2014年03月09日

絵本「せかいでいちばんつよい国」

ここ最近、政府の海外に対する軍事的な姿勢が目につきますね。
国の安全のためという口実で一体どこに向かおうとしているのか不安になります。
皆さんはじっくりと考えることが必要でしょう。
今回の絵本・児童書(童話・児童小説)は、せかいじゅうの人びとをしあわせにするためにせかいじゅうをせいふくした、ある大きな国のだいとうりょうのおはなしです。
さて、征服できたのかどうでしょうか。


「せかいでいちばんつよい国」
デビッド・マッキー 作・絵
なかがわ ちひろ 訳
光村教育図書

むかし大きな国がありました。
大きな国の人々は自分達の暮らしが最高の暮らしだと固く信じていました。
「世界中の人々を幸せにするためだ、征服すればわれわれと同じ様にくらせるのだから。」と、大統領は強い兵隊と大砲で次々戦争をしに行きした。
他の国の人々は命がけでたたかいましたが、最後には負けて征服されてしまいました。
そして、最後に残ったのはあまりにも小さいのでほおっておいた国。
ひとつだけ残しておくのもきもちわるいので兵隊を出発。
ところがこの国には兵隊がいません。
小さな国の人々は 大きな国の兵隊たちをお客のように歓迎しました。
戦争をすることがないので兵隊たちは小さな国の人々とおしゃべりをしたり歌を習ったり、仕事を手伝ったりしていました。
大統領は「けしからん!」と兵隊たちを交代させますが・・・
ついには大統領が息子に歌ってあげた子守唄が・・・
さて大きな国はどうしたのでしょう、征服できたのでしょうか。

武器のない国がこんなふうにいられるわけがない!
守るために軍隊は必要だ!
などという最も意見もありますが、武力の愚かさに気が付かない限り心の平和は訪れないのではないでしょうか。

日本は海外から文化的に尊敬されている面が非常に多く、この絵本的な考え方を広めていくには最適の国だと誇っていいと思うのです。
簡単に武器を使えない今の状態が、一番伝えやすい状態だと思うのです。
アジア版NATOだとか、そんなもので影響力を広げるのではない方向性から進めるべきだと思います。
それは時間のかかる道でしょうけど、どんな平和だって一日にしてなりません。
でも、血を流し合って従わせたとしても、恨みを買い、真の平和までの道のりははるかに遠いのです。
一部の政治家や官僚だけが議論しましたなんて姿勢ではなく、国民投票にかけるぐらいの慎重さが必要だと思います。
そのためには日本人が必死に考える必要があります。
これまで力で支配されていた国が現在どうなっているか、よく見て下さい。
積極的平和主義という耳障りの良さそうで危険な言葉に踊らされず、自分でしっかりと調べ、自分の頭で自分の言葉でしっかりと考えて見て下さい。
平和について考える一つの方向性の参考になる絵本だと思います。

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posted by ブドリ at 21:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | .絵本・児童書 ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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