ようやく痛みは普段の生活の中では感じなくなりました。ただ、ちょっと長く歩いたり、天気が下ってくると疼いたり痛み出したりと、もう一つの状況です。
でも、怪我のお陰で、感じられるものもあることがわかったのは収穫ですね。
こういう状況なので、まだまだフィールドに撮影というわけには行きません。
それならばと、私が写真を撮り始めた庭に目を向けて(今年は手入れしてきれいにしようとやり始めたところで骨折してしまって、1ヶ月の間に草ボーボー。)、繁殖力旺盛なドクダミを眺めてみました。
もうドクダミが花盛りです。
ドクダミ(毒痛み):「毒」を「矯め(ため。収める、の意味)」る、すなわち、毒を止める効能があるところから名付けられたとされます。別名、ドクダメ(毒溜め)、ギョセイソウ(魚腥草)、ジゴクソバ(地獄蕎麦)、ジュウヤク(十薬)。
花びらのように見える白い部分は総苞といって、花弁ではありません。花は棒状の花序に淡黄色の小花を密生させます。本来の花には花弁も萼(がく)もなく、雌しべと雄しべのみです。
この総苞が白くなるのは半夏生が白くなるのと同じなんです。
このドクダミの総苞は4枚が普通です。上の写真のドクダミがそうです。
でも、ときどき枚数が多いドクダミがあります。
でも、ドクダミの花には小さな小苞というものが付いていて、一番下の花のものが大きくなったようにも見えますけど、総苞か小苞か判断しにくいので総苞と考えちゃいます。
まさか、うちの庭にはないよな、と探してみたらすぐに発見してしまいました。
総苞が5枚のドクダミです。1枚は虫に食われたか、欠けていますけど、間違いなく5枚です。
さらに、総苞が6枚のドクダミまで発見!
意外と枚数が多いドクダミはあるものですね。
ひょっとしたらみなさんの庭のドクダミにも枚数が違うものがあるかもしれませんよ。
よーく探してみてくださいね。
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【.花歩記 夏の花の最新記事】
多いものは珍しいですから、たくさん毒を消してくれて、幸運をもたらしてくれるかもしれませんね(^^)
1年前に花友が家を壊すので、とくださった八重咲きどくだみを思い出しました。
自分もその後引っ越しとなりそのどさくさで鉢植えを見失い心痛んでいます。
今はでかけるたびにどくだみの白い総苞の数を数えようとついつい探してしまいます。
ほんとに毒を消してくれるという幸せを与えてくれる花だと思います。
どうぞブドリさんの折れた骨の回復が順調でありますように。
八重のドクダミもありますね。
引越しの時は忘れてしまいがち。仕方ないですね。
ドクダミの総苞の数が4枚とは限らないとは知らない人が多いので、その不思議と、効用を知ってもらいたいですね。
私の骨折は、かなり癒えてきました。
完全にくっつくのを待ちながら、硬くなった足首周りをゆっくりとほぐしています。
人間の体のデリケートさをケガから教えられました。