それが、ハンカチノキ。
毎年お見せしているので覚えていますよね。
新宿御苑のハンカチノキが見頃になったというので4/23に撮影に行ってきました。
今年で9年連続の登場になります。
昨年は異常に早くて4月の中旬には見頃となっていたのですが、今年は例年通り、ゴールデンウィーク前に見頃を迎え、ゴールデンウィーク前半まで見られそうです。
ハンカチノキ
オオギリ科 中国の中部から西部だけに自生する落葉性の高木。花びらに見える白い部分は苞(ほう)と呼ばれるもので、ハナミズキやドクダミの白い部分と同じです。その中央にある球状の頭状花序とよばれる部分に、複数の小さな花が集まって咲いています。花は短い枝先から伸びる柄の先にぶら下がってついて、葉とほぼ同時に開きます。
ヒラヒラと風に揺れる姿がハンカチのようなのでハンカチノキと名付けられました。
ひらひら揺れる姿をハトの姿に見立てて英語では鳩の木と呼ばれています。
風にひらひらと揺れているハンカチノキです。
真ん中の花序が咲き始めです。口を尖らせているようにみえるのは花序の中にただ一つだけある雌花です。
実はこの花、雌花期と雄花期があって、咲き始めは雌花期、次に雄花期になります。
自家受粉しないようにずらして咲くんです。
雄花期のハンカチノキです。
ハンカチノキは白いひらひらにだけ目が行きがちですが、構造自体も特徴があって面白いんですよ。
ホオノキやタイサンボクも雄花期・雌花木があるので比べてみると面白いですよ。
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