なので梅雨時の花はお休みでした。
今年はいつも見ていた花を撮影しに皇居東御苑に行ってきました。
多くの場合、雑草扱いされてしまう花で、大したことはありませんが、ここ以外でたくさん咲いているのを見かけないので私にとっては貴重な場所なんです。
それよりなんの花かって?ですよね。
その花は「ネジバナ」です。
捩花(ネジバナ)。別名 「捩摺」(もじずり)
たくさんの小さな花が「ネジ」のように螺旋を描いて付いているために、名付けられた野生のランなんです。
芝生の中からニョキニョキと生えています。
たくさん小さい花が咲くのでいろいろな蝶が来るかなぁと思ったのですが、今回はキチョウだけでした。
このネジバナは不思議です。
ねじれ方って一方向だろうって思いますよね。
それが右巻きと左巻きがあって、ほとんどねじれないものまであるんです。
ねじれ方が異なるものが離れ離れにあるなら遺伝的にも思えるのですが、なぜか違う向きのものが隣り合っていることが多いんですよ。
下の2枚をよく見てください。
今回、なんとも不思議なネジバナを二つ見つけてしまいました!
一つ目はこちら!
真っすぐ伸びずに輪っかになっています。
誰かがわざとねじったんじゃないの?とも思えますが、人の手ではここまで綺麗に丸められないと思いますよ。
そしてもうひとつはαを描くネジバナです。
ソニーのαでαを描いたネジバナをトレって言うkことだったんでしょうかね。
これは2本のネジバナがうまい具合に交差した結果です。
1本が下向きになっているのでひょっとしたらこれも輪っかになろうとしているのかもしれません。
以前お届けしましたが、雑草扱いされるドクダミも、よく見ると不思議なことだらけでしたが、今回のネジバナも不思議なことだらけ。
昭和天皇が、御座所の庭の雑草を刈ったと聞いて
「雑草という草はないんですよ。どの草にも名前はあるんです。そしてどの植物にも名前があって、それぞれ自分の好きな場所を選んで生を営んでいるんです。人間の一方的な考えで、これを切って掃除してはいけませんよ」とおっしゃたそうです。
じゃぁ、生い茂っても刈ってはいけないのか、ということではないんです。
刈るときにも邪険に扱わず、その草に想いを寄せて、刈らせていただくという気持ちで接しろと言いたかったのでしょうね。
皇居東御苑に行くとこの言葉が頭のなかを木霊して、あまり目を留められないような草花に目が行って、思わぬ発見をさせてもらいました。
ドクダミも何かの目的があって4枚だけではなく、5枚6枚7枚などの花があり、ネジバナも右巻き・左巻き・ほぼ一直線なのも意味があるんですよ。
発見する必要はありませんが、命あるものに優しい目を向けてみましょう。
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人生いろいろありもひと段落したのでひさしぶりに懐かしいこちらに来ました。
まぁまぁ野に咲く花の綺麗なことよと数年前まで夢中になっていたニジバナの健在な姿に嬉しくなりました。
青山霊園の空間になった通路にネジバナの群生を見た時このネジマワリの違いや2本絡み合っている姿に気がつきこの花は奥が深ぁいと感激していました。
その思いが通じたのか翌年あたり我が家の庭に1本だけ咲いてくれました。その家も一昨年引っ越しとなり草花を置いてきたのが今もって心残りです。
ブッドレア二の開花は大いに期待しましょ。この花には群がるようにアゲハ蝶やミツバチたちがきてオオスカシバのホバリングも撮影成功しています。
でもネジがいろいろなまき方をしているなんて、全然気づきませんでした。面白い!
私も今度這いつくばって眺めてみよう。ネジバナは低いので覗き込むのに大変ですね。
お久しぶりです。
元気でいらしたので安心しました。
青山霊園の通路にネジバナが咲いているのですか。
静かな霊園に彩りを添えてくれているのですね。
ブッドレアを育てられたのですか?
オオスカシバまでくるのですか。タイミングよくみられるといいのですが、はたして!
felizmundoさん
そんなにネジバナが咲いているのですか!
きっと右巻きも左巻きも存在してますよ。
ぜひ確認してみてください。