2015年04月29日

今年もまたキンラン・ギンラン

チョウチョの写真を撮影したのと同じ4/25に皇居東御苑では、いろいろな写真を撮影してきました。
今年も無事に撮れた物もありました。
それがキンラン・ギンランです。

昨年も撮影し、写真をお見せしたのは足をけがして、骨折が判明した5/7でした。
あれから一年、足はすっかり良くなりましたが、天気が急変すると骨折痕がうずいたり傷んだりします。

まずはキンラン・ギンランについて。
キンラン・ギンランを掲載した時には必ず書いていますので今年も書きます。
キンラン・ギンランは 「菌根菌」と呼ばれる菌類と共生する特殊な生育形態にあって、特に菌に対する依存度が強く、この「外生菌根菌」は林下等の特殊な土壌にのみ生息し、この花を採取して移植しても家庭で育てる事は不可能。それを知らずに持ち帰ってしまう人が多いのが実情で、掘りとって移植した場合には、ほとんどが数年以内に枯死するようです。雑木林の手入れ不足なども減少に拍車をかけています。
が、多くの方の昭和天皇のご意思をついだ細やかな管理のおかげで、皇居東御苑では無事に数を増やしています。

二の丸雑木林のとある場所ではキンランとギンランが近くに咲いていました。
手前の枝が邪魔な感じですが、これは人が近づいて辺りを踏み荒らさないようにあえて置かれた枯れ枝なんです。
キンランとギンラン

キンラン(金蘭) ラン科
林で黄色い花が金色に輝いて見えるランの花ということから名付けられました。
日本ではありふれた和ランの一種でしたが、1990年代ころから急激に数を減らし、1997年に絶滅危惧II類(VU)(絶滅の危険が増大している種:環境省レッドリスト)として掲載されました。
まだまだ数は少ないですが、皇居東御苑では確実に数が増えてきたキンランです。
キンラン

ギンラン(銀蘭)
キンランと同じようなところに生え、白い花が銀色に輝いて見えるためギンランと名付けられました。キンランよりも小ぶりで草丈10〜25cm。花は通常あまり開かず、 半開する程度のものがほとんど。キンランよりも群生するようです。
環境省のレッドデータブックには登録されていませんが、32府県のレッドデータブックに登録されています。
あちこちにギンランの群生が見られるようようになりました。
見られるからといっても掘りとって行ってはいけません。持って帰っても菌根菌都の関係が強いので家で育てることは不可能ですよ。
ギンラン

花を近くで見たい、という気持ちはわかります。特に高齢者は目も悪くなったり、写真を撮るのも大変ですからなおさらでしょうが、通路とそうではないところは区別しましょう。注意されたら聞く耳もちましょう。注意も聞こえないほどだったら来ないでくれた方がありがたいぐらいのことを言いたいんですよ。
東御苑に柵がないのは、武蔵野の自然を柵で区切ったものとしてではなく、より身近に感じてもらいたいという昭和天皇の意向から柵がないんです。
柵を作りたくないから枯れ枝などで踏み入りにくくしてるんです。それでも何も考えずに踏み入る人がいるんだから、日本人のマナーは地に落ちたとしか言いようがありません。
柵がないからどこを歩いてもいいというわけではないんです。その一歩が植物をダメにしてるんですよ。
私ぐらいいいじゃない、と言うのは間違い。それはみんなが私ぐらいと言うのと同じことで、みんないいじゃないということなんですよ。
自然を感じてもらいたいという昭和天皇の御心を学んでから皇居東御苑に来て、多くの方の苦労に感謝っする気持ちを持ってもらいたい。なにもここだけではなく、どこに行っても管理してくださる方はいるのだから、感謝の念を持って、自分勝手な振る舞いは慎む気持ちを持ってもらいたい。
昭和の日、みどりの日とこのゴールデンウィークはしっかりと考えてもらいたいものです。

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