9月に入り、涼しくなると気になりだすものがあります。
それが彼岸花。
いつ咲くか、いつ咲くかと楽しみにするけど、咲くタイミングが悪いと綺麗な瞬間を取り逃がすこともある花です。
この花には別名がたくさんあるってご存じですか?
今回の絵本・児童書(童話・児童小説)は、そのヒガンバナの別名をいろいろな角度から紹介した絵本です。
「ヒガンバナのひみつ」
かこさとし 作・絵
小峰書店
秋のお彼岸近くなると、いつの間にかニョキニョキっと伸びて赤い花を咲かせるヒガンバナ。
お彼岸に咲くから彼岸花と呼ばれると思っている人は多いですよね。
実はこの花には日本全国で驚くべき数の呼び名があるんです。
有名な「マンジュウシャゲ」「ホトケバナ」から「イットキバナ」「カミナリサンバナ」「ハッカケバーサン」「ソウシキバナ」「カブレバナ」などなどなど
ヒガンバナの特徴や昔の人々の生活との関わりなどを紹介しながら、特徴や関わりから呼び名の分類をしています。
ヒガンバナには毒があるけど水に晒して毒を溶け出させてから食料にしていたということなども紹介されていて、この本1冊でヒガンバナ博士になれます!
お子さんに見せる前にお父さん・お母さんが頭に叩き込んで、ヒガンバナを見かけたら少しずつ教えてあげるなんていかがですか?
「ものしり博士だね」なんて尊敬されちゃうかもしれませんよ。
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