この骨折で、いろいろ感じることがあるわけです。
不思議なものです。
父が書店をしていた時にお店に来ていた年配のご婦人で、父が老人ホームに入ってからは、街で出会うと父の代わりに話し相手になって、お茶したり食事したりしている方がいるんです。
その方が「お父さんどうした?」といいタイミングで電話をくれたので、父の近況報告と私の骨折を話すと、夕方に我が家まで来てくれて、キュウリやトマト、バナナなどを差し入れてくれました。
家では父とはうまくいってなかったのですが、こんな形でつながりを持つとは・・・(--;)
骨折してギブスなので靴を履けないので、マジックテープで固定するサンダルを這々の体で買ってきたのですが、つま先側が止まらないので、マジックテープを継ぎ足して止めたいけど、買いに行くのはキツイから家にあったかなぁ?と考え、残っている母の裁縫道具の中にマジックテープぐらいあるんじゃない?と思い、探してみると、なんとちゃんとありました。しかもちょうどいい長さ!
いやいや、亡くなって十二年経つというのに助けられるとは・・・(--;)
さらに、姉が大腿骨骨頭壊死の手術後、松葉杖をついていたのですが、松葉杖の大変さに思い至らず、「もっと頑張って歩けばいいのに」なんて思ったりもしていましたが、私よりも大変なところを支えるのに突いていたんだなぁ、病気の副作用で太ってもいたからきつかっただろうなぁ、なんて悪い事しちゃってたなぁ、と反省することしきり。
さらにさらに、その姉が入浴する時に使っていた入浴用の椅子があるのですが、今の私がシャワーをあびる時に重宝するのなんのって。またまた亡くなって十二年も経つというのに助けてくれるとは・・・(--;)
離れてもこんな形でいろいろと助けられるとは、ほんとになんとも言えない思いがこみ上げてきます。
家族の縁って繋がり続けるんですね。
まずは一番身近な家族を大切にしなくちゃいけませんね。
反省させられる今回の骨折です。
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私もいつも心の中に父母の思いを感じています。今の私の活動のあれこれが、気づくと父母の置き土産のような気がします。
父を通して聞いた、会ったこともない祖母が残した「付き合って話をきけば、世の中に悪い人はいない」という言葉も、大切に私の中で生きています。
おばあさまが残された言葉、最近私の中にこだましている「来る人も、また来る人も福の神」に通じますね。
縁は大事にしないといけないんですね。