この五重塔は、江戸時代 慶長12年(1607)に秀忠の病気快方を秀忠の乳母・正心院日幸尼(岡部局)が願い、建立したものです。国の重要文化財に指定されていて、関東に4基現存する幕末以前の五重塔のうち、一番古い塔です。
慶長19年(1614)の大地震で傾き、元禄15年(1701)、5代将軍綱吉公の命で現在地へ移築、修復されました。
上の写真は三門から向かい、東を向いての撮影で、空は雲ばかりでしたが、移動して、北に向かって撮影すると青空が見え、桜と五重塔と桜が映えました。
本門寺の惣門近くにある区立池上会館に展望台ができていて、五重塔がよく見えるようになっていたんです。
その展望台からの眺めです。スッキリと青空ならばもっと良かったのに、残念。
境内に戻り、思わぬところから五重塔が見えることを発見!
それは手水舎の中からでした。建屋と撮影しても面白く無いので、周りの邪魔にならないようにかがんでこんな写真を撮ってみました。
三門近くから桜の中に五重塔の最上階と相輪が見えました。
これなら桜吹雪と撮れるかもしれないと、風が吹いてくるのを待ちました。
そして!
かなり舞っていたのですが、撮影してみると目立たないんですよね。空が青空ならもうちょっと目立ったのですがなんとも残念。
完全な青空の中ではなかったのですが、こんなに五重塔と桜を撮れて気持ちよかったぁ。
今年は東京タワー、東京スカイツリーと桜を撮影しませんでしたが、それ以上の成果がありました。
ここは春のお花見スポットとして外せなくなりました。
今回はここまで。
次回は池上本門寺編最終回です。
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