ソメイヨシノは散りましたけど今は八重桜の季節です。
でも、今回は八重桜の中でも変わり種の桜をお届けします。
まずはもうご存知かと思いますが、緑の御衣黄(ギョイコウ)です。
花が開いたときには緑色で、次第に緑色は薄れて黄緑色から黄色になり、やがて中心部が筋状に赤くなります。花全体も赤っぽく感じられるようになって散っていきます。
実に色の表現としては難しい桜ですが、一般的には緑色の花を咲かせる唯一のサクラです。
この花の色は葉緑素があるために緑色に見えるんです。
というわけで、咲き始め・ちょっと時間がたった花・だいぶ時間がたった花をお届けします。
お次はウコン(鬱金)
この桜は東京の荒川堤で栽培されていた品種で、ウコン色(鬱金色)と呼ばれる淡黄緑色をした八重咲きの花を咲かせるサクラの一種です。
見ている人の会話に「お雛様の右近の橘のうこんじゃないの?」なんていう話を耳にしますが、そのウコンではなくて鬱金色のウコンですから、残念!
花が咲き進むと中心部から次第に淡桃色に変わり、散り際は全体が淡黄色になりますます。
まだ散り際ではないので中央部から赤くなり始めた花もありました。
咲き始めと少し赤くなった花をご覧ください。
先日の風雨でどちらももう散り始めた頃ではないでしょうかね。
最近ではあちこちで植えられるようになってきたので探せば見られるかもしれませんよ。
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