「山男の四月」
宮沢賢治 作
飯野和好 絵
ミキハウス
この童話、どう説明しましょうかね。とても不思議な山男の夢物語と言っておきましょうか。
山男は仰向けになって、碧いあおい空をながめました。
その澄み切った碧いそらをふわふわうるんだ雲が、あてもなく東の方へ飛んで行きました。
そのときに山男は、なんだかむやみに足とあたまが軽くなって、逆さまに空気のなかにうかぶような、へんな気もちになりました。
さて、そのあと、山男にどんなことがおこったか。
生前刊行の童話集『注文の多い料理店』に収録された夢物語です。
参加しています。もしよかったらポチッとお願いします


【.絵本・児童書 宮西達也の最新記事】