前回は芸術の秋のような読書の秋をお届けしましたが、今回は哲学の秋?という絵本です。
![]() | りんごかもしれない ヨシタケシンスケ ブロンズ新社 2013-04-17 売り上げランキング : 6823
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「りんごかもしれない」
ヨシタケシンスケ 作
ブロンズ新社
テーブルのうえにりんごがおいてあった。
......でも、......もしかしたら、これはりんごじゃないかもしれない。
このひとつの「りんご」をめぐって、次から次へと繰り広げられる、不思議でユニークな世界。
もしかしたら、おおきなサクランボのいちぶかもしれない。
じつはなにかのたまごかもしれない。
宇宙からおちてきたちいさな星なのかもしれない。
こころがあるのかもしれない。
こんなふうにひとつのリンゴから想像を膨らませていきます。
見方を変えれば、りんごひとつで無限に遊べる。
発想力で楽しく豊かに過ごす方法がぎっしりつまった絵本です。
これってリンゴに限らないってことですよ。
いろいろな物事にはいろいろな見方があるってことを教えてくれているようです。
子供には考える事の楽しさを、読んであげる大人には頭を柔軟にして物事を見ることをわすれてはならないと教えてくれる絵本です。
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りんごといえばニュートンですよね。
ニュートンといえば、小石川植物園にニュートンの林檎の木がありますよ。