サナギから蝶になるまで1週間ぐらい。
無事に羽化できるか楽しみです。
そこで今回の絵本・児童書(童話・児童小説)は、チョウを知るための素敵な絵本を紹介します。
「チョウのはなし―かしこくておしゃれでふしぎな、ちいさないのち」
ダイアナ・アストン 作
シルビア・ロング 絵
千葉 茂樹 訳
ほるぷ出版
世界にチョウはどれくらいの種類がいると思いますか?
世界におよそ2万種いるといわれています。
2万種もいれば外見も生態もさまざま。
虫が苦手なお母さんにはチョウの絵本も苦手かもしれませんね。
でもこの絵本は・・・
葉っぱの裏に産みつけられた卵。雨や敵の目から身を守り、はらぺこの幼虫が孵化(ふか)して姿を現すチョウを「がまんづよい」。
何度も脱皮しながら大きくなり、やがてサナギから成虫と全く違う姿に変わっていく様子をチョウが「へんしんする」。
花から花へと飛び回り、花粉を運んで植物の受粉を助けていくチョウって、「やくにたつ」。
擬人化したことばたちが昆虫と人という本来の境界線を取り払ってくれて、私たちをチョウの世界に引き込んでくれますし、この本を開いた瞬間「きれい!」と思えるイラストが並んでいます。
虫眼鏡で拡大したチョウの羽根のうろこ・鱗粉(りんぷん)。
それも全てイラストなんですよ。
チョウのいろいろなことがわかる素敵な絵本です!
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