私のブログでは2006年から毎年のようにお届けしていますのでご記憶の方も多いでしょう。
今年もまたこの季節になりました。
7/26に撮影した時はまだ花数も少なかったのですが、今頃は花数も増えて見頃を迎えていることでしょう。
はるかのひまわりとは
はるかとは、1995年1月17日午前5時46分に起こった阪神・淡路大震災で亡くなった、小学6年生の「加藤はるか」ちゃんのことです。はるかちゃんが飼っていたハムスターと、隣の仲良しのオウムに餌として与えていたひまわりの種が、その年の夏に彼女の亡くなった場所でたくさんのひまわりを咲かせて周囲の人を驚かせました。
地域の人たちはそのひまわりに亡くなった彼女の名前から「はるかのひまわり」と名付け、震災からの「復興」と、亡くなった人への「慰霊」の思いを込めてひまわりを咲かせ続けています。
皇居東御苑のはるかのひまわりは掲示板にもある通り、2005年1月に阪神淡路大震災10周年追悼に訪れた際、
遺族代表の小学生から天皇皇后両陛下に贈られ、御所にお持ち帰りになられ、御所にてお育てになりました。
御所に咲いたひまわりの種を東御苑にも蒔いて2006年から花を咲かせているんです。
阪神淡路大震災から19年、東日本大震災から3年5ヶ月。
その間にも多くの犠牲者を出した地震は他にもあります。犠牲者を出した災害はない年はありません。
たくさんの方の思いを忘れないために震災っていったいなんなのか、震災の被害を小さくするためにはどうしたらいいのか、今一度考えなくてはならない時期ではないかと思います。
家族が笑顔でいられるように、友だちも笑顔でいられるように、みんなが笑顔でいられるように。
子供たちの明るい笑顔が途切れることなく咲き続けられるように。
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【.皇居周辺・東御苑 夏の花・植物の最新記事】
「はるかのひまわり」は以前このブログで教えてもらいましたが、何回聞いても心に響く話ですね。天皇のそれを大切にする心の温かさも国民として誇りに思います。
病院でも困難と闘っている患者さんやそれを支える人たちにたくさん出会いましたが、天災はゼロにできないかもしれないけれど、人がそれを乗り越えて共に生きていけるようにと願っています。
無事退院、おめでとうございます。
ちょっとした手術でも、するとしないとでは大きな差がありますよね。
無事でいることのありがたさを噛み締められるというだけでも感謝です。