晴らしい絵本です。
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単純に話が進まず、展開していくのが凄い。特に、箱に入ったところ。中に入っている状態で持本を読んだら、箱の外を意識できるのでしょうか?そうならいいですね。
重いテーマなだけに、とても真面目でしっかりした絵本ですよね。
箱のなかでですよね。
その前に読んで頭の隅っこにとどめておいたほうがいいのでしょうね。