食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋などいろいろありますよね。
今回の絵本・児童書(童話・児童小説)は、芸術の秋をテーマにお届けします。
「ふしぎなにじ かがみのえほん」
わたなべ ちなつ 作
福音館書店
この絵本は今月、出版されたばかりのホヤホヤの新刊です。
「かがみのえほん」とあるので、どんな本?かがみを用意してみるの?と思ったら、「かがみのえほん」は鏡のような紙をつかった絵本だったんです。
それぞれのページが、鏡のようにピカピカと反射する銀色の紙でできているんです。
ページを開くと、両側の絵が互いに映りこみ絵本の中とは思えない空間が広がります。
きれいに見るにはページを90度に開いて読むというより見ることが大切。
すると、鮮やかな色彩の美しいにじが、ページをつらぬいて向こう側にくぐりぬけたり、どんどんふえて、互いにからみあったりと、目を楽しませてくれる、芸術絵本です。
これは言葉ではとても伝わりません。
実際に見てもらうしかわかってもらえないと思います。
ぜひ実際に手にとって、絵本を開いてみて下さい。
きっちり90度に開いて広がる虹を眺め、もっと開いて虹が広がらないのを眺め、親子でかがみの不思議を感じながら眺めてください。
これはほんとに久しぶりに見てすぐに買ってしまったほど、おすすめの絵本です!
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