降った雨はどこに行くのでしょう。誰もがそう思ったことがあるのではないですか?
今回の絵本・児童書(童話・児童小説)は、雨が流れていく先の川のお話です。
「川はどこからながれてくるの」
トマス・ロッカー 作
みのうら まりこ 訳
偕成社
ジョシュとアーロンの兄弟
丘の上から海に流れる川を見ながら語り合いました。
「この川は、いったい、どこからながれてくるんだろうね。」
ここにずっと前から住んでいるおじいさんにせがんで
川がどこからながれてくるか調べるためにキャンプに出かけることにしました。
下流のゆったりとした流れ
山のふもとの道がなくなった辺りで川幅が狭くなり早くなる流れ
そしてキャンプ
ゆっくりと川の始まりを目指します。
さて、この川の始まりは?
子どもたちは一度は考えるだろう川の始め。
すべての川が同じではありませんが、考えてみることの大切さを感じられます。
色彩豊かで風景画としても楽しめそうな絵なので観賞用としてもすぐれもの。
お子さんと川の変化を感じ、川のはじめはどうなっているのか一緒に考えながら読み進めて欲しいです。
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