2013年06月27日

キキョウとホタルブクロ

今回も皇居東御苑から花・植物写真をお届けします。

毎年のようにキキョウの花をお届けしていますが、今年も登場キキョウの花です。
じっくり見るとキキョウの紫色の宇宙の中に小さな世界が存在してるんですよ。

キキョウの花は雌雄同花ですが、自家受粉を避けるために雌雄異熟という手段を取っています。
自家受粉は、花粉の生産量が少なくても受粉の確実性が高いという利点があるのでが、有害遺伝子が生まれやすいという欠点もあります。そこで、自家受粉を避ける手段をとっているようです。
以前に紹介したホオノキやタイサンボクなどの戦術と同じです。

雄花期のキキョウ花が咲いた頃のキキョウの花です。
雄しべが雌しべにくっついた状態です。
この頃から花粉を放出しています。
アブがやってきて体に花粉をいっぱいくっつけて飛んで行きました。


雄花期末期のキキョウ雄しべの花粉がなくなり、雌しべから離れて枯れました。
そろそろ雌花期に突入する頃です。


雌花期のキキョウ雌しべの柱頭が開いた雌花期です!
雌しべの先端を開いて他の花の花粉をじっと待っています。


これと同じ事がホタルブクロでも見られるんですよ。
釣鐘状にすぼまっている花の中で目立たないけど生き残りのために頑張っているんです。
ホタルブクロ

雄花期のホタルブクロホタルブクロは開花した時には雄しべは雌しべにくっついて花の奥のほうにあって、伸びていく雄しべの周りに花粉をくっつけます。
花の奥の方にある蜜を求めて虫がやってきたときに、虫の体に花粉をつけて運んで貰って、別の花の開いている雌しべの柱頭に花粉を渡してもらう戦術です。


雌花期のホタルブクロ雌しべが成熟すると雌しべの先端が3つにわかれ、虫が花粉を運んできてくれるのをじっと待っています。


宮沢賢治の作品にキキョウは出てきますけど、明け方の空の色や日が暮れて暗くなる空の色などを桔梗色と表現して登場します。
また、ホタルブクロとは出てきませんが、釣鐘草として童話「銀河鉄道の夜」「貝の火」や詩「山の晨明(しんめい)に関する童話風の構想」に登場します。

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