みなさんはイチリンソウ(一輪草)、ニリンソウ(二輪草)ってご存知ですよね。
イチリンソウ(一輪草)キンポウゲ科・・・茎葉の間から1本の長い柄を出し、先端に直径4センチくらいの 5弁の白い花を一輪咲かせます。
ニリンソウ(二輪草)キンポウゲ科・・・茎葉の間から普通2本の長い柄を出し、先端に直径2センチくらいの白い花をつけます。
上に、白い花と書きましたが、正確には白い部分は花弁ではなく萼片なんです。
この萼片の枚数がイチリンソウでは5枚と一定しているのですが、ニリンソウではなんと違うことにはじめて気がつきました。
通常はこのように萼片は5枚です。
萼片が6枚のニリンソウを見つけて、はじめて気がついたんです。気が付くと意外とたくさん見つけられるんですから不思議です。
6枚があったなら、さらに枚数の多いものはないかと探したくなりませんか?
というわけで探してみたんですよ。すると、ありました、ありました、萼片の枚数の多いニリンソウが!
7枚のニリンソウです。
そして、さらに多い8枚のニリンソウも発見しました!
さらに、9枚、10枚のニリンソウは?と探したのですが、さすがに見つかりませんでした。
5枚と6枚の組のニリンソウも発見!
さらに、6枚のペアのニリンソウも発見しちゃいました。
7枚、8枚のニリンソウは上の写真でもわかるように1本のものしか見つけられませんでした。
7枚と8枚が群生しているところも1本だらけでした。下の写真はちょっと見にくいのですが、7枚と8枚のニリンソウは1本しかありませんでした。あくまで私が探した範囲ではの話ですが、枚数が増えると栄養が取られちゃうんですかね。
ドクダミは白い総苞片が通常は4枚ですが、多いものもあるとお伝えしましたが、植物の世界はよく見ていると謎だらけ。身近な植物をよく見て新たな発見をしてみてください。
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