そして、多摩川を臨む展望デッキから眺めると、近くの電柱の上で、バトルが勃発していました。
それは・・・
止まっているコサギの近くにカラスが寄ってきて、威嚇しているんです。
「よう!コサギよう!白黒つけようじゃねか」とは言ってないでしょうけどね。
少しずつ近くに寄って、さらに威嚇。
後ろに回って、今度は鳴いて威嚇していました。
そして、飛び上がって威嚇をしていました。この一連の流れを数回した後、コサギは飛び去って行きました。
都会の片隅で撮影したこんな野鳥写真はいかがでしたか?
個人的には何の恨みもないコサギを威嚇するカラス。威嚇してもどかなければ攻撃したのでしょうかね。
こういうのを見ていると、宮沢賢治の童話「烏の北斗七星」を思い出します。
「あゝ、マヂエル様、どうか憎むことのできない敵を殺さないでいゝやうにはやくこの世界がなりますやうに、そのためならば、わたくしのからだなどは、何べん引き裂かれてもかまひません」
(宮沢賢治「烏の北斗七星」より)(マヂエル様:北斗七星を烏仲間がマヂエル様と呼んでいる)
この童話は、ここだけでなく、今の時代にいろいろなことを教えてくれていると思います。
ぜひ、一読あれ。
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