今回は絵本のしもばしらとは違うシモバシラをお届けします。
このブログでも何度も紹介しているのでご記憶の方もいらっしゃると思いますが、シモバシラという植物の枯れた茎の根元付近に出来る氷柱です。
このシモバシラの氷柱は「気温が氷点下、雨や雪が降っていない、土に適度に湿り気がある、風が弱い」などの条件が合う朝に見られます。
1/18の朝、気温が0度、快晴、数日前に雨が降った、風がない、と主な条件に当てはまり、しかも早朝ウォーキングもしたので、これは見に行けると、朝一番で目黒の自然教育園に向かい、開園の9時から見学してきました。
自然教育園で見られるのは入ってすぐのところの路傍植物園と、武蔵野植物園の2箇所。
入園してすぐ、路傍植物園のシモバシラを見るとそこそこの大きさの氷柱が見られました。
数枚撮影してから、例年だとここよりも大きい氷柱が見られる武蔵野植物園に向かいました。
ところが、あっれー?こっちのほうが小さいじゃん!
ここのシモバシラには12月から氷柱が見られたそうで、茎が割れ進んだのも影響してか大きく育たなくなったようでしたが、小さくても見られたのは幸運でした。
四方八方に広がる繊細で絶妙なデザイン。これが自然の芸術です。

日が当たるとその繊細さがはっきりと見え、より自然の芸術の素晴らしさが味わえます。
でも、日が当たるとどんどん溶けてくるので時間との勝負でもあるんです。ヒヤヒヤものですよ。

自然教育園で撮影した後、皇居東御苑のシモバシラの氷柱の撮影に出かけました。
その様子はまた次回。
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