大作り花壇
明治17年(1884)に作り始められました。
1株から枝数を増やし数百輪の花を咲かせて、半円形に整然と仕立てて咲かせる新宿御苑独自の技法で「大作り」と呼んでいます。花全体を同時に咲きそろわせる高度な技術が必要となります。
全国各地の菊花壇展などでみられる「千輪作り」の先駆けにもなっています。

上屋と大作り花壇 posted by (C)ブドリ
610輪の花をつけた大作りの菊・裾野の輝
すべての花をほぼ同時期に咲かせる技術は驚くべきものです。

裾野の輝 posted by (C)ブドリ
565輪の花をつけた大作りの菊・裾野の月
1本から仕立て、同時期に花を咲かせる。どれだけすごい技術か分かりますか?

裾野の月 posted by (C)ブドリ
奇しくも上の裾野の輝と同じ花数の裾野の輝。
同じ花数にしたのは狙ってなのか、偶然なのか?

裾野の輝 その2 posted by (C)ブドリ
江戸菊花壇
新宿御苑で江戸菊花壇は、明治11年(1878)から作られはじめ、御苑の菊花壇のなかでもっとも古い展示手法で展示されています。

上屋と江戸菊花壇 posted by (C)ブドリ
一見すると、同色の菊を1本ずつ寄せ植えしたようにも見えますが、実は同じ一つの株から花が咲いているんです。1株を27輪で仕立て、黄、白、紅と配色よく、前、中、後と三列に高低差をつけて植え込みます。

江戸菊花壇 posted by (C)ブドリ
江戸菊は、江戸時代に江戸(東京)で栽培が始まった、古典的な中菊です。花が咲きすすむにしたがって、花びらが開いたり、丸まったりと変化する狂いの芸が特徴。

江戸菊 posted by (C)ブドリ
参加しています。もしよかったらポチッとお願いします


【.新宿御苑 秋の花の最新記事】