改めてお伝えしますが、菊花壇展は15日までだったのでこれから見に行こうと思われても行われていませんのでご容赦ください。
肥後菊花壇
よしず張りの上家に、肥後菊を3列の互の目に植え込んだ花壇です。
肥後菊は、18世紀末に肥後(熊本)地方で、藩主・細川公が藩政施行にあたり文化政策のひとつとして、栽培が始められ発達した古典菊です。藩外への流出を固く禁じるなど、長い間門外不出の秘花でしたが、藩士・秀島英露が栽培方法や花壇様式の作法を考案した、『養菊指南書』を著し、全国に広まりました。
カーソルを乗せてご覧ください。
野の花火のような質素な肥後菊をカーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。
大菊花壇
菊の代表的な品種のひとつで、花びらが花の中央を包みこむように丸く咲き、手まりのような花形となるのが特徴です。黄・白・紅の順序に、45度の角度で1列1種として植え込んだ花壇です。
配色の美しさが昔の神馬の手綱の模様に似ていることから、このような植え込みの技法を手綱植えと呼ばれる新宿御苑独自の植え方です。
カーソルを乗せて御覧ください。
古来の技術を伝承し、さらに磨きをかけて育てられた菊には形容する言葉が見つからないくらい見事です。
いつ見ても、新宿御苑の菊花壇は芸術です。
まだ見たことのない方は来年になりますが、ぜひご覧ください。
菊のお花見はいいものですよ。
忘れないでね。
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