7/2(木)は七十二候の一つ「半夏生」でした。
「半夏生」は半夏生ず(はんげしょうず)から作られた暦日で、かつては夏至から数えて11日目とされていましたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっています。毎年7月2日頃にあたり、今年はその通りの7月2日でした。
ここで言う半夏とは半夏(烏柄杓)という薬草のことですが、この頃に花を咲かせることから“半夏生”と名付けられたともいわれている花をお届けします。
例年は皇居東御苑のハンゲショウをお届けしていたのですが、今年は多摩川台公園のハンゲショウをお届けします。
多摩川台公園はアジサイが有名で、水生植物園もあって、水生植物園にハンゲショウがたくさん生えているんです。この通り、あ、あれ?写真がない!え?撮り忘れた?
というわけで、ハンゲショウがいっぱい広がっている様子がありませんでした(--;)
ハンゲショウ(半夏生) ドクダミ科 別名 片白草
半夏生の頃に花をつけるからこの名前になったとも、花に近い葉っぱの一部が白くなり、半分化粧したように見えることから“半化粧”ともいわれます。
葉の半分ほどが白いはずなのですが、多摩川台公園のハンゲショウは、葉のほとんどが白くなっていて、半化粧というよりも完化粧です。
ハンゲショウを狙っていたら、その向こうの木道に小さな影がひとつ見えました。
あやつは!とピントをあわせると、シオカラトンボでした。
ハンゲショウを見ているのか、ハンゲショウを撮っている私を見ているのか、はたして・・・
カーソルを乗せてご覧ください。
ハンゲショウが過ぎると梅雨も中盤をすぎる頃ですね。
梅雨の終わり頃の雨が一番危険なので油断しないようにしましょう。
それにしてもよく降る梅雨です。
参加しています。もしよかったらポチッとお願いします


【.花歩記 夏の花の最新記事】